ギャラリー北欧器:Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ) Axel Salto (アクセル・サルト)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)
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ギャラリー北欧器:Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ) Axel Salto (アクセル・サルト)

 

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2018 | 6_13 | Wednesday

Hans J. Wegner(ハンス ウェグナー) Bearchair. AP-Stolen

Hans J. Wegner(ハンス ウェグナー) Bearchair. AP-Stolen

Hans J. Wegner(ハンス ウェグナー) Bearchair. AP-Stolen

Hans J. Wegner(ハンス ウェグナー) Bearchair. AP-Stolen

Hans J. Wegner(ハンス ウェグナー) Bearchair. AP-Stolen

言わずと知れたHans.J.Wegner(ハンス ウェグナー)デザインのベアチェアです。随分と以前にも少しご紹介をいたしましたが、私が北欧デザインというものに、はじめて出会ったのがウェグナーの椅子でして、群馬県の水上にあります、天一美術館に訪れた際、谷と山を見渡す美しいロビーに置かれていた椅子の座り心地に感動をして、色々と調べてみると、それがウェグナーの椅子であったことがきっかけでした(現在、馬喰町の店舗に置いてある赤い椅子です)。それから興味はフィン・ユールへと移りましたが、訪れたお店で座ったこのベアチェアが最も座りやすく、椅子の中では最強であることを知ってから随分と時間が経ってしまいました。フィン・ユールの高騰により、結局今まで買えず仕舞いでしたが、このベアチェアが手元に来ることになって、とうとう念願叶った気がいたします。AP-Stolen社製は、現行品のものよりひと回り小さく、ちょうど日本人にも合うサイズ感が良いもので、どんな座り方をしても心地よい、まさに最高の座り心地を味わうことのできる逸品で、その懐の深さもまたウェグナーらしくもあります。ああ、いいもんだなぁと素直に思わせるウェグナーの椅子は、本当に素晴らしいの一言で、ウェグナーに始まり、ウェグナーに終わる家具の探訪も実に良いものでした。ママベア、ミニベアと並べるとと欲は尽きませんが、椅子はもうこれでいいと思えるこの上ない名品であります。

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2018 | 5_28 | Monday

Axel Salto MASTER OF STONEWARE

Axel Salto MASTER OF STONEWAREアクセル・サルト

Axel Salto MASTER OF STONEWAREアクセル・サルト

Axel Salto MASTER OF STONEWAREアクセル・サルト

Axel Salto MASTER OF STONEWAREアクセル・サルト

Axel Salto MASTER OF STONEWAREアクセル・サルト

デンマークのロイヤルコペンハーゲンに所属をした巨匠、アクセル・サルトの書籍「MASTER OFSTONEWARE」です。昨年のデンマーク陶芸美術館を皮切りに、現在巡回展を行なっているアクセル・サルト展の図録でして、同名のエキシビジョンが2018年10月21日までノルウェーのSORLANDETS KUNSTMUSEUMにて開催中です。サルトを含めて、北欧の陶芸作家はあまり詳細な資料が乏しく、ほとんどが母国語の書籍のため、なかなか作家を知るのが難しいものでしたが、こちらはデンマーク陶芸美術館が研究をした豊富な資料と写真、展覧会出展作品の図版など内容が盛り沢山でして、英語表記なのも有難い、200ページを越えるサルト資料の最新版です。この荒々しいモチーフの起源からサルトの来歴など、今まで謎であった部分も細かく分析されており、当時はロイヤルコペンハーゲン以外にも、様々なアートワークに参加をし、作品を発表していた、売れっ子芸術家であったこともわかります。全ての作品や背景を見ますと、作品の強さとは裏腹に、想像以上にエレガントで美しい作品を生み出す、最高峰の芸術家であると改めまして再確認であります。出展作品の所蔵が個人ではなく、ほとんどがロイヤルコペンハーゲンコレクションでして、近年の評価の高まりから買い戻したのか、ピングオーグレンダール作品も含めたほとんどの作品がロイヤルコペンハーゲコレクションに入っており、高騰に次ぐ高騰のサルト作品の昨今を鑑みても、その意気込みは並々ならもので、サルトへのリスペクトと愛を感じさせます。

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2017 | 12_17 | Sunday

デンマーク・デザイン展

東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館 デンマークデザイン展

東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館 デンマークデザイン展

新宿の東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館で開催中のデンマークデザイン展へ伺ってまいりました。お馴染みのハンス・ウェグナーやフィン・ユールの名品家具たちをはじめ、ポール・ヘニングセンのアーティチョーク照明、ロイヤルコペンハーゲンの陶磁器まで、今では美術品級になってしまった逸品たちが会場に並びます。しかし当時はどれも、北欧の寒く長い冬を、温かで居心地の良い生活をするための日用品として作られたものばかりで、こうして美術館に並ぶ姿を見ますと、当時の知恵とデザイン力の高さを改めて再認識いたしました。会場最後にはウェグナーの椅子を体験するコーナーも。私も元々ウェグナーの椅子に座り、衝撃を受けて北欧の世界に入り込んだ口ですので、やはりその機能性と佇まいの美しさが見事に調和した名品には惚れ惚れいたします。27日までの会期ですので、年の瀬のお忙しい合間の、ホッと一息ついでにぜひ訪れて見てください。

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2017 | 11_11 | Saturday

MATS GUSTAFSON NUDE

MATS GUSTAFSON NUDE マッツ・グスタフソン

スウェーデン出身のアーティスト、マッツ・グスタフソンのエキシビジョンが来週の11月17日(金)より、恵比寿のMA2Galleryさんにて開催とのこと。日本では2012年より5年ぶりとなる個展となりまして、90年代初めの水彩画とドローイングのヌード作品が20点ほど展示されます。VOGUE、Harper's BAZAAR、VISIONAIREなどファッション誌のイラストから、Dior、HERMES、TIFFANY、Yoji Yamamoto、COMME des GARCONS、ESTNATIONといった世界のトップブランドのイメージビジュアルを描いてきたマッツですが、その美意識から、以前より物へのセレクトも話題となり、アトリエや自宅の写真が雑誌などで紹介をされ、インテリア、ファッション、北欧業界の諸先輩方に多くの影響を与えてきた作家でもあります。今回は同時期に、代官山の蔦屋書店にてポスター展とサイン会が、銀座SIXの蔦屋書店ではエドツワキさんナビゲートで、マッツのトークショーも開催をされまして、さらにMA2GalleryとGallery-SIGNさんとのコラボレーションで、MA2Galleryの4階にはプルーベ、ペリアン、ジャンヌレなどの家具が並ぶという、かなり大きなイベントとなりそうでございます。マッツの水彩画の美しさは、フリーベリの透明感や、靄のような雰囲気の釉の表情とも繋がる気がいたしまして、さらにこの度のドローイングは、器たちの曲線にも似たものを感じており、今回はどのような作品と出会えるのかとても楽しみであります。皆様もご興味ございましたらぜひ、お立ち寄りをいただければ幸いでございます。MA2Galleryでの展覧会は12月27日(水)までですが、同時開催のイベント詳細は、MA2GalleryさんのWebページでご覧になってみてくださいませ。

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2017 | 9_14 | Thursday

リサ・ラーソン展 2017 松屋銀座

リサ・ラーソン展 松屋銀座  Lisa Larson

リサ・ラーソン展 松屋銀座  Lisa Larson

ご案内とご招待をいただきまして、昨日13日(水)から25日(月)まで松屋銀座にて開催中の、リサ・ラーソン展へお邪魔して参りました。リサの作品はもちろん、夫のグンナルの作品まで、一堂に約190点ほどの作品が並んでおります。私はリサ作品はほとんど知識がありませんので、これを機会にお勉強をして参りました。展示はリサの人生と共に、時系列に作品たちが並びますが、その中でもリサ自身の手びねりで作られるアトリエ作品は、やはり線や曲線が繊細で、陶芸家というだけではなく、一流の彫刻家であることがよくわかります。私は幾何学文様の施された鉢や壺、さらにお面シリーズがかなり好みでしたが、会場の皆さんはやはり、人や動物ものがお好きなようです。

CHUFFY(チャフィー)リサ・ラーソン  Lisa Larson

CHUFFY(チャフィー)リサ・ラーソン  Lisa Larson

CHUFFY(チャフィー)リサ・ラーソン  Lisa Larson

CHUFFY(チャフィー)リサ・ラーソン  Lisa Larson

CHUFFY(チャフィー)リサ・ラーソン  Lisa Larson

CHUFFY(チャフィー)リサ・ラーソン  Lisa Larson

CHUFFY(チャフィー)リサ・ラーソン  Lisa Larson

展覧会の会場横では沢山のグッズやヴィンテージ作品が購入できますが、下の階の7階のデザインコレクションでは、CHUFFYののりさんが出展されており、展覧会会場よりレアなものや、幻のリサ作品が展示販売されているので、こちらの方が驚きです。買い付けの鬼として仲間内では有名なのりさん、この品数をいつも拝見すると私もまだまだだと強く感じます。北欧ブームの黎明期からお店を始められおり、かなりの大先輩でもあるんです。商品の知識と在庫はいつも膨大であります。

