ギャラリー北欧器:Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ) Axel Salto (アクセル・サルト)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)
ギャラリー北欧器:Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ) Axel Salto (アクセル・サルト)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)
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ギャラリー北欧器:Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ) Axel Salto (アクセル・サルト)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)

 

ギャラリー北欧器:Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ) Axel Salto (アクセル・サルト)

 

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2017 | 5_8 | Monday

皐月茶会

皐月茶会

皐月茶会

皐月茶会

皐月茶会

皐月茶会

皐月茶会

皐月茶会

皐月茶会

皐月茶会

皐月茶会

皐月茶会

皐月茶会

皐月茶会

皐月茶会

皐月茶会

皐月茶会

皐月茶会

この度も宗玉先生のお誘いで、青山のまん真ん中にございますお茶室、好日庵での皐月茶会にお邪魔をして参りました。今回は屋上庭園での野点の席と茶室での席がございまして、夏の風香る中、たくさんの方がお越しになられ、日が暮れるまで楽しまれておりました。江戸の後楽園焼のお茶碗をはじめ、デンマークやスウェーデン、アフリカまで世界各国から取り揃えられたお道具のしつらえが本当に素敵なものでして、野点では、涼やかで真っ青なベルント・フリーベリのお碗にてお点前をいただきました。青い空の下、極薄手で淡い青磁色のフリーベリ、そしてお抹茶の緑がまるで一枚の絵画のように溶け合い、夏の訪れを感じさせる何とも清々しい気分に思わず心踊りました。いらっしゃったお客様方にも、フリーベリのお碗たちが好評であったことも何より嬉しいものでございました。次回は秋でしょうか、またお邪魔をさせていただければと思います。

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2017 | 4_29 | Saturday

骨董うまこし

骨董うまこし

いつもお世話になっております、骨董うまこしの馬越さんが用賀に店舗を出されるということで、早速伺ってまいりました。ご自身曰く小さな空間のオープン企画として、「小さな愛しきもの展」を開催されているとのこと。どれも小さな古いものたちですが、大きなものと引けを取らないほど、ぎゅっと詰まった緊張感や、存在感がありまして、仏教美術から北欧の品まで、凛とした佇まいで美しくディスプレイされておりました。この小さな大きさでしかないが故に、今までの長い間、多くの人に愛でられ、大事にされて、伝えられてきたものたちばかりでして、その愛らしさに思わず私も手が伸びてしまいます。明日30日までの短い期間ですが、ゴールデンウィークの散歩がてら、ぜひ覗いてみてくださいませ。きっと骨董品の面白さが広がっております。展覧会後の普段は、水・木・金・土に営業をされておりますが、仕入れなどで不在のこともありますのでお電話でご一報ください。


骨董うまこし 
「小さな愛しきもの」

日時:4月28日(金)~30日(日) 12:00-18:00
場所:世田谷区用賀4-28-14 MEAN3号
電話:090-5819-9528

骨董うまこし

骨董うまこし

骨董うまこし

骨董うまこし

骨董うまこし

骨董うまこし

骨董うまこし

骨董うまこし

骨董うまこし

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2017 | 3_13 | Monday

九州 福岡・唐津

福岡県 福岡城

お客様への納品で人生初めての九州へと訪問して参りました。有り難いことに一日たっぷりと、陶芸好きとしては外せない聖地、唐津をご案内いただきました。本当に感謝感激の嵐でございます。今回出会いました、九州の方々の心意気と温かいお気持ちに感謝をいたしまして、少々ではございますが、ご紹介をさせていただきます。

 

佐賀県 唐津 土屋由紀子 由紀子窯佐賀県 唐津 土屋由紀子 由紀子窯佐賀県 唐津 土屋由紀子 由紀子窯

午前中は福岡のとある古美術店で、古唐津や李朝、伊万里をたっぷりと勉強、堪能をさせていただいた後、唐津に移動いたしまして、唐津焼の巨匠、中里隆さんのお弟子さんでもあります土屋由紀子さんの由紀子窯へ。窯への訪問は初めてのことで、あっけにとられますが、棚の中のピッと締まった、黒唐津の作品たちに目が止まります。4月29日(土)〜5月5日(金)まで唐津の作家さんたちによる「唐津やきもん祭 2017」が開催とのこと。ゴールデンウィークのメインイベントとして、 唐津くんちと並ぶ人気になりつつあるようで、何とも楽しみであります。

