ギャラリー北欧器:Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ) Axel Salto (アクセル・サルト)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)
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ギャラリー北欧器:Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ) Axel Salto (アクセル・サルト)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)
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ギャラリー北欧器:Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ) Axel Salto (アクセル・サルト)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)

 

ギャラリー北欧器:Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ) Axel Salto (アクセル・サルト)

 

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2016 | 6_9 | Friday

芸術新潮 2016年6月号

芸術新潮 2016年6月号

本のご紹介が続きますが、耳寄りな情報をいただきましたのでご容赦ください。今月の芸術新潮 2016年 06 月号 にて、武者小路千家15代家元後嗣の千宗屋さんが連載中の「飲みたい茶碗、点てたい茶碗」というコーナーで、ベルント・フリーベリの見立てのお茶碗をご紹介されておられます。初めての出会いのエピソードや、お茶碗として見立てる経緯、どのようにフリーベリ作品の美しさを捉えていらっしゃるのか等々、 なんとも良いお話をされておりまして、宗屋さんにそう言われてしまうとふぅ〜っと虜になってしまい、心に染み入るような説得力がございまして、改めてフリーベリの良さを実感いたしました。この連載コーナーの書籍化も望まれますが、どのようなフリーベリ作品をご紹介なのか、どのようなお話なのかは是非、お買い上げになってご覧になってくださいませ。
また、いつもお世話になっております、ヒロミチナカノの中野さんのインスタグラムでも、フリーベリの器たちを日々ご紹介いただいておりまして、こちらも大変に有難い限りであります。扱いました品物は我が子のように思っておりますので、こうしてご愛玩をいただきますと本当に嬉しいものです。フリーベリの他にも、古美術品や仏教美術にも花を活けられたりと、ファッションだけに留まらない、中野さんの美の見立てが要所要所に登場をいたしまして、その瞬間の美の切り取り方は中野さんの真髄のようで、本当に楽しくも勉強になっております。こちらも皆様是非、ご覧になってみてくださいませ。
方々で取り上げていただいております、ベルント・フリーベリでございますが、7月1日よりしぶや黒田陶苑さんで開催の展覧会は、「北欧のモダニズムと出会う ベルント・フリーベリ展」という名称に決定をいたしました。只今チラシの撮影が終了しせっせと印刷中ですので、来週中にはご案内をお届け、そして詳細をご紹介予定でございます。もうしばらくお待ちくださいませ。

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2016 | 6_3 | Friday

北欧陶芸の書籍

Scandinavian Art Pottery, Scandinavian Ceramics & Glass

Scandinavian Art Pottery, Scandinavian Ceramics & Glass

Scandinavian Art Pottery, Scandinavian Ceramics & Glass

ミッドセンチュリー期の、北欧の器の専門誌はありますかとよく聞かれますので、英語版ではありますが、ご存知の方も多いバイブル的な二冊をご紹介です。一番上のお写真で、二つに並んだ書籍の左側、Scandinavian Art Potteryと、そして右側、Scandinavian Ceramics & Glassです。二冊は2000年と2002年に出版をされており、今ではだいぶ情報が古くなってまいりましたが、バイヤー用のプライス価格や、製陶所の時代背景、作家略歴、そして作家別の作品写真やサインに至るまで、何ともてんこ盛りの内容にて、北欧陶芸が網羅されております。そもそもこの時代に、日本語での書籍は皆無でして、インターネットの情報もまだ儘ならず、本国スウェーデンやデンマークの言葉での書籍では、さっぱり理解もできませんので、唯一の英語での紹介がほんとうに有難く、飽くことなく何度も読み返していたと記憶しております。今となっては、ややハテナな情報もあったり、参考価格も未だ変わらずなお値段のもの、倍はおろか10倍になっているものもありますが、写真中心の編集ですので、兎に角眺めているだけで感覚的に理解できますので、ほんとうに楽しいものです。そもそも趣味性の高いニッチな分野の書籍ですから、編集者の意向も構成にかなり影響しておりまして、左側のScandinavian Art Potteryはデンマークの陶芸、特にサクスボーに入れ込んでいて図版が豊富であったり、右側のScandinavian Ceramics & Glassは、押し並べて網羅され、グラスに至るまで掲載されておりますが、フリーベリの図版が多く、私は随分これに影響を受けたものです。当時の編集者の情熱などヒシヒシと伝わってまいりまして、今読み返しても新しい発見が日々あるような内容豊富な書籍ですので、まだという方は、この奥深きミッドセンチュリー期の北欧陶芸の探訪に是非ご覧になってみてください。

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2016 | 5_20 | Friday

Berndt Fribergのミニチュアコレクションとキャビネット

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)

お馴染みBerndt Friberg(ベルント・フリーベリ)のミニチュアコレクションと設えのキャビネットです。実はこのコレクションとキャビネットは、伝説のディーラー、マーク・マクドナルドのプライベートコレクションだったもので、以前オークションに出品された際に、どうしてもと意気込んで手に入れたものでした。マーク・マクドナルドといえば、イームズをはじめ、北欧の家具や陶芸に至るまで、ミッドセンチュリー期の作品にいち早く注目し、世に広め、ブームを巻き起こしたビンテージ家具業界の第一人者でして、彼の写真家、ロバート・メープルソープも毎日、マークのギャラリーに通い、何か一つを必ず買って行ったという逸話が残っております。メープルソープがエイズで亡くなった際に、クリスティーズに出品された遺品の中のモダニズムの家具やガラス、陶芸作品は全て、マークから購入したものであり、その後のブームを鑑みても、マークは全てをわかってメープルソープに売っていたのではと思うほどに、恐ろしく審美眼と先見性のあるディーラーであります。モダニズムデザインを扱うものにとってはまるで神様のような存在でありましたし、今はほぼ引退をしており、北欧の陶芸作品を彼から購入をすることは、現地に通わなければ叶わない中、このセットが出品されたとあれば、全てを投げ打ってでも手に入れなければと意気込んだのであります。しかし器たちには、直しがあったり、傷があったりと決して状態の良いものばかりではありませんが、彼の眼で選ばれ、厳選された作品たちは、統一の哲学で揃えられており、全体の調和と美学の芯がビシッと通った逸品たちに違いありません。その器の構成に合わせ、スパイスケースのような小振りなキャビネットを自ら設え、手元にて愛玩をしていたと思うと、なんともフリーベリを扱うものにとりましては感慨無量でもあります。