リサ・ラーソン Lisa Larson

現在、ギャラリー北欧器に有りますリサ・ラーソン作品を探して見ますと、このお面が一つだけ。かなり渋好みですが、古写経との相性も良く、リサの創作の奥深さを感じます。アフリカンマスクなどと共に縦に何点か並べて飾りたくなります。

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2017 | 7_18 | Tuesday

Gustavsberg

Gustavsberg(グスタフスベリ)

Gustavsberg(グスタフスベリ)

Gustavsberg(グスタフスベリ)

Gustavsberg(グスタフスベリ)

買い付けで北欧諸国に行って参りましたが、グスタフスベリの博物館にて、ウィルヘルム・コーゲ展が開催中とのことで伺って参りました。現在ストックホルムの国立博物館は改装中で、グスタフスベリ博物館に出張という形でコーゲ展が開催されており、入場も無料になっておりました。ストックホルムからは高速道路を使ってバスで30分ほど。海辺の別荘地が並ぶ美しい港町にグスタフスベリはありまして、ヴィンテージを販売するアンティークショップ、現行品のB品を販売するお店や、カフェ、レストランなども入る大きな観光地になっておりました。

 

Gustavsberg(グスタフスベリ)

Gustavsberg(グスタフスベリ)

土の精錬機の歯車でしょうか。オブジェのようにグスタフスベリ入口に鎮座します。昔はかなり広い敷地に煙突のある窯や工場が数多く点在していたようですが、現在は取り壊されたり、そのままオフィスやカフェ、スーパーが入るなど、随分と様変わりをしております。人口増加により近代的な建物も急ピッチで作られ、当時の面影はだいぶ少なくなってきているようです。

 

Gustavsberg(グスタフスベリ)

Gustavsberg(グスタフスベリ)

大きなレンガ作りの建物の裏手には、当時のスタジオが入っていた建物が残ります。ここに、コーゲをはじめ、ベルント・フリーベリやスティグ・リンドベリ、リサ・ラーソンに到るまで、皆が出入りをしていたと思いますと何とも感慨深いものです。今は扉の鍵が閉まっておりますが、窓ガラスから中を覗きますと、当時の作家たちの息吹が聞こえてきそうで、ワクワクいたします。

 

Gustavsberg(グスタフスベリ)

敷地中央にはグスタフスベリ博物館があります。所蔵作品は40000点以上もあり、1825年の創業から93年工場閉窯の最晩年までの作品たちを一堂に見ることができます。普段は入場料が必要ですが、国立博物館の夏の特別展ということで9月3日まで入場は無料です。

 

Gustavsberg(グスタフスベリ)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)

Gustavsberg(グスタフスベリ)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)

Gustavsberg(グスタフスベリ)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)

本丸のコーゲ展へ。今年はコーゲが「労働者階級のためのディナーサービス」というキャッチコピーで、テーブルウエアを製作し初めて100年の年にあたり、国立博物館が彼の作品を収蔵し始めてからも100年、そしてコーゲがグスタフスベリに来て100年という記念の年だそうで、国を挙げて彼の作品の大回顧展を開催している様子が伺えます。本当はストックホルムの大きな会場で見たかったというのが正直な所ですが、国民やディーラーたちに至るまで、彼への敬意は相当なもので、絶対に見ておいた方が良いと勧められました。希少な作品たちやテーブルウエア、映像に至るまで貴重な品々が並びます。

 

Gustavsberg(グスタフスベリ)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)

Gustavsberg(グスタフスベリ)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)

Gustavsberg(グスタフスベリ)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)

有名なポスターデザイナーだった彼の1910年代の作品たち。その後スウェーデン工芸協会の勧めで、グスタフスベリに移り、アートディレクターに就任します。移籍後当初はデルフトのような軟性陶器に絵付けを施すことから始まりました。

 

Gustavsberg(グスタフスベリ)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)

Gustavsberg(グスタフスベリ)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)

Gustavsberg(グスタフスベリ)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)

Gustavsberg(グスタフスベリ)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)

Gustavsberg(グスタフスベリ)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)

そしてよりフォルムを強調する真っ白な作品のSurrea(スレア)から、釉の色味とフォルムを追求する作品のCintra(シントラ)、さらには陶芸として一点一点を追求したFarsta(ファシュタ)、銀細工を施す工藝の域に到達したArgenta(アルゲンタ)と段階的に制作の探訪が進んで行ったことが伺えます。

 

Gustavsberg(グスタフスベリ)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)

Gustavsberg(グスタフスベリ)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)

Gustavsberg(グスタフスベリ)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)

ファシュタの制作に使用した道具類や釉薬のテストピースも初めて拝見をいたしました。道具がかなり繊細で美しく、そして綺麗に使われており、搔き落としなどの線の細かさが、このような艶やかな道具から生み出されているのかと想像いたしますと思わず感動です。釉薬のテストピースだけでもキリッと締まった緊張感を感じる、まさに作品とも呼べるものでした。フリーベリ以外にも、数名の名工がファシュタの制作に関わっていたようで、皆緊張した当時の様子をコメントしています。ファシュタシリーズの中でも最高峰と呼ばれる、テラ・スピレアを制作するコーゲの顔が何とも楽しそうで、心底嬉しそうなその笑顔はもう誰も止められません。いい写真です。

 

Gustavsberg(グスタフスベリ)

打って変わって、二階はグスタフスベリの創業からの作品たちを一堂に見ることができます。元々はレンガ会社から始まり、王族の食器から、便器や洗面台などの清潔陶器まで、様々なものを作っておりましたが、やはりモダニズム以降の時代が一番隆盛を極めたようです。

 

Gustavsberg(グスタフスベリ)

Gustavsberg(グスタフスベリ)

Gustavsberg(グスタフスベリ)

19世紀末は絵画のような、かなり華やかな作品たちが作られておりました。一つ一つ完全に手作業で行われていたようで、皿に施すための銅版の原型も陳列されております。中にはアルゲンタの原型となったと思われる、緑の器に銀細工が施された作品もあり、こちらの方がコーゲのものより細かく繊細な感じがいたしました。恐らくは王族や裕福な商人たちが使用したものでしょうか。どれも1800年代のものです。

 

清潔陶器の歴史も時系列に知ることができます。木製のものはおそらくは19世紀のトイレでしょうか。ちなみにストックホルムの市立図書館のトイレもグスタフスベリ製でそのロゴマークに少々驚きました。

 

こちらにもコーゲ作品が数多く並んでおりました。コーゲが製作しました、グスタフ国王所蔵の宋時代のコレクションを並べた、国立博物館での展覧会ポスターも見ることができます。1935年から36年まで、スウェーデンの陶芸研究家、ニルス・パームグレンと共にグスタフスベリで中国古陶磁の陶片研究が行われました。彼らの作品の中には中国宋磁のエッセンスがまさに凝縮されております。

 

モダニズムの作家たちのテーブルウエアやスタジオピースが、ほぼ網羅されて並んでおりましたが、やはり外せないのがベルント・フリーベリ作品です。巨大な花器作品から碗作品まで色々と並んでおりますが、やはり注目はミニミニチュアです。サイズ感はお写真ではどうしてもわかりませんが全てミニチュアよりも小さな幻の逸品たちです。ミニミニチュアにも大小様々なサイズがあり、一番手前のティーセットは極小中の極小で、これ以下の大きさは恐らくありません。推定2ミリのミルクジャーには完敗です。奥には磁器に絵柄を施したティーセットもあり、本当に素晴らしいの一言しか出ませんでした。スカンセンの歴史博物館ではドールハウスが並んでおりましたが、その食卓には同じように小さな器たちが並んでおりました。恐らくは西洋のドールハウスの影響がこのミニミニチュアには感じられますが、それを轆轤で作ってしまうフリーベリの技が超絶技巧であります。また北欧の王宮には、一本の象牙から複雑な球体や鎖まで作り込む、至極の至宝が多く所蔵されておりまして、石工やバイキングより受け継がれる彼らの技巧の素晴らしさ、手先の器用さは陶芸へも脈々と受け継がれているようで、その繊細な技は東洋だけではないのだと感服いたしました。