 

佐賀県 唐津 飴源佐賀県 唐津 飴源佐賀県 唐津 飴源佐賀県 唐津 飴源

そして側にあります名店「飴源」へ。天保9年創業の川魚と摘草料理の老舗店で、料理は全て唐津焼と有田焼に盛られて供されます。唐津の巨匠クラスの作品に盛られた、豪快且つ生き生きと美しい食材の姿にも圧巻ですが、全て地の物だけの料理には驚きを通り越して言葉がなく、最高の贅沢とはまさにこの事と仰天であります。春の訪れを告げる白魚の踊り食いはこの時期だけの楽しみですが、勢いよく跳ねる姿に、命の大切さも感じるのであります。田中佐次郎さんの山瀬窯もこのお店の近くとのことで、この日は、先生の作品が飾られた部屋にご案内いただきました。もちろんのこと田中佐次郎作品も料理の器の一つとして登場しており大満足です。あまりにもすごい作家さんたちの作品がずらりと座卓に並び、全て把握しきれないほどでした。

 

佐賀県 唐津 矢野直人 殿山窯佐賀県 唐津 矢野直人 殿山窯佐賀県 唐津 矢野直人 殿山窯佐賀県 唐津 矢野直人 殿山窯佐賀県 唐津 矢野直人 殿山窯

場所を少し離れまして、唐津の若手作家でもトップの人気と実力を兼ね備えた矢野直人さんの殿山窯へ。矢野さんの斑唐津のぐい呑は本当に素晴らしいものですが、他にも良いものが多くて正直選びきれません。コーヒーをいただいた三島の塩笥碗も、湯飲みとして揃いで持つと最高であります。やはり使ってこその良さが唐津焼には感じることが多いものです。高台にある矢野さんの殿山窯は昔、豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に、多くの大名の陣が敷かれた土地の一つでして、眼下の名護屋浦の入江には何千隻もの船が停泊し大陸を目指したとのこと、今はクレーン船が停泊している姿に、ほっと安心するような気もいたします。

 

佐賀県 唐津 名護屋城跡佐賀県 唐津 名護屋城跡佐賀県 唐津 名護屋城跡佐賀県 唐津 名護屋城跡

近くには矢野さんもよく散歩されるという、名護屋城跡が。朝鮮出兵の際の前線基地でもあります。私は正直、物見櫓程度の山城を想像しておりましたが、大阪城ぐらいある広大かつ巨大な石垣と作りに驚きです。現在は安全柵などなく、石垣も一部崩落しており、そのまま忘れ去られた幻の遺跡のような様相に、どこかにタイムスリップしたかのようで、思わず息を飲みます。玄界灘は春の様相で霞んでおりますが、それがまた幻想的で、この高い天守閣から、遠く朝鮮や明国の大陸を見据えた武将たちを思うと、歴史好きとしては感慨深いものです。今は人口二千人の町に、昔は全国から40万人が集まり、大陸を目指したといいますから、秀吉の権力は絶大で、この巨大な遺構とともにその力に恐ろしくもなりました。

 

佐賀県 唐津 岸岳古窯跡佐賀県 唐津 岸岳古窯跡

唐津といっても大変に広く、日も暮れかけた最後には、唐津焼の中でも最も神聖な場所?でもあります岸岳古窯跡へ。今でも盗掘の絶えない伝説の地でありますが、登り窯付近は小高い山中で、わさびでも育てていたような簡素な作りをしており、意外と小ぶりなものでしたが、何だか空気が違うような不思議な力を感じます。後にも先にも、唐津の焼き物、如いては有田の焼き物も全てはここから始まったと言っても過言ではありません。
その他にも唐津焼の巨匠クラスの窯、中里隆さんの隆太窯や、中里太郎衛門さんの太郎右衛門窯に伺う予定でしたが、今回は時間切れでございました。

 

佐賀県 唐津 銀すし佐賀県 唐津 銀すし

一日の最後は鮨の名店、銀すしへ。銀座「きよた」の新津さんより薫陶を受けた大将が握るお寿司は、一つ一つがピシッとした緊張感のある奇跡の逸品たちであります。方々で天才との呼び声高く、私は落語の名人と重なりましたが、江戸前鮨の伝統を重んじた上で、破天荒にぶっ壊す、このお店には握る側と食う側の一体感が必須で、まるでライブを聞きに来たような高揚感がありました。銀ちゃんこと大将はまさに優れた芸術家であります。ご馳走様でございました。