前置きが長くなってしまいましたが、来る2016年の7月1日(金)〜5日(火)まで、日本陶芸の名店中の名店、しぶや黒田陶苑さんにて、何と「ベルント・フリーベリ展」を開催する運びと相成りました。展覧会詳細はまだ進行中でありまして、決まりましてのご紹介は6月後半となりそうですので、一先ず、取り急ぎのご紹介であります。現在、品集めに東奔西走しておりますが、前代未聞の最高点数、230点以上が一堂に会すという、見応え十分な展覧会にしたいと計画しておりまして、こちらのミニチュアセットのキャビネットも勿論のこと、そのうちの一点として出展を予定しております。この希少なセットに惹かれるお方は是非、会場までご覧になりにいらしてくださいませ。諸々、展覧会詳細が決まりましたら、改めましてご紹介をさせていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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2015 | 11_12 | Thursday

丸田宗彦さんの酒器たち

丸田宗彦 酒器

佐賀県、武雄市の内田皿屋窯にて作陶されておられる丸田宗彦さんの酒器たちです。先日、しぶや黒田陶苑さんにお邪魔した際に、偶然にこの器たちに出会まして、まさに脳天直撃な衝撃をうけた作品たちでして、収集癖のある私としましては、すべて欲しくなってしまう衝動にかられるほど、凄まじい佇まいの作品たちでありました。まさに桃山古陶磁を復古したような、美しいしっとりとした表情、力強く勢いのある轆轤、手慣れた絵付け、芯のある佇まいなど、もう隙がありません。手元に置いても、全く飽きることはなく、日々の器としても使えるところもすばらしいものです。現代作家さんは、どうしてもたくさんの情報に触れているので、現代の風が器に入ってしまうのですが、丸田さんの作品はそれをすべてわかっていながら、わざと桃山を作りあげ、さらに古陶磁好きをくすぐるように、あからさまにネタを仕込んでいる余裕が感じられ、もう買い手のほうは脱帽であります、熟練のプロの技とはここまで凄いのかと恐れ入るのであります。丸田宗彦さんは、もともと浜田庄司の三男の篤哉さんに師事した後、昭和62年に佐賀県武雄市に内田皿屋窯を開窯されました。当初は民藝に近い唐津の作品を制作していたようですが、だんだんと古唐津に魅せられ、唐津の名窯といわれた古窯址近くの土を自ら調査、研究され、まさに桃山の本歌と見紛う作品たちを生み出されたようです。丸田さんは陶芸好きの間ではたいへんに有名で、私が知らないだけではありますが、皆様よくご存知の作家さんとのことでして、しぶや黒田陶苑さんでも一、二位を争う人気作家さんなのだとか。遅ればせながら私も超巨匠になる前に、この作品たちに出会うことができましてほんとうに光栄であります。丸田作品収集がライフワークになりそうです。しぶや黒田陶苑さんでは毎年一回、丸田さんの個展が開催されるそうですが、酒器展などの企画展にも新作が登場するようです。少々ですが蔵品も常々あるようで、私は図々しくも奥から出してもらいあれこれと選ばせてもらいました。このクオリティですべて2~3万円とは、もう商売上がったりであります。それぞれの写真も掲載いたします。

丸田宗彦 唐津織部

唐津織部のシリーズ

 

丸田宗彦 唐津織部

唐津黒織部ぐい呑 (絵付けと黒織部釉がたまりません)

 

丸田宗彦 唐津織部

唐津黒織部ぐい呑 (勢いある絵付けです)

 

丸田宗彦 唐津織部丸田宗彦 唐津織部

唐津黒織部扁壺徳利 (絵付けのうまさが秀逸です)

 

丸田宗彦 唐津織部

唐津白織部ぐい呑 (手慣れた絵付けに迷いがありません)

 

丸田宗彦 唐津

唐津のシリーズ(こちらのほうが好みであります)

 

丸田宗彦 唐津丸田宗彦 唐津丸田宗彦 唐津

奥高麗ぐい呑(一番好きな盃です。ほんのり茜色の奥高麗肌、梅花皮や高台の削り、土味が最高です)

 

丸田宗彦 唐津丸田宗彦 唐津

絵唐津ぐい呑(絵付け、梅花皮、高台の雰囲気が陶芸好きは延々眺めてしまいます)

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2013 | 12_05 | Thursday

Dust Box / broadbean

Dust Box / broadbean

Dust Box / broadbean

Dust Box / broadbean

東京の平河町にあります設計事務所、「broadbean / ブロードビーン」さんが手掛けるダストボックスです。broadbeanはサザビーズをはじめ、著名コンテンポラリーギャラリーの内装を多数手がける、泣く子も黙る名設計事務所でありまして、あの木の風合いと白い緊張感の融合した空間はいったいどこに頼めばできるのかと思っておりましたら、ほとんどがこちらが手がけていた”作品”なのでありました。その空間の雰囲気を、そのまま閉じ込めた品がこちらのDustBoxです。何ともかなり緻密に設計をされておりまして、ほとんどのラインは微妙な傾斜のある美しい直線で構成されており、どの角度からも見ても彫刻のような佇まいになるように緊張感が保たれております。しかもこの傾斜は、マンションの壁と床の間にある幅木と呼ばれる部分を干渉しないように、スッとスマートに避けてくれたり、口縁内側の傾斜は物を投げてもしっかり中に落ちるようにと、美しさと使い勝手が両立した、細かな心配りがうれしいものです。大量生産の品ではなく、職人さんが丁寧に作っているものですので、木と木の細かな合わせの部分やカラーの塗装に、そのぴしっとした仕事の証しが見られるのもたいへん気持ちのいいものです。 ゴミ箱に限らず、この手の木の作品で、デザインと職人技の融合した美しく良い作品は、私も血眼になって探しているのですが、残念ながら皆無であるのが現状で、まさにこちらのボックスのおかげで、光明が差してきたといった感覚であります。