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2017 | 2_16 | Thursday

Nils Palmgren著 Wilhelm Kåge

Nils Palmgren Wilhelm Kåge

スウェーデンの陶芸研究家、ニルス・パームグレン著のWilhelm Kågeです。1953年刊で既に絶版でして、スウェーデンの工芸の父でもあるウィルヘルム・コーゲの生涯をまとめた希少な書籍です。ニルス・パームグレンの来歴は詳しくはわからないのですが、中国古陶磁や朝鮮古陶磁の著名研究家でありコレクターで、氏がコーゲをまとめた書籍を出版したことは、当時大変に名誉でもあったようです。全てスウェーデン語で書かれており、ほとんど読めませんが、かなり豊富な資料と図版があり眺めていても楽しめます。

 

Nils Palmgren Wilhelm KågeNils Palmgren Wilhelm Kåge

コーゲはもともと画家でしたので、油絵作品やデッサン、数々のポスター作品が掲載されています。全ては活躍をした1900年から10年代あたりのものです。カラー図版は別刷りで貼られているのが時代を感じます。

 

Nils Palmgren Wilhelm Kåge

その後、グスタフスベリに招来され、アートディレクターへと就任します。初めはマヨリカ陶器やデルフトのような素地に、絵付けを施す作品がメインだったようです。

 

Nils Palmgren Wilhelm Kåge

1930年代にはベルント・フリーベリが加わり、轆轤の作品レベルが格段に上がります。お写真右上が当時のフリーベリです。エメラルドグリーンの素地に、銀彩の装飾を施すArgenta(アルゲンタ)シリーズの制作をしている写真で、30年代に万博や国際的な展覧会へ出品をして、数多くの賞を受賞しました。

 

Nils Palmgren Wilhelm Kåge

30年代の作品たち。陶芸の一点物シリーズであるFarsta(ファシュタ)シリーズよりもArgenta(アルゲンタ)シリーズが主力だったようで、古代エジプトの壁画や、中国の青銅器などをエッセンスに、独自の感性でミックスした荘厳で神秘的な作品が目を引きます。この時代のファシュタシリーズも同様に緑釉を使ったプリミティブな文様の作品が多く、こちらも大変に美しいものです。

 

Nils Palmgren Wilhelm Kåge

そしてスティグ・リンドベリも参加をし、絵付けの作品を二人で行います。フリーベリも然りでして、このコーゲとの共同作業が、彼らに美の曲線を覚えさせ、後の芸術を生み出す才能を開花させたように思います。

 

Nils Palmgren Wilhelm KågeNils Palmgren Wilhelm Kåge

1945年にはコーゲ、フリーベリ、リンドベリの師弟三人展をNKデパートで開催をします。これはコーゲの出品作を三人で鑑賞する写真。この展覧会時点から三人の作風は一変し、より独自色や芸術色が強くなります。

 

Nils Palmgren Wilhelm Kåge

50年代にはよりオブジェ色が強まり、コーゲの中でも最高傑作たちが数多く生み出されます。フリーベリもミラノトリエンナーレで金賞を立て続けに受賞し、共同作業の精緻さ芸術度は極致に至りました。器には写真には写らない霊性のようなものが備わり、凄まじいオーラを放ちます。もう二度とこのような作品は生まれないと思うと残念ですが、まだまだ手にできるという喜びがあります。改めまして偉大な父、コーゲに感銘であります。

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2017 | 2_7 | Tuesday

「北欧の陶芸とテキスタイル」 京都国立近代美術館コレクション展

「北欧の陶芸とテキスタイル」 京都国立近代美術館コレクション展

京都国立近代美術館に於きまして「茶碗の中の宇宙」樂家一子相伝の芸術展も大盛況でありますが、同時開催のコレクション展にて、「北欧の陶芸とテキスタイル」が開催をされているとの情報をお客様方よりいただきまして、急ぎ伺ってまいりました。

「北欧の陶芸とテキスタイル」 京都国立近代美術館コレクション展「北欧の陶芸とテキスタイル」 京都国立近代美術館コレクション展「北欧の陶芸とテキスタイル」 京都国立近代美術館コレクション展

真ん中に鎮座するのは、大きなベルント・フリーベリやスティグ・リンドベリの花器、そしてサクスボーの柿釉碗で、特にこのサクスボーのお茶碗は、本歌と見紛う美しさと出来の優品です。全て愛知県陶磁美術館にて2013年に開催をされました、モダニズムと民藝 北欧のやきもの展に出展をされた作品たちでして、今回の展示はその出展作品を中心に構成をされており、暫しの時を経た逸品たちとの邂逅に、思わず足が止まり食い入るように見つめます。

 

「北欧の陶芸とテキスタイル」 京都国立近代美術館コレクション展

スウェーデンのシルヴィア・レウショヴィウスの作品たち。60年代のロールストランドの作品で、54年のミラノトリエンナーレでは銀賞を受賞した作家でもあります。女性作家らしい感性で、フィンランドのアラビアアートデパートメントの作家たちとも通じる作風が魅力です。

 

「北欧の陶芸とテキスタイル」 京都国立近代美術館コレクション展

こちらもスウェーデンの作家、ヘルタ・ヒルフォンの60年代のオブジェ作品。ニヒルに微笑む唇です。彼女は北欧ではもっとも権威のある賞、ルニング賞を受賞しています。アメリカンポップアートのようなオブジェ作品も多く、陶芸というよりも彫刻家の様相が強い作家さんです。

 

「北欧の陶芸とテキスタイル」 京都国立近代美術館コレクション展

フィンランドはアラビア社のアラビアアートデパートメント所属作家の作品たちや、ノルウェーの作品たちがずらりと並びます。どれも大きな作品ばかりです。

 

「北欧の陶芸とテキスタイル」 京都国立近代美術館コレクション展

アラビアアートデパートメントに所属の作家、リーサ・ハラマー・ヴィルデンの大皿。美しさと風格が共存し、まるで北欧の寒い夜空を見上げたような独特の釉の表情に、思わず引き込まれる作品です。

 

「北欧の陶芸とテキスタイル」 京都国立近代美術館コレクション展

アラビアアートデパートメントに所属の作家、ライヤ・トゥミの巨大な花器。こんな大きな作品が存在するのも驚きで、2013年の「モダニズムと民藝 北欧のやきもの」展には出展されていなかった、ここでしか見れない希少な作品。マットで凹凸のある複雑な青の表情が魅力です。

 

「北欧の陶芸とテキスタイル」 京都国立近代美術館コレクション展

こちらもアラビアアートデパートメントに所属の作家、フリーベドル・ホルチェル・チェルベリの大皿作品。2013年の「モダニズムと民藝 北欧のやきもの」展には、辰砂釉のような別の大皿が出展されており、こちらの青い大皿作品は初見であります。透き通る氷河を見るような、大変に透明感のある青が美しく、また口縁も極薄手で、まるで薄氷をそのまま持ってきたかの様です。

 

「北欧の陶芸とテキスタイル」 京都国立近代美術館コレクション展

お馴染み、スウェーデンはロールストランド製陶所のアートディレクター、カール・ハリー・スタルハーネの作品たち。中国陶磁器に強く影響を受けた作家で、もともと画家なので自らは作陶を直接しませんでしたが、こちらは展覧会などに出展をする際に、職人と二人三脚で製作をした一点物の陶芸シリーズが並びます。

 

「北欧の陶芸とテキスタイル」 京都国立近代美術館コレクション展

2013年の「モダニズムと民藝 北欧のやきもの」展では、稜線から流れるこの釉に引き込まれた、見事な鉢作品。以外にも大振りな作品でしたが、美しさと存在感が共存しており、何とも良いものです。

 

「北欧の陶芸とテキスタイル」 京都国立近代美術館コレクション展

真っ黒な釉の合間に、深く濃い藍の釉が流れ、コントラストと緊張感がある作品です。まるで夜空の流星のようで、その吸い込まれる感覚にずっと眺めてしまいます。

 

「北欧の陶芸とテキスタイル」 京都国立近代美術館コレクション展

さらに大振りな大皿作品。これも初見の作品でした。ダイナミックに流れる釉が大変に見事であります。

 

「北欧の陶芸とテキスタイル」 京都国立近代美術館コレクション展

テキスタイルは詳しくないのですが、細かくチリチリと縮れた縮緬のような質感と、深く鮮やかな色味が、まるで抽象絵画のようで、独特の佇まいが特徴です。壁で楽しむものでしょうか。さすがにこれはラグとして下に敷けないなと、貧乏根性を感じてしまうところがお粗末様です。

このような北欧陶芸作家たちのコレクションを、日本工芸の代表の地でもあります京都において、50年代〜60年代当時より収蔵しておりました、京都国立近代美術館の眼と造詣の深さはとても面白いものでして、今後も定期的に収蔵品たちを、公の場に公開をしてもらいたいものであります。他にもコレクション展の工芸セクションでは八木一夫の作品も展示されており、60年代モダニズム工芸の逸品たちを楽しむことができます。展示期間のお時間が迫っておりまして恐縮ですが、2月12日(日)までの展示ですので、お近くにお越しの際はぜひご覧になってみてくださいませ。