 

何とも素晴らしい一日でございまして、ご案内いただいたお客様はじめ、お邪魔した皆さま、本当にありがとうございました。皆さん温かくもお優しい人柄ながら、自分の腕や感性には譲れない頑固さと哲学があり、一本芯の通った骨太な方々でした。九州は何度も行きたくなる素晴らしい土地でして、移住してしまう方の思いがわかったようにも感じます。また是非お伺いをさせていただきます。

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2017 | 3_6 | Monday

AELU 代々木上原

AELU 代々木上原

ギャラリーとレストランバーの複合ショップ「アエル(AELU)」が、3月4日(土)に代々木上原駅前にオープンいたしましたので、お邪魔してまいりました。代々木上原の人気店「メゾン サンカントサンク(MAISON CINQUANTCINQ)」他4店舗を手掛けるオーナー・丸山智博さんが、和の調理法「和える」と人や物に「逢える」を掛け合わせ名付けられた「アエル」。丸山さんはじめシェフたちが厳選した器や食材を、自由な感性で「和える」ことで、新しい価値や人、物に「逢える」お店とのことで、その新感覚に胸高まります。ギャラリースペースのディレクションはalpha.co.ltdの南さんが手がけられておりまして、今回、北欧の器も並べては如何ですかとお声がけいただきました。丸山さんはじめ皆さんに、ギャラリーに並べる器を選んでもらいまして、ベルント・フリーベリをはじめ、ウィルヘルム・コーゲ、アラビア、そしてデンマーク作品などを展示販売させてもらっております。

AELU 代々木上原

AELU 代々木上原

AELU 代々木上原

AELU 代々木上原

AELU 代々木上原

ギャラリー店内の様子。国内作家さんの陶芸作品を中心に構成されたお品物たちで、レストランバーでは実際にその器たちが使われており、盛り付けられた料理が楽しめます。ギャラリーとレストランバーは出入りが自由になっておりますが、ガラスで区切られており、静寂と活気が隣り合わせになり何とも不思議な感覚です。3日のオープニングにはレストランバーにぎゅうぎゅうの250名もいらっしゃったとのことですが、ギャラリーは静寂が保たれていたそうです。丸山さんたちに選んでいただいたフリーベリたちは、ガラスケースの中に入れていただきました。どんな作品をセレクトされたのか、ぜひバーでお酒と料理を楽しみつつ眺めてみてください。

 

AELU 代々木上原

AELU 代々木上原

AELU 代々木上原

AELU 代々木上原

AELU 代々木上原

AELU 代々木上原

こちらはレストランバー店内の様子。居酒屋「ランタン」のポップアップショップとして、1年間「ランタンバー バイ アエル(LANTERNE BAR by AELU)」がオープンしております。立ち飲みスタイルで、北欧のバーをイメージしたとのこと。こだわった家具と小物たち、特にグラスで出来たモダンなランプや棚の美しさは必見です。「ランタン」ではハイボールとからあげの組み合わせが人気とのことで、どデカイ鳥のからあげとカレイのからあげをメインに、出汁染み渡る和食に舌鼓を打ちました。珍しい日本酒のセレクトも酒飲みには嬉しいものです。

【AELU】
住所:東京都渋谷区西原3-12-14 西原ビル 1F
電話番号:03-5738-8068

・GALLERY AELU
営業時間:11:00~19:00
定休日:水曜日
・LANTERNE BAR BY AELU
営業時間:17:00~25:00
定休日 : 日曜日

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2017 | 1_16 | Monday

ベルント・フリーベリ茶会

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)

昨年末に渋谷のバー、スタンド7のギャラリートークでお会い致しました宗玉先生のお誘いで、フリーベリ茶会を是非とのことで、不躾ながら初釜にお邪魔をして参りました。濃茶から始まり、薄茶では宗玉先生やお客様、そして私がお持ちした、フリーベリのお碗をお茶碗に見立てまして、先生にお点前をいただきました。フリーベリの極薄手のウネリのある口縁が、お茶の味をシャープに、そして飲み口もすっと口元に入ってくるように感じさせ、その新しい感覚に皆様大変に驚かれておりました。手のひらに乗る幻のミニミニチュアを床の間に設えていただき、これもまた有難いもので、冷泉為則のお軸と北欧の器がまさか共演するとは思ってもみませんでした。これだけたくさんのフリーベリのお碗を、お茶碗に見立てまして開かれるお茶会は初めてでして、これからもぜひ、宗玉先生にお願い出来たらと思います。