Dust Box / broadbean

Dust Box / broadbean

Dust Box / broadbean

木目の風合いも自然でしっとりと落ち着き、たいへん美しいものでして、また比較的大きさもあり存在感はたっぷりございますので、ゴミ箱だけに使うのは、なかなかもったいないものがあります。プランターカバーや、子供のおもちゃ入れ、いくつか組み合わせてチェストにするなど、空間に応じて色々とシチュエーションを楽しめそうなのもうれしいかぎりです。すでに数年前にノルウェーで紹介をされ、著名ディレクターやデザイナーたちのお気に入りの逸品になっているそうですが、日本では現在、恵比寿にありますBUILDINGさんでのみ購入可能です。今後はbroadbeanさんでも、さらに小さなペンケースとともに直販されるとのことでして、私がお邪魔した時には、カラーもお好みの色で、内側のみ、外側のみ、全体になど、セミオーダーで仕様が選べるようになっておりましたので、お気になります方はぜひお問い合わせをしてみてください。

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2013 | 4_30 | Tuseday

『ベルント・フリーベリ展』at ELEPHANT『craft_one corner』へお邪魔しました

『ベルント・フリーベリ展』at ELEPHANT『craft_one corner』

『ベルント・フリーベリ展』at ELEPHANT『craft_one corner』

28日よりELEPHANT『craft_one corner』にて急遽開催の、ベルント・フリーベリ展へお邪魔して参りました。所狭しと並べられたフリーベリ作品たち。数やクオリティにも圧倒されましたが、一つ一つ研ぎすまされた形の器たちを、雑然と集合することで、より個々の美しさも際立ち、全体が力強く共鳴するようにも思いまして、フリーベリの新たな美しさも発見いたしました。いや〜やはり何度見ても、フリーベリはよいものです。また、直前ギリギリの北欧器のブログをご覧になって、初日、二日目ともに、ほんとうにたくさんの皆様にお越し頂きまして、感謝を申し上げます。誠にありがとうございました。展示即売会でございますので、お探しの形や釉がございましたら、どうぞお早めにご覧になってみてくださいませ。〜19日まで開催とのことです。

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2013 | 4_28 | Sunday

『ベルント・フリーベリ展』at ELEPHANT『craft_one corner』

ELEPHANT『craft_one corner』

表参道のELEPHANT店内で展開している『craft_one corner』にて本日、4月28日(日)より『ベルント・フリーベリ展』が開催されるとのことです。 数日前に急遽決定にて、昨日設営だったとのことでございまして、私は詳細を未だ存じ上げないのですが、ミニチュアから大振りの作品、関連書籍などおおよそ100点を展示販売とのこと。私も早々にお邪魔させていただきます。本日12時スタートですので、フリーベリ作をお探しの方はお急ぎくださいませ。またお近くにお越しの際は、是非一度手に取って、その美しさをご堪能いただければと思います。皆様のお越しをお待ち申し上げております。

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2013 | 2_18 | Monday

北欧陶磁器 ルーサイトコレクション2013

北欧陶磁器 ルーサイトコレクション2013

北欧陶磁器 ルーサイトコレクション2013

北欧陶磁器 ルーサイトコレクション2013

北欧陶磁器 ルーサイトコレクション2013

北欧陶磁器 ルーサイトコレクション2013

北欧陶磁器 ルーサイトコレクション2013

浅草橋のルーサイトギャラリーさんにて、毎年恒例の「北欧陶磁器 ルーサイトコレクション2013」が開催されておりましたので、本日お邪魔してまいりました。今回はまず、点数が圧巻でして2階も含めまして百数十点は出品されているかと思います。しかも一つ一つが、オーナー米山さんの目により厳選され、大切にされてきた品々。私何ぞは目移りしすぎて圧倒され、目がチカチカしてまいりました。毎回このコレクションを拝見するたびに、目筋というものがいかに大切か思い知らされます。”商品”ではなくて一つの作品、すべてが一番であり、全力投球といったところでしょうか。無駄なものは一切ありません。まさしく脱帽のコレクションは、2月23日(土)まで開催しておりますので、ぜひご覧になってみてください。
また、吉祥寺のBellbetさんでは、ベルント・フリーベリ展が開催中でございます。今週末にはさらに作品をどどーんと追加予定でございますので、乞うご期待ください。どちらも中央総武線沿線ですので、一日ゆったりと、北欧陶磁巡りをしてみてはいかがでしょうか。どちらのギャラリーもコーヒーが逸品なのです。

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2013 | 1_24 | Thursday

ルーサイトギャラリー 一期一会の春の器

ルーサイトギャラリー 一期一会の春の器

浅草橋の名店、ルーサイトギャラリーさんが銀座三越にて「一期一会の春の器」をされているとのことで、お邪魔してまいりました。今までは新宿伊勢丹のみでの催しでしたが、時代がオーナー米山さんの目を求めているのか、銀座三越でも開催されることに。かく言う私もその目を求めて、早起きしましてしょっぱなにお伺いです。気になるのはもちろん北欧の器コーナーでして、毎回ため息の出る素晴らしいコレクションを拝見してまいりました。いつも不思議なのですが、こんな器たちいったいどこにあるのかと思わんばかりのセレクトになっております。そのほかにも、使いやすい古伊万里の器や、ガレの碗や茶入れなども必見です。1月29日(火)まで銀座三越8FのB館Gスペースにて開催されておりますので、お近くにお越しの際は、ぜひ足を運んでみてください。

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2012 | 9_27 | Thursday

ベルント・フリーベリ展が京都へ

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)