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2016 | 5_10 | Tuesday

Ib Kofod-Larsenのキャビネット

Ib Kofod-Larsen(イブ・コフォード・ラーセン)

Ib Kofod-Larsen(イブ・コフォード・ラーセン)

Ib Kofod-Larsen(イブ・コフォード・ラーセン)

Ib Kofod-Larsen(イブ・コフォード・ラーセン)

Ib Kofod-Larsen(イブ・コフォード・ラーセン)

デンマークの作家、Ib Kofod-Larsen(イブ・コフォード・ラーセン)の大きなキャビネットです。このキャビネットの、シンプルながらもあまりの美しさに惹かれてしまい、クリスチャン・ヴェデルのソファや小さなキャビネットを下取りに出して、苦心の末、ようやく手元にやってまいりました。イブ・コフォード・ラーセンは、あのエリザベス女王がデンマーク滞在の折に購入した、通称エリザベスチェアをデザインした作家として有名ですが、デンマークのスター作家の中ではやや地味な印象でしょうか。デザインも作家本人と同じく、シンプルで主張のない、静かなものが多いのですが、細かな部分がたいへんに丁寧に、そして論理的に作られ、地味ながらも佇まいに気品が感じられる作品が多いのが特徴と思います。このキャビネットは、ソファやテーブルにも採用されている、宙に浮いたような高い足のデザインが特徴で、ほとんどが精緻な直線で構成をされているところに、ほんの少し曲線の装飾をこの足の部分に施しており、その何でもないわずかな曲線がこのキャビネットの全体を引き締め、美しさの全てを物語っているようです。コンパスと定規だけでピッと引いて、あっという間にデザインしたようなシンプルな構成ですが、他と何が違うのか、この上品さは絵も言わぬ究極の完成度すら感じさせます。当時の素材はローズウッド、チーク、そしてオークで作られてようで、こちらはオーク材と一番カジュアルなものですが、経年変化で少し落ち着いた色味がまた美しく、まるで一本の丸太から作ったように、前面の扉に年輪の木目がビシッと綺麗に揃っているのが、なんとも気持ちのいいものです。これならば天面の器たちもより引き立ちまして、喜んでくれそうです。

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2016 | 1_26 | Tuesday

北欧の工芸-自然が生み出す-

北欧の工芸-自然が生み出す-

北欧の工芸-自然が生み出す-

北欧の工芸-自然が生み出す-

北欧の工芸-自然が生み出す-

北欧の工芸-自然が生み出す-

北欧の工芸-自然が生み出す-

以前「モダニズムと民藝 北欧のやきもの」展にてお世話になりました、愛知県陶磁美術館の学芸員の長久さんのご紹介で、1月9日(土)から皇居東御苑の三の丸尚蔵館にて開催中の「北欧の工芸-自然ナチュラルが生み出す」に伺ってまいりました。明治から昭和の時代にかけて世界各国から皇室へ贈られた美術工芸品の中でも、北欧各国より献上された作品たちが、今回初めてまとまって展示をされております。以前、愛知県陶磁美術館でたいへんに感銘を受けました、ウィルヘルム・コーゲの大きな作品との邂逅の為に訪れたのですが、やはりすべての作品が、その国の代表として贈られた一級品たちですので、その他の作品も目が離せない逸品揃いでありました。初見のカールハリー・スタルハーネの碗の美しさにも驚きましたが、特に図録の表紙にもなっております、ノルウェーの銀製の七宝大皿3点が秀逸でして、これが正直一番心を撃ち抜かれてしまいました。なんとも言えぬ透明感、そして極薄手の作り、精緻な文様、極めてシンプルかつ清廉な優美さで、定窯の薄手の名品を拝見したような、絵も言わぬ陶酔感を味わうことができました。今回の展覧会や図録解説など、長久さんが色々とお手伝いをされたように見受けられますが、長久さんはおそらく日本はもとより、世界で唯一、北欧モダニズム全般を論じることができる貴重なお方でして、愛知県陶磁美術館の紀要、「1950 年代における北欧モダニズムと民藝運動、産業工芸試験所の思想的交流」と、「ベルントフリーベリの陶芸」の二つの論文は、北欧数寄にはまさに必読であります。三の丸尚蔵館は無料にてご覧いただけますので、皇居東御苑の江戸城跡散策の合間にぜひ、お立ち寄りくださいませ。3月6日(日)まで開催をされております。

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2015 | 2_14 | Saturday

Wilhelm KageのFarsta Vase

Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)

Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)

いよいよ来週末からと近づいてまいりました、Bellbet吉祥寺店さんにておこなわれるベルント・フリーベリ展「流線美」でございますが、今回は普段、あまり持ち出しをしないWilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)の作品も同時に展示するところが、今までにないポイントとなっております。改めて作品を精査しておりましたら、こちらのチューリップのような花器は、かなり珍しい作であることがわかりました。以前より同手の作がなく、変なウネリも気になってはおりましたが、どうやらかたちのかたちのカタチさんのブログでご紹介をしております、コーゲのベースと兄弟なのでは?と判明したのであります。カタチさんのお持ちのベースは、ご紹介によりますと、1945年にストックホルムのNKデパートで開催されたコーゲ、リンドベリ、フリーベリの3人による合同展「Att samla keramik」に出品されたものでして、当時の資料写真に同じベースが見て取れ、さらにルーペでカタチさんが確認し、これは間違いなしとご判断をなさったと以前伺いました。何気なくそのブログを拝見しておりますと、なんとその写真に、こちらのチューリップと全く同じものが載っているではありませんか。資料実物を拝見してはおらず、ブログ画面からの推測ではありますが、釉の掛かり方やウネリの雰囲気、さらにこちらのベースの制作年は展覧会と同じ45年製というところを鑑みても、どうも実物と間違いなさそうです。そこから考察してみますと、この不思議なウネリの口は、チューリップを模したコミカルな作ではなく、中国の南宋、北宋時代の耀州窯などの壺に見られる百合口を模した、この時代のコーゲらしい極めて重要な意欲作であることがわかります。意外なところに意外な発見とはあるもので、普段よりぼっ〜と商っていてはいけないなぁと改めまして感じた次第です。こちらの珍しい花器も、もちろん2月20日(金)〜展示予定でございますので、吉祥寺近くにお越しの際は是非、足を運んでいただければ幸いでございます。
(ご売約)

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2014 | 11_28 | Friday

Tapio WirkkalaのSuokurppa

Tapio Wirkkala(タピオ・ウィルカラ)のSuokurppa

Tapio Wirkkala(タピオ・ウィルカラ)のSuokurppa

Tapio Wirkkala(タピオ・ウィルカラ)のSuokurppa

もう11月もあと僅か。先日まで今年も頑張るぞと思っていましたら、あっという間に年の瀬が近づいてまいりました。今回はタピオ・ウィルカラの彫刻作品、Suokurppa(スオクルッパ)をご紹介です。巨匠タピオ作品は、独特の美しさがたいへんに人気で、私も好きな作家の一人ではありますが、普段はあまり扱わず、その理由はとても簡単でして、他にたくさん扱われている方がおられるからであります。これは特に無理をしない商いというのが信条なためですが、こちらのSuokurppaとなりますと、そうは言っておられません。日頃よりお世話になっております、かたちのかたちのかたちさんが以前よりご紹介していた、このSuokurppaは、タピオの銀製品を製作している、フィンランドのKultakeskus Oyという老舗会社製作のものですが、その美しさとは裏腹に数が全くないことでも有名であります。私も5年探してようやく一つ手に入れたというぐらい稀少でして、世界を見渡しても扱う店がまったく無く、プロダクトではなく彫刻として売り出されたせいか、現存数もかなり少ないと思われます。こちらは鳥がステンレスで、台座がガラスのオーソドックスなバージョンで、他にも鳥が銅、銀、台座が銀、天然石など、さまざまな素材のバリエーションが存在しますが、とくにかたちさんの銀と天然石の組み合わせは強烈に珍しく、どんなにお金を払っても手に入らないぐらい稀少かつ貴重な一品でもあります。そもそもSuokurppaとは、沼地などに生息するシギ科の鳥のことで、忍び足で獲物を狙うその一瞬の様をタピオがうまく切り取り、シーンとした緊張感のある静けささえも表現をしております。極めて華奢な足と嘴ですが、しなやかでまるで動き出しそうな芯のあるラインがほんとうに素晴らしく、大自然の生命の力をも感じさせるものです。また、タピオお決まりのガラスの表情も秀逸で、冷たい北欧の湖のような、冷んやりとした温度さえも感じる台座が美しく花を添えます。細かいところを見ておりますと、タピオが粘土などでモデリングしたそのままを型取りして、ポンと作られているような気がいたしまして、まるでついさっき作ったような錯覚を覚えてしまいます。なんでも鑑定団のピンクパンサーのあれに似た、おそ松くんの挿入曲が聞こえてきそうな雰囲気もご愛嬌でしょうか。ソロリソロリと気配を消したシギの躍動感に惚れ惚れいたします。(ご売約)