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2016 | 10_21 | Friday

六本木 complex665

六本木 complex665六本木 complex665六本木 complex665

本日10月21日(金)、六本木に小山登美夫ギャラリーシュウゴアーツタカ・イシイギャラリー、そしてbroadbeanが集結しましたアートスポット「complex665」がオープンいたしました。昨晩はオープニングプレヴューがございまして、一足お先にお邪魔をして参りました。中は人でごった返しておりまして、すごい盛況ぶりに驚きであります。皆様本当にオープンおめでとうございます。

 

六本木 complex665六本木 complex665六本木 complex665

1階入り口横には、今回も3階のタカ・イシイギャラリーさんの内装デザインを手がけました、broadbeanさんのオリジナルの家具のお店が、満を辞してのオープンです。オープニングの展覧会はオーバルをテーマに、楕円の形をしましたテーブルと鏡をメインにディスプレイされておりました。この鏡の枠は無垢の木を削り出し作ったもので、その風合いとシャープさを兼ね備えた美しさは鏡として自分で使うには勿体無いほど。アーティストの方が額縁としても検討されておりました。またオーバルではありませんが、キャビネットも大変に美しく、こだわりの素材や仕上げの質の高さは折り紙付きで、以前から私も興味津々なのであります。broadbeanさんはこのオープンに際しまして、ウェブもリニューアルしておりまして、各々の家具を見ながら簡単なご注文もできるようになっておりますので、お気になる方はぜひご覧になってみてくださいませ。

 

六本木 complex665六本木 complex665六本木 complex665六本木 complex665六本木 complex665六本木 complex665

2階は小山登美夫ギャラリーさんがオープニング展、蜷川実花「Light of」を開催しておりました。光をテーマにした蜷川さんの写真は、フレームもより光を感じさせる独特な額装で、その絵も言わぬ透明感に吸い込まれそうになります。今回の展覧会のメインビジュアルでもあります青い花火は、美しさの中に、何か物悲しく、すっと空に消えていくような儚さが感じられ、心動かされます。

 

六本木 complex665六本木 complex665六本木 complex665六本木 complex665六本木 complex665六本木 complex665

2階もう一つはシュウゴアーツさんです。こちらはオープニング展、小林正人「Thrice Upon A Time」を開催しておりました。壁から床まで完全に真っ白な空間で、毎回アーティストと共に空間を作り上げるとのこと。私はどうやら立体物に惹かれる達のようで、三嶋りつ恵さんのガラス作品に目が止まってしまいます。ガラス作品の周りにもインスタレーションが。

 

六本木 complex665六本木 complex665六本木 complex665六本木 complex665六本木 complex665六本木 complex665六本木 complex665

3階はタカ・イシイギャラリーさんでギャラリーのアーティスト19人のグループ展を開催しておりました。中庭テラスを臨むかなり広い空間で、大きな作品が数並んでもゆったり静かに、作品たちを観覧することができます。話題の五木田さん作品もとてもいいのですが、一番かっこいいのが最後のお写真、トーマス・デマンドの作品です。心震えるほど素晴らしいんですが、お値段も素晴らしいのです。

六本木 complex665六本木 complex665六本木 complex665

1階にはタカ・イシイギャラリーのビューイングルームがあるのですが、ズケズケと入って撮影させてもらいました。この石井さんコレクションの家具達がまた素晴らしく、ピエール・ジャンヌレ、ルイス・バラカン、シャルロット・ペリアン、ポール・ケアホルムや、無名でも美しい北欧やオランダのキャビネットなどなど、石井さんの研ぎ澄まされた選美眼を実感致します。