先日渋谷のヒカリエでおこなわれていましたベルント・フリーベリ展が、来週の10月5日〜京都のTomio Koyama Galleryにて巡回展をすることになったそうです。これだけの数が日本を移動するとは夢にも思いませんでした。またとない機会と思いますので関西方面の方々は、ぜひ足を運んでいただければ幸いでございます。 今回、ベルント・フリーベリ展の会場構成やプロデュースをされた、craft_oneの上之園さんが You Tubeにて会場の模様等、エキシビジョンのイメージフィルムをUPしておりますので、ヒカリエの余韻に浸るも善し、京都の先取りするも善しで、ぜひご覧になってみてください。

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2012 | 8_10 | Friday

ベルント・フリーベリ展

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)

いよいよ渋谷ヒカリエでベルント・フリーベリ展がはじまりました。遅ればせながら私も先ほど伺って参りましたが、よいものばかりがどーんどーんと並んでおりまして唖然といたしました。フリーベリはこんなにも美しいものだったのかと、改めて美の再発見をいたしました。うちで見るのと何かが違うような…。すばらしいの一言です。このダイナミックさは、やはり構成・演出のなせる技。上之園さんさすがでございます。また、美しい写真が見応え十分の冊子を、まとめて購入してしまいました。将来プレミアがつくかもと、下心がまるみえです。8月27日までの会期ですのでお近くにお越しの際は、ぜひ足を運んでみてください。

 

会 期   2012年8月 8日 - 2012年8月27日
時 間   11:00 - 20:00
場 所   8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery
アクセス  東急東横線・JR・京王井の頭線・東京メトロ銀座線「渋谷駅」2F連絡通路と直結
      東急田園都市線・東京メトロ副都心線「渋谷駅」15番出口と直結
料 金   入場無料
後 援  スウェーデン大使館
協 力   土田貴宏(ライター)、上之園勇人(craft_one)

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2012 | 2_14 | Tuseday

北欧陶磁展 ルーサイトコレクション 2012

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)
Arne Bane(アネ・バーン)やSaxbo(サクスボー)の器たち。研ぎすまされております。

 

浅草橋にあります泣く子も黙る名店、ルーサイトギャラリーさんが毎年開いております北欧陶磁展にお邪魔してまいりました。オーナーの米山さんのコレクションを販売しているのですが、はっきり申し上げてレベルが違います。もう北欧の器とはかけ離れた存在のようでもありまして、私は興奮のあまり過呼吸になりそうでした。米山さんは古美術商でもありまして、日本の市場からも仕入れるとのこと。既に少し古い桐箱におさまっている作もあり、まさに数寄者たちの手を渡ってきた名品がこれでもかと並べられております。同じ作家を自分でも持っているのですが、不思議と何だか自分のものが野暮ったく見えてしまうのです。いやこれは錯覚などではなく、自分の眼が悪いのだと気づき反省をいたしました。まさかそんなことはないだろうと思われる方、私の写真ではどうも伝わりませんので、とにかく実際に手に取ってご覧になってみてください。本日14日〜24日(金)まで開催されております。

 

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)
酒器に使えるものもあります。形と質感が思わず愛でたくなります

 

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)
興奮をして値札がこちらを向いたまま撮影をしてしまいました。Arabiaの小壺などたまりません。

 

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)
棚上部。丁寧な箱におさめられたフリーベリの盃。その左の作家はサルトを彷彿とさせます。

 

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)
今回はお茶席に使える品がメインです。

 

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)
手前のサルトはお茶人に蓋置に見立てられたようです。奥の赤いお茶碗はSaxbo。こんなすごいのは見たことがありません。高麗茶碗のようなどっしりとした雰囲気と高台です。

 

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)
違い棚にはSaxboやPalshus(パルシュス)の小壺。尋常ではない緊張感があります

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2011 | 11_19 | Saturday

金継ぎ

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)

ゴールデンウィーク前に頼んだ金継ぎがようやく完成しました。ほんとうに長かった。仕上がりは大変丁寧で待った甲斐がありました。今回お願いしたのはコーゲの蕎麦猪口のような器と、シグネ・ペーション・メリンの平盃。とくにコーゲは、青い粘土で取り繕いがされており、水に浸すとみるみる溶け出してホツが見つかりました。本国スウェーデンではコーゲは神様ですから、それだけ大事にされていたのか、はたまた取り繕って高値のままで売り抜けたのか…。おもてなしでは、金継ぎは割れていないと見なすので、これを出してもお客様に失礼では無いお品物とのこと。キラリと渋く光る口縁は、なかなかよいものです。

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2011 | 11_11 | Friday

Hella Jongerius のB-Set

Hella Jongerius

Hella Jongerius

昨日に引き続き、CRAFT REAL We like Grcic!にて手に入れたヘラ・ヨンゲリウスのB-setシリーズのプレートです。こちらもオランダのロイヤル・ティヒラー・マッカム窯のもの。思想が昨日のClay Serrviceと同じで、プロダクトでありながら、あえて歪みや凹みを残すことで作品のような品格すら漂わせるというものです。磁器なので極限まで薄く焼かれており、ほんのり揺らめいたフォルムがほんとうに艶っぽい。こんなことが許されるのは、初期伊万里以来かもしれません。ヘラの名前と胎土番号、釉薬番号のエンボススタンプが、またかっこよく入ります。いろいろなことをたくさんしているのだけれども、そぎ落として紙一枚にしてしまった感じでしょうか。何とも新しい感覚です。

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2011 | 11_10 | Thursday

Atelier NLのClay Serrvice

Atelier NLのClay Serrvice

Atelier NLのClay Serrvice

先日まで行なわれておりました、CRAFT REAL We like Grcic!で手に入れたのがこちら。オランダ人の女性ユニット、アトリエNLのClay Serrviceシリーズです。1572年創業の歴史あるロイヤル・ティヒラー・マッカム窯から発表されたもの。今回は赤茶のものを手に入れましたが、何種類かのカラーに分かれております。実はそのカラーは釉薬の使い分けではなく、オランダ中で採掘した土が、そのまま器の色になっているとのこと。例えば北海道は黄色、沖縄は赤といういうように土地柄が色で表現されており、写真上部に写っておりますスタンプに採掘した場所が記されているのです。底面のまわりは、粘土の皺やシミが至る所にあるのですが、狙って作られたもので窯が認めた正規品。量産されたプロダクトでありながら、一点ものの作品のような手作り感がまた、器好きにはたまりません。この器の良さ、私の写真で伝わっているでしょうか?最近では一番衝撃のプロダクトです。器を愛でる、土が好き、暖かみを感じる等、器好きの日本人だけの感覚かと思っておりましたが、90年代のオランダにはその思想が確かに存在しておりました。現在発売の雑誌などでも紹介されているとのことで、売れてしまうかもしれませんので、気になる方はぜひ、craft _oneさんにてお求めください。もうひとつの戦利品はまた明日。