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2013 | 3_7 | Thursday

Axel Saltoの木版画

Axel Salto(アクセル・サルト)

何とも、いきなり春の陽気になりました。麗らかな良い季節です。今回は久しぶりに登場の、アクセル・サルトの作品です。木版画で刷られたもので、紙は和紙になっております。ギリシャ神話が題材となっておりまして、題名をしっかりメモをしておいたつもりなのですが、紛失してしまい、結局何の神話かわからず仕舞となってしまいました。サルトの木版画と和紙の組み合わせは、1920年代〜30年代の作品ばかり。フランス留学直後の若かりしサルトが、最も多感な時期に作った作品群で、勢いのある力強い作品ばかりです。こちらの版画はさらに珍しく、直筆のペイントが上から施されており、影の部分が強調されて、絶妙な立体感を出しております。大きさが幅60センチほどとかなり大きいので、実は間延びを補完したようにも思うのですが…いやいや、巨匠はすべて計算済みです。他にも同様の手法の作品も残っております。当時の販売タグも付いておりまして200クローネで販売されていたようですから、100年ほど前の貨幣価値に換算しますと、かなり高額であったことが伺えます(金本位制や、第一次世界大戦、恐慌などありましたので正確なことはわかりませんが)。これはすごい!とばかりに写真家の新谷さんご紹介の一流フレーム店にて額装いたしました。

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2012 | 11_21 | Wednesday

森と湖の国 フィンランド・デザイン展

サントリー美術館 森と湖の国 フィンランド・デザイン展

サントリー美術館 森と湖の国 フィンランド・デザイン展

サントリー美術館にて、本日より開催しております「森と湖の国 フィンランド・デザイン」展へ早速行ってまいりました。展覧会ではカイ・フランクのテーブルウエアも展示されておりましたが、フィンランドグラスが構成の中心で、18世紀の希少なグラス作品も紹介されておりました。フィンランドグラスはスウェーデンと比べますとシンプルの極みでして、氷のかけらを拾って来てポンと置いたような、自然の造形物をダイレクトに感じさせる美しさが特徴的。これに比べますと同時期のスウェーデングラスはだいぶ情熱的でしょうか…暑い国の作品にも見えてまいります。アアルトの花瓶は、太い木をくり貫いた木型で作っていたのか!と今更ながらに発見も…。タピオ・ウィルカラ、アルバ・アアルト、カイ・フランク、ティモ・サルパネヴァ、そしてオイバ・トイッカまで、蒼々たるグラスの代表作が目白押しです。私としましてはゴラン・ホンゲルの鎬のグラスが、何ともたまらないものがありました、ほんとうに鎬には弱いのです。グラスの世界に踏み入れると、病魔のように抜け出せなくなるとはよく言ったものですが、陶磁器で片足が抜け出せない私はすでに、グラスも片足突っ込んでおりまして底なし沼に沈みつつあります。こちらの展覧会は1月31日まで開催されておりますので、お近くにお越しの際は、ぜひご覧になってみてください。

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2012 | 4_11 | Wednesday

いよいよ TREES AND ROCKS 土曜日からです

MATS GUSTAFSON

マッツ・グスタフソンのエキシビジョン、TREES AND ROCKS MATS GUSTAFSONがいよいよ今週の土曜日からMA2Galleryさんにてはじまります。会期は5月27日までとたっぷりありますが、マッツの在廊は初日のみ。16時からはトークショーが、そして18時からはレセプションが開催されます。日本の方には僕なんか知られていないよ、などと少々控えめなマッツ発言も出ているそうですので、ぜひ皆様で盛り上げるべく足を運んでいただければと思います。とはいいつつもギャラリーの1階が、ごった返して入れなくなるのではと思っております…。私は自分が入れるのかが心配です。

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2012 | 3_27 | Tuseday

TREES AND ROCKS MATS GUSTAFSON

MATS GUSTAFSON

ファッション、インテリア業界の諸先輩方に多大なる影響を与えてきたアーティスト、マッツ・グスタフソンのエキシビジョンがついに、恵比寿のMA2Galleryさんにて開催です。これはまさに事件です。エルメス、ティファニー、ヨージ ヤマモト、コム デ ギャルソンといった世界のトップコレクションを描いてきたあのマッツ。現在ではエストネーションでイメージヴィジュアル作品を見ることができます。マッツは知る人ぞ知る作家なのか、私が知る限り相当な方々の間で、やかましく言われ続けてきておりました。私も以前、小さなポスターを購入しようとしていたのですが僅差ですべて完売、今考えても悔しくて悔しくて仕方がなく涙をのんだ経験があります。何と言っても水彩の透明感がたまらないのですが、今回は油彩作品もあるそうで、どんな作品が見れるのか楽しみで仕方がありません(もちろん買う事もできるのがすごい!)まるで長谷川等伯が現代のスウェーデン人に生まれ変わってしまったが如く、空に消えていってしまいそうなその筆使いをぜひ堪能してみてください。初日の14日(土)は何と相棒のテッド・ミューリンとともにマッツが来日とのこと。これはバス通りが恵比寿駅に向かって行列になるかもしれません。

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2012 | 3_13 | Tuseday

Axel Salto (アクセル・サルト)Det brændende nu

Axel Salto (アクセル・サルト)

Axel Salto (アクセル・サルト)

Axel Salto (アクセル・サルト)

サルト好きなら定番の本、Det brændende nuです(何て読むのかわかりません)。直訳は”今燃えて”。1989年にデンマークのコペンハーゲンで開かれた、アクセル・サルトの大規模なエキシビジョンの名前でして、その時のカタログがこちらのようです。中身はデンマーク語ばかりで解読は難解を極めますが、写真はたいへん多く、ロイヤルコペンハーゲン時代以外のサイン表記も記されているので、まさにサルト好きのバイブル的な本です。以前ご紹介した世界に数冊しかないリトグラフの本は、こちらの本と同じ名前だったので間違えて手に入れてしまったものです。サルトは今燃えてという言葉が好きだったのでしょうか…しかしながら、どちらも希少なものであることに変わりはありません。ちなみに真ん中の青い壺のお写真は、サルトの初期作品でBing & Grondahl窯に在籍時のものです。窯の影響からか東洋的な影響ががまだ見え隠れしていますが、早くからかなり飛ばしているなぁと。このムンムンとした怪しさは、工芸ではなくまさしく唯一無二のアート作品であります。(ご売約)

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2012 | 3_5 | Monday

Kristian Vedel(クリスチャン・ヴェデル)の椅子 その2

Kristian Vedel(クリスチャン・ヴェデル)

Kristian Vedel(クリスチャン・ヴェデル)

以前にもご紹介しました、Kristian Vedel(クリスチャン・ヴェデル)の椅子、Modusシリーズです。工房はSøren Willadsenでナナ・ディチェルやフィン・ユールの作品も手がけた、上品さが専門のようなところ。何のご縁か、新しくガラステーブルが仲間入りしました。このModusシリーズはユニット方式になっておりまして、この四角い形でオットマンやらダイニングチェアに至るまで、ありとあらゆるものがデザインされております。しかもこのローズウッドの曲線がたいへん合理的で、円形の天板をのせてテーブルにしたり、連続すると波模様になり部屋全体に何ともいえないエレガントさをもたらしてくれます。ちなみに後ろにかかっているポスターの絵は、マッツ・グスタフソンによるもの。4月に恵比寿でエキシビジョンがあるそうで何とも楽しみであります。(ご売約)

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2011 | 11_5 | Saturday

Axel Saltoのリトグラフ

Axel Salto (アクセル・サルト)

器のデッサンをモチーフにした、アクセル・サルトのリトグラフです。サルトはフリーベリやコーゲとは違って芸術家でもあり彫刻家で、工芸を極めるといった立ち位置ではありませんでした。37年のパリ万博でグランプリ、51年のミラノトリエンナーレでもグランプリをとっているので、陶器や彫刻、絵画といった芸術の中でもその時代の頂点に君臨した美術家でもあります。グナー・ニールンドとはキャリアスタートから途中まで行動を共にしており、ニールンド自身もこちらよりの作家であったと推測できます。ボコボコとした花器は穴が空いており、使えなくもありませんがあれは完全なるオブジェ。自然の雄大さや厳しさを、独自の視点で切り取ったアート作品に他なりません。その作品のなかでも最も巨大で、美しく、頂点に君臨するのがこのデッサンの器。サルトのリトグラフや木版画は、バンビやら自然の造形の作品を良く見かけるのですが、デッサンのものは数が少ないようでナンバーリングも24/30です。しかしこの筋肉のような器、実際は一体いくらするのでしょうか?アメリカの超高級ディラーで軽く1千万を越えてくる可能性も…。何とも恐ろしい話です。
(ご売約)