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2016 | 8_3 | Wednesday

裕通好み house of hiromichi nakano

裕通好み house of hiromichi nakano

いつもお世話になっております、ヒロミチナカノの中野さんが、人生で初めて?のご自身のお店をお出しになるとのことで、白金にあります「裕通好み house of hiromichi nakano」にお邪魔をしてまいりました。まだオープンはされていないとのことですが、既に店内は、様々なお品物たちが中野さんご本人の手によりディスプレイされておりました。ヒロミチナカノのコレクションラインの作品たちはもちろんのこと、中野さんが40年余り集めてきた様々なアートやおもちゃ、家具などが、店内に所狭しと飾られており、まるで中野さんの脳の中をこっそりと覗いているような、なんとも楽しい空間になっておりました。すべての品物をどうやって選ばれているのですか?との質問に、すべて感覚でとのこと。これだけ多くの品物に囲まれていても、ビシッと、まとまった統一の哲学が流れているのは、すべてが中野さんの美意識で選ばれた逸品の品々だからであると納得をいたしました。いろいろとお品物をご説明をいただいたのですが、特に私はブリキのおもちゃたちが普段あまり出会わないため、興味津々です。なんとこちらのお店では、中野さんがいつも常駐されるとのことで、それぞのお品物たちの思いなどを語っていただけるという、大変に贅沢なお店になる予定です。

裕通好み house of hiromichi nakano

裕通好み house of hiromichi nakano

裕通好み house of hiromichi nakano

このテーブルの青いタイルの部分は、スティグ・リンドベリがデザインしたもので、サインも入っておりました。家具メーカーとのコラボレーションでしょうか。大変に珍しいものでいきなり入り口から驚きです。

裕通好み house of hiromichi nakano

裕通好み house of hiromichi nakano

リンドベリの希少なビンテージのテキスタイルを、惜しげも無く椅子に張り込んだそうです。すべての椅子の柄が違うのもまた贅沢で、ソファもこれからリンドベリに張り替えるそう。フィッティング内もリンドベリの椅子が。

裕通好み house of hiromichi nakano

裕通好み house of hiromichinakano

裕通好み house of hiromichinakano

裕通好み house of hiromichinakano

店内の奥は、ビンテージのブリキのおもちゃやミッキーマウスの人形たちが並びます。キャラクター物の特に古いものは、なんとも愛嬌があり可愛らしく、でも少し意地悪そうな感じがたまりません。

裕通好み house of hiromichinakano

さらに奥には、奈良さんのドローイングとその前には加藤泉さんのオブジェがありました。左端ギリギリのものはピカソの香水瓶だとか。これはすべてお売りになるのですかとの問いに、「どうしてもと言われれば考えます」と古美術商のようなお答え。鑑札もありますので、なんとかチャンスはあるようです。

店内のご様子やお品物の詳細、ご自宅の持ち物など、中野さんのインスタグラムでもご紹介をしておりますので、どうぞそちらも合わせましてご覧になってみてください。「裕通好み house of hiromichi nakano」は8月オープン予定とのことで、期待で胸が高まります。白金北里通りからプラチナ通りに続く道にございますので、皆様もぜひ足を運んでみてくださいませ。

「裕通好み house of hiromichi nakano」
〒108-0072 東京都港区白金6-3-1
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2016 | 3_14 | Monday

ハロルドが笑うその日まで

ハロルドが笑うその日まで

いつもお世話になっております、ベルベット吉祥寺店の丸山さんお誘いで、映画「ハロルドが笑うその日まで」の試写会に伺ってまいりました。ノルウェーで伝統的な高級家具屋さんをやっていた、ハロルドさんのお店の隣に、イケアができてしまい、店が潰れ奥さんも同時に亡くして、全てを失った絶望のハロルドは、イケアの社長を誘拐してこの償いをさせる計画を企てるという、なんともハチャメチャなお話とのことで盛り上がり、伺ったのですが…。実はほんのり心温まるハートウォーミングなロードムービーでもありました。登場人物は皆、何かを背負った、少々破綻したような人たちですが、それぞれの人生をその人なりに楽しむこともまた一興ということでしょうか。車で移動する冬の北欧の景色は、寒さ厳しくも美しいもので、そのひんやりとした雰囲気が映像からも伝わってまいります。イケアの社長、コンプラード本人の出演も考えたそうですが、ご高齢でこの寒い中の撮影とのことであきらめたようですが…。4月16日の恵比寿ガーデンシネマを皮切りに、全国順次公開予定とのことで、映画好きの方は是非、ご覧になってみてくださいませ。

