ギャラリー北欧器:Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ) Axel Salto (アクセル・サルト)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)
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ギャラリー北欧器:Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ) Axel Salto (アクセル・サルト)

 

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2017 | 8_21 | Monday

Wilhelm Kageの四足大鉢 shinamono48

ウィルヘルム・コーゲの、Farstaシリーズの逸品たちをご紹介です。こちらはコーゲ王道の作品とも呼べる、高足が施された作品で、かなり大振りで装飾性の高い、堂々たる逸品です。火鉢のような厚い円形の鉢に、広く水平に取った、まるで額縁のような、太い口縁が付いているのが特徴で、その鉢の底には四つの高足が付いております。この足は後から付けたものではなく、この分の高さをフリーベリが轆轤挽きし、削り出しているため、 重量のある鉢部分を、しっかりと支える丈夫なものです。カリカリに焼けた赤茶のレンガのような胎土に、表側は見込み、分厚い口縁の部分に到るまで、放射状にびっしりと搔き落としが入れられ、見込みの底部分には、 円の絵付けが幾重にも描かれております。裏側には四つの高足の周りに、六筋の搔き落としと、白い絵付けが、8つづつ配されており、高足の一つ一つにはFarstaのスタンプが押されております。何か文様に意味が込められているのか、まるで古代遺跡の象形文字を見るような、 不思議な感覚に陥ります。特に表面は幾何学模様で構成された、絵画としても完成されており、飾り皿で立てられても一級品の強さがあります。その上から、澱青釉がトロリと掛けられ、搔き落としと絵付けの凹凸の合間を流れ落ちます。全体は斑紋の現れる緑の表情ですが、所々には鮮やかな青い景色が見て取れ、その幾重にも重なる複雑な表情に、いつまでも眺めてしまいます。大きさも大変に大振りな、堂々たる存在感をしており、1950年代後半に来日した際に、民藝作品の影響も強く受けていると考えられ、最晩年に制作をした優品の一つと思います。状態も大変によろしいものです。

お写真一番上
WK01707_4 ウィルヘルム・コーゲ 
澱青釉四足大鉢  高さ6cm 幅22.7cm  1959年製 (価格はお問い合わせください)

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2017 | 8_4 | Friday

James Loveraのピンク釉碗 shinamono47

アメリカ、カリフォルニアの陶芸家、James Lovera(ジェームス・ロベーラ)の,、手取り良いお茶碗にお使いいただけそうな碗作品です。1990年代の作品です。

前出の鉢と同じご説明となりますが、カリフォルニア出身のロベーラは、大学で彫刻を学んだ後、ナツラー夫妻より作陶を学び、また助手として勤める傍、自らはサンノゼ州立大学の陶芸教授として、またデザインやテキスタイルの教鞭も併せて長年執っておりました。主にナツラー夫妻からの影響と思われる、シンプルなフォルムと釉の作品が多く、プラスチックのような光沢のある肌の作品から、溶岩釉のような荒々しい肌の作品まで、主に二種類の釉を使い分け、作品を制作しておりました。

こちらの碗は、黒に近い鼠色をした土が、碗なりに轆轤引きされ、見込みは蟻地獄のようにすり鉢状に深くなており、高台は胴に比べてぎゅっと小さなものですが、芯とバランスが通っているのか、簡単に転がってしまうことはありません。手取りは大変に軽く、口縁も極薄手で、まるでプラスチックで作られたかのような印象があります。これは当時のカリフォルニアの工場で多く成型されていた最先端の技術でもある、プラスチック製の家具などからインスピレーションを得て、器へと昇華をしたものと思います。全体に淡いピンク釉が掛けられ、その上からは鉄釉が二重掛けされて、見込みの底にはスッと青い流星のような表情が現れております。外側も淡く焼きついたピンク釉が美しく、まるで日本画を見ているような、靄のような柔らかく静かな美しさが秀逸です。お茶碗として手取りが大変によろしく、ちょうど胴のカーブが大変に持ちやすいもので、良いサイズです。状態も大変によろしいものです。

お写真一番上
JL01708_1 ジェームス・ロベーラ ピンク釉碗  
高さ9cm 幅15.5cm  1990年代製 (ご売約)

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