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2011 | 10_23 | Sunday

gallery & select shop noma

gallery & select shop noma

gallery & select shop noma

gallery & select shop noma

京都の岡崎に、北欧デザインを中心としたセレクトショップnomaさんがオープンいたしまして、20日のオープニングにお邪魔してまいりました。京都市美術館の建物と、琵琶湖疎水を眺めることのできる美しい通り沿いにありまして、何とも落ち着いた穏やかな雰囲気。味のあるチークが美しい、ウェグナーの家具たちで統一された空間で、カールハリー・スタルハンやパルシュスのアートピース、カイ・フランクのグラス、グーテンベルクの活版印刷やジュエリーにいたるまで、奥が深く研ぎすまされたアイテムが楽しめます。オーナーの今村さんが今まで蒐集をしてきた逸品の数々を、惜しみなく販売しているとのこと。カフェも併設されるとのことで、美術館の散策に疲れた時にも気軽に立ち寄れます。関西でもなかなかこの品揃えは無いと思いますので、お近くにお越しの際はぜひ、お立ち寄りください。

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2011 | 6_19 | Sunday

Finn Juhl(フィン・ユール)のチークボウル 2

Finn Juhl(フィン・ユール)

Finn Juhl(フィン・ユール)

Finn Juhl(フィン・ユール)

以前にもご紹介しましたFinn Juhl(フィン・ユール)デザインのチークボウルで、カイ・ボイセン工房の制作です。今回は中サイズのもので、小さい作品と比べましても、チークの木目の美しさは雲泥の差、サイズによってチークを使い分けていたのでしょうか。三つのちいさい足の部分は轆轤に固定した際の、「穴」の部分なのだそうです。粘土をこねて形作るのとは逆に、余分なものをそぎ落として究極まで削るというのは、本当に一度しか出来ない真剣勝負。その技に、何ともロマンを感じます。さらにカイ・ボイセンのチークボウルを知りたいという方は、毎度ため息の出るコレクションのカタチさんのブログをご覧いただければすべてのサイズがわかります。(ご売約)

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2011 | 5_29 | Sunday

果実の貯金箱

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)

100年ほど前のものと言われている貯金箱です。洋梨とプラムでしょうか、大きさも実物と同じぐらいあります。当時、ウィルヘルム・コーゲが作ったグスタフスベリ製の洋梨型のシェーカーがありまして、北欧では果物フォルムが流行っていたのでしょうか?こちらの貯金箱は細部の造詣から、ペイントに至るまで本物そっくりに作られておりまして、ただならぬ人が作ったような気がしております。コーゲの洋梨シェーカーに作りがそっくりなので、まさかコーゲ作なのか?と答えの無い想いを馳せています。実はこの貯金箱は陶器なので、何も気にせず水洗いをしましたら、何とこの艶と色が落ちてしまいました。とくに洋梨はレモンイエローに…。なんたる失敗でしょうか、妖婉さがとれて天使のようないい子になってしまいました。何でも洗えばいいというものではございません。残念…。(ご売約)

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2011 | 5_12 | Thursday

Richard Lindhのフラワーポッド

Richard Lindh(リカルト・リンド)

フィンランドのARABIA社に1955年から在籍しました作家、Richard Lindh(リカルト・リンド)のフラワーポッドです。夫人のFrancesca Lindhも陶芸家で、お二人で作家活動をすることも多かったようです。リカルトはテーブルウエアからアート作品まで手がけておりまして、フィンランド独特の繊細なフォルムと自然に溶け込むような釉薬、絵画のような象嵌模様など、なかなか目を見張るものがあります。そのリカルトがデザインした1965年作のフラワーポッドがこちら。 今まで見かけてはいたのですが、どうもシンプルすぎてなかなか買うまでには至りませんでした。使うとわかるその良さとはこのことで、室内で水をあげても二層の皿がたっぷりと受け止めてくれて、しかも水が見えないので見苦しくない。そのシンプルさは植物を立たせるためだったのかぁと納得の作品です。室内で使える美しい植木鉢はArchitectural Potteryぐらいかと思っていましたが、北欧もなかなかやります。

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2011 | 5_8 | Sunday

吹きグラスのタンブラー

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)

100年ほど前のスウェーデン製の吹きグラスです。ガラスはゆらゆらとした表情で、所々気泡も混じっています。形も同じものは二つと無く、そのゆがみがまたよい景色。誰かがデザインしたわけではありませんが、作り手のあたたかさが100年たった今でも伝わります。とても軽くそして薄く、口当たりは、今まで感じたことの無いやさしさで、飲み物がよりおいしくなる錯覚にさえ陥ります。急に暑くなってまいりましたので、ビールのお共にも最適かと。

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2011 | 4_29 | Friday

SEVERAL WHITE 白いテーブルウェア展

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)

Elephant*で本日より開催中の白いテーブルウエア展へお邪魔してまいりました。スティッグ・リンドベリとカイ・フランクを中心に、白一色のテーブルウエアたちが一堂に会しております。私も以前こちらのブログにてご紹介した、リンドベリの白い角皿3種をご提供しております。白い器が美しいのはもちろんですが、その数は本当に少なく、これだけ集めるのは至難の業であるということを、私がいくら言っても、所詮説得力はありません。それをそっけなく販売しているElephant*がすごい。現在の機械化をすれば、いとも容易くつくることができる白い器を、当時は工場制手工業のようにして職人たちが作り上げたその魂にも敬意を表したいと思います。白は嘘がつけない分、デザイン力やフォルムの美しさが要求されます。職人たちの本気の度合いや息吹を、ひしひしと器たちから感じる事ができます。ゴールデンウィーク期間の5月8日まで開催中ですので、お近くにお越しの際はぜひ足を運んでみてください。

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2011 | 4_21 | Thursday

チークのサービングトレイ

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)

スウェーデンのARYとRAINBOWのサービングトレイです。プライウッドで作られた、とても薄くて吹けば飛んで行ってしまいそうなトレイたち。しかし立ち上がりの曲線は、なんとも美しいラインとなっていて、用の美とはまさしくこれかと感じます。イームズのプライウッドチェアにも代表されるように、ミッドセンチュリー期の美しいデザインにはこの技術が多用されており、合板を蒸気でプレスしているようです。木の形を自在に変えてしまうなんて、今でもすごいなぁとつくづく感心してしまいます。酒器にはよいお盆をということで探していましたら、うまい具合にまんまるの形が見つかりました。宮城の一の蔵酒造でも製造が再開しましたし、福島や岩手もよい銘柄がありますので、ぜひこのお盆で楽しんでみたいと思います。

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2011 | 2_9 | Wednesday

Berndt FribergのStengods Gustavsberg

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)北欧器

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)のStengods Gustsvsbergです。こちらの冊子は1979年にストックホルム国立美術館で開催された、フリーベリのエキシビジョン用に発行されたパンフレットのようなもの。高台に刻まれる年代サインの一覧や、釉薬のテストピースのカラー写真、バイオグラフィーまで冊子と言いつつも見応えは十分。フリーベリの専門誌はKERAMIKERとこちらの2冊しかなく、今となっては大変貴重な資料でもあります。フリーベリ好きには常に携帯したいマストアイテムなのですが、私の手元には今は無く、なんだか落ち着かない日々を過ごしております。

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2011 | 2_2 | Wednesday

レ・クリントのフロアランプ

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)

レ・クリントという名前で、ビンテージのものを購入したのですが、謎が多いこちらのフロアランプ。ご存知の方も多いと思いますが、レ・クリントは日本の折り紙にヒントを得て、特殊プラスチックを折り込み、手作りシェードを生み出したデンマークのメーカーです。そのシェードは水洗いもできるという美しさと機能性も完備した優れものです。1940年代からの資料を見てみると、どれもスタンド部分がエレガントなものばかりで、写真のようなシンプルなものは全く見当たりません。しかし、底をひっくり返すと赤いフエルト地に小さくle klintのロゴシールが貼られています。スタンドにはやや錆もあり、初期に日本に入ってきてヤマギワ等で売られたものでしょうか?シェードはレ・クリントで間違いありませんが、やや使用感たっぷりでひん曲がってきております…。でも暖かい光を放つ力は健在です。

 