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2011 | 10_16 | Sunday

時代籠

時代籠

丁寧に編み込まれ、きれいな飴色になった時代籠です。魚籠をつぶしたようなフォルムが何とも愛らしくもシンプルで、ひとつ置いただけです〜っと空間をまとめあげてくれます。明治〜昭和のものでしょうか。時代籠は年代をみるのではなく、状態の良さや形、味のつきかたで選ぶのが良いのだとか。こちらは10月12日〜より新宿伊勢丹で開催中のルーサイト・マーケット ”チカラをくれる器たち”にお邪魔して一目惚れしていただいたもの。江戸から、明治、昭和にいたる時代の古い器たちをはじめ、アネ・バーンやパルシュス、ニールンドの作品など、北欧のビンテージ陶磁器も拝見できます。とくにサクスボー窯の器を茶入れに見立てられて、象牙蓋がかぶせられた姿や、酒器に見立てられた器たちの、口縁の緊張感などはまさに圧巻です。遠く旅をして来た海外の器に、ここまで愛情を注ぐと輝きはさらに増す、というお手本を拝見したように思います。25日まで本館5階の和食器プロモーションにて開催中です。

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2011 | 9_18 | Sunday

現代ヨーロッパの陶芸

吹田貿易 現代ヨーロッパの陶芸

吹田貿易 現代ヨーロッパの陶芸

吹田貿易 現代ヨーロッパの陶芸

現代ヨーロッパの陶芸 (1972年)の初版は吹田貿易株式会社のものですが、こちらは8年後に淡交社が再販したもので、カラー図版を増やし西ドイツの器も加わったリニューアル版です。もともと吹田貿易はヨーロッパより陶磁器を輸入販売していたのですが、日本の方にヨーロッパ陶磁器の現状や情報がほとんど知られていないことを痛感したため、その穴を埋めるべく発行したのが初版本でした。イタリアに始まりフランス、スイス、イギリス、スウェーデンやデンマークをはじめとする北欧各国まで網羅しておりまして日本語で解説を読むことができる希少な本です。

もともとヨーロッパの陶芸を広く日本に紹介したのは、1964年に開かれた現代国際陶芸展で日本を巡回した大きなものでした。陶磁研究家の大御所でありました小山冨士夫さんが、朝日新聞社につれられヨーロッパ各国を訪問し、集めてきたものが展覧会を構成したようです。そのときの出品目録には、当時はまだ無名のルーシー・リーをはじめベルント・フリーベリ、スティッグ・リンドベリ、カールハリー・スタルハネも名を連ねており、すでに60年代から日本陶磁器会の超一流の目にはこれらの作家の作品が選ばれていたようです。

この「現代ヨーロッパの陶芸」の刊行の際にも、小山冨士夫さんにお声がかかり、現代国際陶芸展でのヨーロッパ訪問の現状レポートを国別に書き寄せています。これが今となっては大変貴重で、60年代前半当時を知る興味深い資料となっております。

スウェーデンの項目を少々抜粋しますと、「スウェーデンにはいろいろの陶芸家がいる。最も有名なのはスティ―グ・リンドベルグ(Stig LINDBERG)と、ベルント・フリベリ(Berndt FRIBERG)である。ともにスウェーデン第一の製陶工場として世界的に有名なグスタフスベリにつとめている。リンドベルグとフリベリは工場内に隣りあわせてそれぞれ研究室をもっているが、沢山の作品が列んでいた。リンドベルグは鮮やかないろいろのマット釉で斬新なデザインの陶器をつくるのに長じているが、フリベリは2メートル近い大男で大きな手をしていたが、1センチほどの小さな小壺を紙のように薄くつくる名人で、最初にスウェーデンを訪れた時、皇居に招かれ、グスタフ陛下と2時間ほどやきものの話をしたが、フリベリの小壺だけ100近く列べた一つのケースが皇居内にあった。」以上原文

当時からミニチュアは相当人気だったようですね。しかし展覧会、本ともにフリーベリの作品紹介は大きな鉢になっております。

ちなみに小山冨士夫さんが作られた、出光美術館の陶片資料室は器好きにはたまらないパワースポットとなっておりまして、日本や中国、朝鮮半島各地の窯跡から発掘した陶片が系統的に見ることができます。皇居を一望できる美しい眺めの中、疲れたら無料のお茶をすすり、ラウンジで休憩。そしてまた陶片三昧と、本展そっちのけで一日中楽しめます。眼下10センチにあの名品の高台や胎土が見れる喜びは何ものにも変えられません。中園さんも今度ぜひどうぞ。

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2011 | 9_5 | Monday

中園 晋作 陶展 in knulp AA gallery

中園 晋作

中園 晋作

中園晋作さんの個展が、東京の石神井公園にありますknulp AA galleryさんでおこなわれているとのことでお邪魔してまいりました。今回は釉薬に変化をつけた、2度掛け作品が多くありまして、その表情の面白さに、一つ一つ見入ってしまいます。しかも普段使いの器がほとんどなので、最高の一点を求めてどれにしようか、あれこれ迷ってしまうのも楽しいものです。私の今回の戦利品は、こちらの飴釉のお皿。中園さん作品には珍しく、シンプルかつしっとり重い感じが何とも新鮮で、高台も丁寧に作られているのが、これまたなかなか渋い感じです。その他にもぐい飲みやらを購入したのですが、家族に奪われるようにして取り上げられてしまい、手元に残ったのはこちらのみでした。9月12日(月)まで開催中ですので、皆様もぜひお気に入りの一点を探しにいってみてください。