追伸


本年よりブログ項目を二つ追加してまいります。ひとつはNote。北欧器の器や作家を、一つ一つ掘り下げて、よりマニアックに考察をしていきたいと思います。勝手な見解も入れていきますので、詳しい方はいろいろ教えてください。もうひとつはMoru。生活の中でアートピースの器を使ってみようという企画です。 日本人として生まれてきたならば、飾るだけではもったいない。おもてなしでの使い方をご提案してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

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2010 | 10_24 | Sunday

SIGNE PERSSON-MELIN exhibition "clay and glass works"

SIGNE PERSSON-MELIN

SIGNE PERSSON-MELIN

SIGNE PERSSON-MELIN

Elephant*で開催中のシグネ・ペーション・メリン展へ。私はこの作家には疎く、よくわからないので、お勉強をして参りました。初期の土器のような風合いの作品から、ボダ社などで制作されたガラス作品まで、普段使いすることができる暖かみのある作品ばかりです。民藝からはじまり、バーナード・リーチ、ルーシー・リーへの造詣が深いようで、自らの作風に吸収し独自の世界を作り上げています。何とこれだけの作品を集めるのに3年もかかったそうで、希少価値はもちろんですが、いいものなので、スウェーデンでも多くの人が手放さないのかなぁと。確かに底面が完璧なまでに美しく、丁寧な仕事にほれぼれします。メリンの夫、ジョン・メリンも世界的に有名なグラフィックデザイナーで、彼の制作したパッケージや装丁、ポスターなども見ることができて、貴重な体験ができます。

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2010 | 10_10 | Sunday

ベルント・フリーベリの新聞記事

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)

Berndt Friberg KERAMIKER という本を購入して中をめくっていますと、何やらヒラリと舞い落ちたので、広げてみるとびっくりな物が挟まっておりました。1969年当時のスウェーデンの新聞記事で、セラミックハイカルチャーなる見出しでフリーベリが紹介されております。二つは違う新聞なのですが写真の服装は同じ。ミニチュアのケースを前に何かを語っているご様子です。そもそも新聞記事を挟んで保存しておくなんて、当時から熱狂的なコレクターが存在した証でもあります。西洋の方々は、日本人のように器を愛でる為に購入する習慣がございませんので、それがハイカルチャーとして紹介されているのはとても興味深いと思います。 私のもとにこの記事が来るなんて何とも感慨深くもあります。

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2010 | 9_29 | Wednesday

Tom Steppのカンファレンスチェア

Tom Stepp

Tom Stepp(トム・ステップ)のカンファレンスチェアです。デンマークの名門家具メーカー、フレデシア社製です。トム・ステップは注目されている現代作家の一人で、1979年デンマーク王立芸術アカデミー建築学科を卒業しており、 大工、建築技術者、建設者、デザイナーという複数の肩書きを持っています。職人肌なのに芸術もわかるという、アーティストにとって重要な素質をもっているのです。1992年にはスカンジナビアン・ファニチャー賞など数々の賞を受賞している実力者でもあります。こちらのカンファレンスチェアは、もちろん名前の通り、長い会議に耐えられる座り心地になっておりまして、普段のパソコン作業に大活躍しています。足のスチール部分は機械ではなく丁寧に溶接した跡がありまして、こんな太いものを職人が一つ一つ曲げて、つなげたんだなとわかる作りに。何と言いましょうか、「金属アート」のような足になっているところが凄すぎます。恐るべしデンマークの職人魂。

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2010 | 9_17 | Friday

rihimaki cut glass vase 

rihimaki

この美しいカットが施されたベースは、リーヒマキのグラス。いつも大変お世話になっている、かたちのかたちのカタチさんからのいただきものです。磨き上げられた台座は、銀でできておりましてタピオ・ウィルカラの銀作品を制作しておりますHopeakeskus社が作っております(ものすごく小さな刻印があります。それがまたかっこいい)。底面は細かく溶接をした跡があり、職人が一つ一つ丁寧に作り上げたのだろうなぁとしみじみ感じることができます。このリーヒマキについては私はあまり詳しくないので、ぜひカタチさんのブログにて詳細をご覧ください。こちらのグラスは何と、ヤフオクにて落札されたのだとか。誰も買わないなら買ってしまえということで落札したとのこと。見ている人は見ていますね。良い物は勉強しないと通り過ぎていってしまうのだなぁだと、改めて実感いたしました。

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2010 | 8_29 | Sunday

Erik Hoglund exhibition 2010 "Fran Boda till Tokyo"

Erik Hoglund

Erik Hoglund

Erik Hoglund

表参道のElephant*でおこなわれているエリック・ホグランのエキシビジョン、Erik Hoglund exhibition 2010 "Fran Boda till Tokyo" へお邪魔してきました。今回いちばん目を引きましたのは写真の赤いグラスシリーズです。ガラスの中の気泡がまるで生をもっているかのように、グラスに力強さと美しさを与えていて、赤色の反射と相まってすばらしい景色を完成させています。その他にもなかなか見ることのできない、ホグランデザインのハンガーなど珍品もありまして、見応え十分です。売約済みでも展示期間中はすべての作品が飾られております。これだけのホグラン作品を一度に見る事ができる機会は滅多にありませんので、お近くにお越しの際は是非、足を運んでみてください。しかしガラスは本当に魅力的です。すばらしい。

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2010 | 8_4 | Wednesday

Wilhelm Kåge(ウィルヘルム・コーゲ)の習作

Wilhelm Kåge(ウィルヘルム・コーゲ)

Wilhelm Kåge(ウィルヘルム・コーゲ)の直筆でArgentaシリーズのための習作です。Argentaシリーズはエメラルドグリーンの器に、神話や物語などを題材とした絵柄が銀彩で施された大変美しいシリーズです。もともとコーゲは画家なので、ポスターデザイナーとしてグスタフスベリ窯に入社しました。今でも直筆のペン画や油絵、制作したポスターがたまに出てくることがあります。習作といえどもやはり画家、線は美しく引かれております。(ご売約)

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2010 | 7_30 | Friday

Finn Juhl(フィン・ユール)のチークボウル

Finn Juhl(フィン・ユール)

Finn Juhl(フィン・ユール)のチークボウルで、カイ・ボイセン制作です。とっても有名なこちらのチークボウル。超特大のものから手のひらサイズまで、大きさや形がいくつかありますが、こちらは最も小さなモデルです。小さいといえども曲線の美しさは圧倒的。一つ置いただけでぐぐぐっと空間の集中力が増してしまいます。大きなチークを乾燥させてここまでの大きさに凝縮していますので、密度の違いは素人の私でも感じる事ができます。フルーツだと大きすぎるのでナッツ等をいれて楽しむと最高かなぁと。 私はフィン・ユールに憧れて北欧の世界に嵌ってしまった一人ですから、いつかは45番を…と思いつつも、なかなか手が出ずに今日に至ります。フィン・ユールと聞くとどうも色めき立ってしまいます。(ご売約)

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2010 | 7_25 | Sunday

Kristian Vedel(クリスチャン・ヴェデル)の椅子

Kristian Vedel(クリスチャン・ヴェデル)

Kristian Vedel(クリスチャン・ヴェデル)の椅子です。ローズウッドとブラックレザーで作られておりまして、この他に肘掛けのないものや同じ大きさのテーブルもあります。組み合わせ次第でずら〜っと部屋全体に並べることができますので、ものすごい贅沢なユニット家具といったところでしょうか。ローズウッドの使用に制限のなかった1963年のデザインです。ずいぶん前にデッドストックの状態で購入しましたので、50年ほど経って新品同様で手に入れたということです。しかし気のせいかこの椅子が来てからなんだか部屋の雰囲気が変わったような…。誰かがついてきてしまったのか、とにかくデッドストックというのが気にかかります…。こまめに外に出して日の光に当てていましたら最近はおかしな現象はなくなりました。ヴィンテージというのは、そういうお祓いが大事かもしれませんね。ちなみにクリスチャン・ヴェデルは1923年デンマーク生まれ。バウハウスに影響を受けデンマーク家具の父 コーア・クリント(Kaare Klint)に学んだため、人間工学や機能主義を強く意識したデザインが多いようです。子供用家具のデザインでは、ミラノトリエンナーレ金賞やルニング賞などを受賞しています。(ご売約)

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2010 | 6_28 | Monday

Timo Sarpaneva(ティモ・サルパネヴァ)iライン

Timo Sarpaneva(ティモ・サルパネヴァ)

Timo Sarpaneva(ティモ・サルパネヴァ)