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2010 | 12_13 | Monday

中園晋作 陶展 in misto

中園 晋作

中園 晋作

中園 晋作

北欧器でもお取り扱いさせていただいております、中園晋作さんの個展「中園晋作 陶展」へ伺ってきました。今回の個展の作品数は大変多く、鉄釉のボウルやリム皿をはじめ、新しく挑戦した釉薬や、エッグ型のベース、まるでデンマークのパルシュス窯の作品と見紛う洗練されたフォルムのベースまで、完成度の高い逸品が勢揃いしております。中園晋作の「現在」を十分堪能できる個展に仕上がっておりました。私が今回いただいたのは、写真3枚目の黄色いボウル二つ。マットな質感や肌ざわり、表情のある釉薬、薄い淵や大きさなど、器好きにはたまらない仕上がりとなっております。吉祥寺のmistoさんにて12月17日(金)まで開催中です。mistoさんはまるでバーのような雰囲気で、本日のような雨がまた美しく映える落ち着いた空間で、ゆっくりと器を堪能することができます。土日でだいぶ売れてしまったそうで、気になります方は是非お急ぎください。

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2010 | 12_8 | Wednesday

河村益弘の鉄釉花器

河村益弘

私が小さい頃から実家に置いてあったこの器、かれこれ30年以上前の作品です。箱書きから調べてみますと瀬戸の現代陶芸家、河村益弘さんの器であることがわかりました。河村さんは昭和15年生まれの70歳で、現在も瀬戸市中畑町にあります龍窯で制作を続けておられます。日展をはじめ、数々の賞を受賞しており、外務省お買い上げ作家でもあります。この青銅のような鉄釉がトレードマークのようで、調べるとあちらこちらで作品を見かけることができます。どしっりとした彫刻のような感じですが、圧迫感は無く佇まいが静かなのがとてもお気に入りです。王道といいましょうか、まっすぐな信念の器が日本人の心に染み入ります。

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2010 | 11_19 | Friday

Toini Muonaのボウル

Toini Muona

Toini Muona

Toini Muona

アラビア社の誇る、陶芸家Toini Muona(トイニ・ムオナ)のボウルです。フィンランドではもっとも偉大な陶芸家の一人で、1933年のミラノトリエンナーレ金賞、35年のパリ万博でも金賞、50年代にも数々の賞と栄誉を受賞した、スーパーウーマンです。彼女の作風のルーツは、中国の宋時代の器を学生時代に紹介され、学んだことにはじまります。北欧作家の誰よりも東洋の器に対する興味が強かったようで、40年代から50年代にかけての作品は、息をのむようなナイーブさと繊細さで見る者を魅了します。年を重ねるごとにモダンデザインの色が強くなり、彫刻のような作風に変わっていきました。写真のボウルは確か1940年代のもので、明らかに中国の天目茶椀を意識して制作されています。極厚塗りの釉薬と銅のように輝く班、その間を美しく流れるアイスブルーの釉薬は、強烈な力強さを感じさせつつ極めて繊細で、壮大な宇宙を見ているよう。しかし高台の釉薬はガリガリと削り取られ、見込み部分も釉薬のクレーターがぽっかり空いていたりと、だいぶ荒々しい作り。それでも本人が手書きのサインを入れ、アートピースとした訳はわかるような気がいたします。こんなすばらしい器はモダンデザイン至上類を見ませんし、今後も出てくることは無いと思います。時には神様は面白い悪戯をするものです。(ご売約)

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2010 | 11_11 | Thursday

Marianne WestmanのELIZABETH Cup&Saucer

Marianne Westman

私の持っている北欧のテーブルウエアで、唯一の柄物がこちら。マリアンヌ・ウエストマンのエリザベスシリーズのカップ&ソーサーです。ウエストマンは、1950年にRorstrandへ入社、1971年まで21年間Rorstrandを代表するデザイナーとして活躍した女性作家です。工業デザインとは何かを良く心得ていた方で、実際に手に持った感覚がとても心地よく、毎日のように大活躍しております。たくさんのコーヒーをたっぷり注ぐことができ、がぶ飲みする喜び。主張しない刷毛を回したラインだけのデザイン。壊れない丈夫な作り。どこかあたたかなフォルム。控えめなお値段。テーブルウエアとは、かくありたいものです。

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2010 | 10_22 | Friday

松井康成の練上嘯裂線文壺

松井康成の練上嘯裂線文壺

松井康成の練上嘯裂線文壺

松井康成の練上嘯裂線文壺

昭和に入って初めての人間国宝で「練上手」の保持者、松井康成さんの練上嘯裂(しょうれつ)線文壺です。練上とは簡単に言いますと、いろんな色にした土を、手でこねて重ねて作ることだそうです。松井さんはもともとお寺の住職ですが、境内に窯を作り、日本や中国の陶芸の研究に勤しみます。とくに中国・宋代磁州窯に流れをくむ練上手(ねりあげて)の技法を研究し、独自の表現技法を加えて、新たな視点で現代的な作品を創作しました。と、プロフィールなどは調べればたくさん出てまいりますので、ご興味があればいろいろと探してみてください。それにしても、このぼこぼこした表情はとても特徴的かつ魅力的です。1970年代後半から80年代初頭ぐらいの作風(本は1979年の銀座和光で開催された展覧会のもの)で、その後はサイケデリックかつピカピカの「玻璃光(はりこう)」とよばれる作品に移っていきます。この「嘯裂」という技法は、長い筒に刷毛で切り込みをつけて、その筒を丸く押しつぶしてみると、切り込みの粘土が外側にめくれ、そのまま焼くとこのような肌になるもの。持った感触は以外にも優しく、色味も落ち着いて、なんとも高貴な香りのする作品です。実は、海外のお店でモダンデザインとして販売されていたもので、私が人間国宝の作品を日本へ戻すお役目だったのかなぁと、つくづく感じてしまいます。北欧器には高尚すぎるので、ご希望の方にはお譲りしようと思っております。松井作品の中でも練上嘯裂線文壺は、めったに手に入るものではございませんので、ご興味がある方は是非。(ご売約)