Timo Sarpaneva(ティモ・サルパネヴァ)のiラインと呼ばれるシリーズのグラスです。アートグラスとプロダクトの中間に位置づけられた作品で1956年に発表されました。こちらの鳥のような形以外にもコップやボウルのようなものがあり、赤や黄色など様々なカラーがあります。手吹きガラスのためとても薄く、セロファンで遊んだ時のように色の重なりが楽しめます。サルパネヴァはヘルシンキ生まれで、1950年にイッタラ社に入社。はじめはテキスタイルデザイナーでしたが、後にグラスに転向し名作を次々に発表しました。写真2枚目の左側もサルパネヴァの作品で、キャンドルホルダーです。グラス達は本当に窓際がよく似合います。透明感と光の反射をよく考えて作られているのだなぁとつくづく感じます。(ご売約)

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2010 | 6_15 | Tuesday

カールハンセン&サン CH52 Hans.J.Wegner(ハンス ウェグナー)

Hans.J.Wegner(ハンス ウェグナー)

カールハンセン&サン社のCH52、イギリスのシェーカーチェアから発想したシリーズの一つで、言わずと知れたHans.J.Wegner(ハンス ウェグナー)デザインです。現行品かと思っていましたが、現在は廃盤となっているようです。北欧デザインのことを全く知らなかった私が、はじめて出会った北欧の椅子です。群馬県の水上にあります、天一美術館に訪れた際、谷と山を見渡す美しいロビーにこの椅子が何脚も置かれておりまして、何気なく座った私はびっくり仰天してしまいました。尻が椅子に吸い付くようで、立ち上がれなくなってしまったのです。椅子の底を見てみると、何とか&サン?の文字。チンプンカンプンのまま美術館を後にしましたが、その座り心地とシンプルで美しいフォルムが頭から離れず、帰宅後に調べに調べ、それがウェグナーの椅子であることをつきとめました。当時はまだ原油、資源高騰の値上がり前でしたが、現行品で15万円ほど。どうしても欲しくて月賦で購入をしてしまいました。その結果、ウェグナーという巨匠の凄さを自腹と体で感じ、北欧デザインにのめり込んでいくことになりました。

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2010 | 6_8 | Tuseday

Georg Jensen(ジョージ ジャンセン)クォーク ジャグ

Georg Jensen(ジョージ ジャンセン)

Georg Jensen(ジョージ ジャンセン)のクォーク ジャグです。デザインは Maria Berntsen(マリア バーンセン)という方。小鳥のようなかわいらしいフォルムと流れるラインがとても美しく、さすがジョージ ジャンセンと言えるものだと思います。ジョージ ジャンセンはデンマークとスウェーデン王室御用達メーカーで、もともと銀の工房として設立されました。こちらは現行品ですが、プラスチックとはいえ、口や取っ手の部分に銀工房の誇りのが見て取れます。以前、今は撤退してしまったカルフールというフランス系列のスーパーにて、ひっそりセール品として置かれていたのを見て、あっ!これは!と思い購入しました。風邪で高熱が出たときなど、起きられない私を助けてくれた、かわいいやつです。

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2010 | 5_15 | Saturday

Erik Hoglund (エリック・ホグラン)のキャンドルスタンド

Erik Hoglund (エリック・ホグラン)

Erik Hoglund (エリック・ホグラン)

青空によく映える美しいガラスのオブジェ。Erik Hoglund (エリック・ホグラン)のキャンドルスタンドです。ホグランはストックホルムのKonstfack(現在の国立芸術工芸デザイン大学)で彫刻を学んだ後、1953年から1973年までBODA社でデザイナーとして活躍しました。1957年には北欧デザインで最も権威のあるルニング賞を受賞。25歳での受賞は、ハンス・ウェグナー、タピオ・ウィルッカラ、カイ・フランク、ティモ・サルパネヴァなどの中で最年少とのことです。
こちらのキャンドルスタンドは、力強いプリミティブな装飾ガラスのオブジェと、エレガントな黒いアイアンスタンドが美しく調和していまして、その佇まいは高貴なオーラすら感じさせてくれます。かのルイスバラガン邸にも飾られているとか。当時はオーダーメイドで、すべて職人の手作りだったため、すべての作品が一点もの。ガラスの顔のオブジェはもちろん、アイアンスタンドもすべて作り込みや表情が違います。キャンドルスタンド以外にもホグランの作品は美しいものばかりで、窓際などに並べて飾るとその輝きが水面のように揺らめき、言葉にはできない感動を与えてくれます。
ホグランについて詳しいことや他の作品を見たいという方はElephant*までお問い合わせください。日本でこれだけのホグランを扱うお店は他にはありませんので、わからないことは何でも聞いてしまいましょう。

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2010 | 4_30 |Friday

Axel Salto(アクセル・サルト)DET BRAENDENDE NE

Axel Salto(アクセル・サルト)

Axel Salto(アクセル・サルト)

ギャラリー北欧器:Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ) Axel Salto (アクセル・サルト)

こちらの本はAxel Salto(アクセル・サルト)のわずか20ページのリトグラフ本です。日付は1938年の1月9日とあります。木目調の装丁はよくみると点描にて手書きです(サルトが書いたのでしょうか?)。本当は同じ名前のサルトエキシビジョンの本を購入したつもりでしたが、完全に間違って購入したようで、薄っぺらいのに2ヶ月もかかりようやく到着。到着後に間違ったことに気がつきまして、待ったのにこれかぁとがっかりしていました。しかし詳しく調べていると、なんとこちらの本は世界に25冊しか存在しないことが判明。しかもサルトが書いたような鉛筆書きの日付と値段も入っておりまして、大興奮です。海外の古本屋さんでは数万円にて取引されているようですが、幸運なことに私はランチ価格で手に入れてしまいました。たまにはいいこともあるものです。(ご売約)

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2010 | 3_21 | Monday

ISAMU NOGUCHI akari

ギャラリー北欧器:Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ) Axel Salto (アクセル・サルト)

もはや皆さんご存知のISAMU NOGUCHIのakariシリーズ。お値段もお手頃なのに繊細で美しいフォルムを楽しめるデザインの良品です。日本のごく普通のマンションには、北欧の家具は少々似合わないこともありますが、ISAMU NOGUCHIのように和を感じるモダンデザインを取り入れますと、お互いをつないでくれるよい橋渡し役になってくれます。ぷっくり行灯に細い足の緊張感がたまりません。

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2010 | 3_01 | Monday

Ole Wanscher(オーレ・ヴァンシャー)イージーチェアwithオットマン

ギャラリー北欧器:Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ) Axel Salto (アクセル・サルト)

こちらのざっくりとしたファブリックのイージーチェアは
デンマークのデザイナーOle Wanscher(オーレ・ヴァンシャー)1903-1985のもの。

日本ではマニアックなお方ですが、本国デンマークでは、とても有名なようです。みんなで愛称込めてヴァンシャー先生と呼んでいます。No.149というローズウッドと革の美しいチェアが大変有名で、ご覧になったことがある方も多いと思います。ヴァンシャー作のチェアはP.イェッペセン社にて現在も現役で制作されていますが、そのうちの一つがこのざっくりファブリックのイージーチェア。太いチークを職人の手により削りだし、エレガントな曲線を作り上げています。体を包み込むような座り心地は 普段使いに大変良いです。テレビが見やすいのもお気に入りです。

しかしけっこう重いのでぎっくり腰をしたことも…
イームズがもてはやされたのも頷けます。

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2010 | 2_27 | Saturday

Axel Salto(アクセル・サルト)のリトグラフ

ギャラリー北欧器:Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ) Axel Salto (アクセル・サルト)

ギャラリー北欧器:Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ) Axel Salto (アクセル・サルト)

ギャラリー北欧器:Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ) Axel Salto (アクセル・サルト)

デンマークのデザイナー、 Axel Salto(アクセル・サルト)のリトグラフです。
サルトは陶芸作品以外にも 版画や絵本などのグラフィックデザイン、テキスタイルの作品も大変有名です。デンマークの現代アーティストの自宅にもさりげなくサルトのリトグラフやら タペストリーが飾られていたりします。

1925年パリ万博ではシルバーメダルを獲得、
1937年パリ万博でグランプリ、
51年ミラノトリエンナーレでグランプリを受賞。
とすばらしい受賞歴。しかし、お値段もすばらしい価格です。

近頃、サルトの器の価格高騰がとんでもないことに…。リーマンショック以降も上がり続けており、もはや手に入らない状態になりつつあります。写真のリトグラフは 美しく経年変色したチークフレームの3点セットで手に入れました。ざっくりとした線がサルトの特徴で、シンプルですが力強く、被写体の美しいラインをよく捉えて描かれています。

ちなみに、サルトの器をもっと見てみたい!という方は カタチさんの運営するブログにてサルトの作品を堪能できます。 おそらく日本で一番のサルトコレクターだと思われます。僕のコレクションでは絶対に追い越すことはできません。 (ご売約)

かたちのかたち

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