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2010 | 10_3 | Sunday

Stig Lindbergの白い器

Stig Lindberg(スティッグ・リンドベリ)

Stig Lindberg(スティッグ・リンドベリ)のBOHUSシリーズの四角い器です。よく葉っぱやリンゴなどが描かれたBERSAやPYNTAなどがありますが、こちらは真っ白で何もありません。料理を盛るには絵柄があるよりもこのようなものが最適で、普段から愛用しております。きっちり真四角にしようと作っているのに、ちょっと歪んでいるところが、何とも優しげなぬくもりを感じさせてくれます。ずいぶん前にElephant*にて購入したのですが、その後も見つからない大変珍しいもののようです。先日、Elephant*のご夫妻にお越し頂き、こちらに料理を盛りつけていましたら、「あっ!これやっぱりいいなぁ」と。もう返しませんよ。

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2010 | 7_11 | Sunday

酒器展 in 「Party」

中園晋作

中園晋作

以前ご紹介しました陶芸作家の中園晋作さんの器が、駒場東大前にあります器の名店「Party」さんの酒器展に参加するとの事で、伺いました。中園さん作品がお目当てでしたが、藤塚光男さんの染め付けの器も美しいし、グラス達も酒を注いだらとってもうまそうだと…。結局、中園さんの黒い釉薬の注器とぐい飲み、白いぐい飲みを購入しました。さっそく焼酎をロックで飲んでみますと、ぐい飲みの周りに水滴がついて、なんとも美しいお姿に。ものすごく薄く作られておりまして、口当たりも最高です。帰り道、何を入れて飲もうか考えるワクワク感は酒飲みにはたまらないかと。7月10日(土)~23日(金)まで開催しておりますのでご興味のある方は是非。

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2010 | 6_23 | Wednesday

Berndt Friberg KERAMIKER

ギャラリー北欧器

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)の本、KERAMIKERです。直訳すると「陶磁器」という題名でしょうか。1964年出版のもので、フリーベリ好きの間では定番となっている古い本です。定番と言ってもフリーベリの資料はとても乏しく、この本と、展覧会で販売された本の2冊しか専門書は見たことがありません。この本にはフリーベリの制作風景が載っておりまして、まるで科学者のような白衣を着たフリーベリを見ることができます。陶芸をやられる方は皆さん同じでしょうが、秤を使い実験のごとく釉薬の調合をしている姿は本当にマッドサイエンティスト(ルーシーの場合は料理をしているように見えますよね)。釉薬をかける前の素焼きの器が大量にありまして、この後どのくらい完成品となったのかなぁ、だめな作品は割ったのかなぁと妄想を膨らましています。

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2010 | 4_24 |Saturday

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)の底面サイン

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)

ベルント・フリーベリの手書きサインは、アートピースのすべての器の底に描かれています。基本的にはFribergの文字と制作年代サインのアルファベット一文字、そしてグスタフスベリ窯のアートピースの証、ハンドマークが入ります。本人がサインを入れている写真資料が残っていますが、すべての作品に自ら描いていたかは不明でして、年代によって不細工な書体になったり、妙に美しかったりと千差万別。いつも怒られている助手がいたようで、もしかすると助手によって筆記が違うものがあるのかもしれません。不思議なことにたまにFribergの文字が描かれていない作品があります。職人気質で頑固一徹だったフリーベリが、自分のサインを描かないはずはありませんので、私はそれらが助手の作品ではないかと想像しています。
先日ご紹介しましたBerndt Friberg 22の器の年代サインが逆さまだった件。調べておりましたら、年代サインが逆さまなものを発見いたしました(上記写真)。J(1968年)が見事に逆さまで描かれています。ということは、Berndt Friberg 22を購入した時に聞いたお話は本当で、フリーベリから直接2つを購入して以来、ず〜っと隣同士で置かれていたのですね。大切にしなければ!

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2010 | 4_18 | Sunday

Stig Lindberg COLORADO

Stig Lindberg(スティグ・リンドベリ)

私が最も好きなテーブルウエアは?と聞かれたら迷わずStig Lindberg(スティグ・リンドベリ)のCOLORADO(コロラド)と答えます。1955から62年に製造されたこちらのシリーズ、リンドベリ特有の装飾は無く、とってもシンプル。しかしカラーバリエーションは豊富でBLACK、GREEN、LIME GREEN、YELLOW、BLUE、WHITEと6色もあります。このコロラドの何がすごいかと言いますと、器を手で握ったとき、ぴたっと手に吸い付くようにフィットするのです。食器を使う時の薄くて扱いが怖いなというストレスが全く感じられません。多くの人が少々荒く使ったり洗ったりすることを前提として作られているのが、よ〜くわかります。極めつけは、食材を盛ったとき、へたくそでも大変美しく見えてしまうということ。完全な正円や曲線ではなく、少し歪んだ有機的なフォルムとナイーブな色がそうさせてくれるのでしょうか?完全機械化されたテーブルウエアの世界では、こんなすばらしい器はもう絶対に出てこないと思います。

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2010 | 4_7 | Wednesday

Karin Bjorquist (カリン・ビョールクイスト)のVase

Karin Bjorquist (カリン・ビョールクイスト)

こちらはカリン・ビョールクイスト(1927〜)のVaseで「INDIGO」と呼ばれるシリーズです。1952~53年のわずかな期間のみスタジオライン(アート作品)として製作されました。グスタフスベリでStig Lindbergのアシスタントとして働き始めた後、自分のスタジオを与えられたようですが、アート作品というよりも日常品の制作に情熱を傾けていきました。とくに私はSVART RUTER(黒いダイヤ)シリーズの直線で構成されたデザインがとてもお気に入りです。ご覧のとおり、ビョールクイストの作品は色や模様が日本的なので、自然とお部屋にすっとなじんで、心を落ち着かせてくれます。明治・大正時代に日本人作家が西洋に憧れて作った器です、と言われても納得して買ってしまいそう。グスタフスベリ窯にはコーゲを筆頭に民藝の心が脈々と引き継がれていたようです。ビョールクイストの力量は、数々の受賞歴からもわかります。1951年にミラノトリエンナーレ、1963年にルニング賞、1982年にはオイゲン王子賞を受賞、1991年に発表されたNobelシリーズはノーベル賞90周年記念式典でも使用されました。

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2010 | 4_3 | Saturday

陶芸家 中園晋作さんの器

中園晋作

中園晋作

中園晋作

今一番気になっている陶芸作家さんは、北欧ではなく日本の現代作家、中園晋作さんです。フリーベリつながりでお知り合いにさせていただきました。この器達にとてもわくわくさせられる理由は、東洋の陶芸技術を研究した欧米の作家たちにインスピレーションを受け、現代日本で制作をしているということ。偉大な作家達にやり尽くされたとされる陶芸の世界で、さらに咀嚼をしアウフヘーベンを目指されていることに、私は胸が高鳴っております。中園さんはとくに釉薬の研究を熱心にされているようで、ご覧のとおり白と黒のコントラストが大変美しく表現されています。とにかく欲しい、使ってみたいと思わせる魅力が一目でわかっていただけるのではないでしょうか。中園さん、これからも楽しみにしております。

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2010 | 3_26 | Friday

暮らしの手帳 2010 4_5月号

ギャラリー北欧器:Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ) Axel Salto (アクセル・サルト)

ギャラリー北欧器:Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ) Axel Salto (アクセル・サルト)

ギャラリー北欧器:Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ) Axel Salto (アクセル・サルト)

3月25日発売の暮しの手帖 2010年 04月号に、ベルント・フリーベリ特集が掲載されています。以前から特集があると聞いておりまして、本当に待ちに待った発売日。あまりに楽しみだったので雨の中を小走りで本屋に向かいました。写真と文章がとても美しくまるで透き通るような青空のようです。フリーベリっていいなぁと写真のものが思わず欲しくなってしまいます。全く知らなかったお話ばかりが載っておりまして大変勉強になり大満足。内容は…ぜひお買い求めくださいませ。

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2010 | 3_16 | Tuseday

日本の作家さん

aギャラリー北欧器:Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ) Axel Salto (アクセル・サルト)

私が北欧の器たちに出会う前、確か4〜5年前ぐらいでしょうか、新宿の伊勢丹で新進気鋭の陶芸家に注目した展示会を開いておりまして、いいなぁと思って衝動買いしてしまった器達です。どうしても作家さんの名前が思い出せなくて困っております。確か多摩美術大学卒の方だったと思いますが…。ざらりとした質感といい、フォルムといい、灰を混ぜたようなくすんだ白が大変美しく、どことなくFribergNylundに似てるなぁと思っております。 シミが付いてしまうのがもったいなくてあまり使っておらず、貧乏根性丸出しでございます。使ってもらえず物が泣いている…。

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2010 | 3_11 | Thursday

Stig Lindberg SPICE POT

ギャラリー北欧器:Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ) Axel Salto (アクセル・サルト)

とっても有名かつ超大人気デザイナー、Stig LindbergのSPICE POTです。Stig Lindbergについては本当にたくさんのお店やサイトで詳しく紹介されておりますので、割愛させてもらいまして、ここでは使いやすさについてお話しします。私はシンプルで絵柄の無いLindberg作品が本当に好きで、普段からがんがん使用しております。例えばこちらのSPICE POT、はじめは薬局向けにデザインされたようで、こんなシンプルすぎる形の中にも薬剤師さんへの配慮が随所に感じられます。手に取った時、太さがすっぽり手のひらに収まって感覚的にちょうどいい。口が大きすぎず小さすぎず中身がすくいやすい。口のまわりが平たくなっているので物がこぼれづらい。置いておくとフォルムが嫌みじゃなく色も美しい。洗いやすい。中に入れる量がちょうどいい。などなどあげたらきりがないのです。お値段もひとつ数千円から売られているようですので、皆様もぜひ使い倒していただきたいと思います。

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2010 | 3_02 | Tuseday

Herbert Krenchel KRENIT BOWL

Herbert Krenchel(ハーバード クレッケル?)

デンマークのメーカーTorben Orskov & Coで Herbert Krenchel(ハーバード クレッケル?)がデザインした、KRENITの青いボウルです。

1954年にはミラノトリエンナーレでゴールドメダルを受賞した、モダンデザインにはかかせないボウル。切りっぱなしの淵がとっても美しいです。メタルに琺瑯を塗ってあるのでサラダボウルとしてはもちろんスープを飲んだりもできます。赤や黒、黄色などカラーバリエーションも豊富でテーブルを華やかに彩ってくれそうです。

最近、当時のものに忠実な復刻をしようと計画されたようですが、この美しい色合いを出すためには
あまりにもコストがかかりすぎてしまうので再現できなかったようです。当時の人は、物を作る意気込みが違います。世界大戦があったことも影響しているのでしょうか? ミッドセンチュリー期には美しく使いやすくて良い物がたくさん生まれました。

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2010 | 2_28 | Sunday

Hertha Bengtsson ヘルサ・ベングッソンのティーセット

Hertha Bengtsson ヘルサ・ベングッソン

スウェーデンの女性作家、ヘルサ・ベングッソンのティーセットです。
ドイツのThomas社で70~80年代に制作されたようで、現在は廃盤となっています。

ベングッソンには有名なBla Eld(青い炎)シリーズがありますが写真のティーセットは家庭で気兼ねなく使えるプロダクトラインのようです。Bla Eldまでとはいきませんが、美しく入っている縄模様が上品さと上質さを感じさせてくれます。

こちらのティーセット、東京の表参道にありますElephant*にて購入。セール中だったので、セットで買ったら?の問いに安くしますとのことで、即決いたしました。こんなに良い物を本当にありがとうございます。同じ作家を扱う他のお店に、セール品をネットで販売するのは失礼にあたるとのことで、店舗ではこっそりセールをしているそう。何とも男気を感じます。お近くにお越しの際は是非。

Elephant*

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