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2016 | 2_24 | Wednesday

山下和也「松風」

山下和也 「松風」 

山下和也 「松風」 

山下和也 「松風」 

山下和也 「松風」 

山下和也さんの日本画の作品「松風」です。昨年末、大阪へと出展していた際に、ほんとうに偶然に、京都にございます現代アートのギャラリー、雅景錐のオーナー天野さんに出会いまして、ベルント・フリーベリの器を気に入っていただいたのですが、お話をしているうちに山下和也さんの作品に目が留まりました。極めてシンプルで、すべてを削ぎ落としたミニマルな抽象画の水墨画なのですが、ここまで潔い究極の静寂とも言える日本画は見たことがなく、思わず吸い込まれてしまい、すぐさま京都へと実物を拝見しに伺いました。山下さんは元々、国宝や重要文化財などをはじめとする、古い日本画、墨跡などの保存修復を手がけられていた方でして、すべての技法や紙材、画材など、研究者以上に精通をしているとのこと。師匠にあたる方は、長谷川等伯より17代続く末裔の方だそうで、すべての伝統と知識、技術を踏まえたうえで、現代の風を取り入れ、自らの感性で伝統的な日本画を再構成をしている部分がほんとうに新しく、どうしても手元へと懇願した次第です。先日ついに手元へとやってまいりましたが、壁に掛かってはいるのですが、まるで無のような清廉な世界が広がり、マンションの一室にも素晴らしい空間が仕上がりました。有るのか無いのか、和紙の表情と間違えてしまうような薄手の松がスッと描かれており、吹けば消えて無くなりそうな、耽美的で薄氷のような曖昧さでありながらも、並々ならぬ強さとオーラを纏っているように感じるのは私だけでしょうか。感覚や気配といった何も無い部分から、何かしらの美を見出すのは日本人独特の美意識の一つと思います。東京では2016年の3月12日と13日に、パークホテル東京で行われるアートフェア、ART in PARK HOTEL TOKYO2016にて山下さんの作品をご覧いただけるかと思いますので、お気になります方は是非、足を運んでみてください。

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2015 | 10_17 | Saturday

hiromichi nakano 2016 spring& summer collection

hiromichi nakano 2016 spring& summer collection

hiromichi nakano 2016 spring& summer collection

hiromichi nakano 2016 spring& summer collection

hiromichi nakano 2016 spring& summer collection

hiromichi nakano 2016 spring& summer collection

hiromichi nakano 2016 spring& summer collection

hiromichi nakano 2016 spring& summer collection

いつもお世話になっております、ヒロミチ ナカノの中野裕通さんの2016 spring& summer collectionに伺ってまいりました。会場のヒカリエホールはすごい人でごった返しておりまして、まさに熱気ムンムン、ブランドの人気のほどが伺えます。私は立ち見の一番後ろから、無理やりの撮影でありますが、シンプルでアイコン的な服のパターンがたいへんに美しく、どれを撮っても写真がスッとまとまって、勝手に私の腕が上がったように錯覚します。中野さんは、普段より方々のメディアで、お持ちのフリーベリのコレクションなどをご紹介頂いておりますが、そのコレクションたちが、こうした創作の発想の一つになっているのではと考えますと、ほんとうに感慨深く有難いものであります。秋はファッションウイークやデザインウイーク、アートフェアなどたくさんのイベントや展覧会が盛りだくさんで、心なんとも踊るものです。

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2015 | 5_23 | Saturday

北参道 新ギャラリースペース オープニング展  トーマス・デマンド 「Model Studies(Kōtō-ku)」

北参道 新ギャラリースペース オープニング展 トーマス・デマンド 「Model Studies(Kōtō-ku)」北参道 新ギャラリースペース オープニング展 トーマス・デマンド 「Model Studies(Kōtō-ku)」

北参道 新ギャラリースペース オープニング展 トーマス・デマンド 「Model Studies(Kōtō-ku)」

北参道 新ギャラリースペース オープニング展 トーマス・デマンド 「Model Studies(Kōtō-ku)」

北参道 新ギャラリースペース オープニング展 トーマス・デマンド 「Model Studies(Kōtō-ku)」

北参道 新ギャラリースペース オープニング展 トーマス・デマンド 「Model Studies(Kōtō-ku)」

北参道 新ギャラリースペース オープニング展 トーマス・デマンド 「Model Studies(Kōtō-ku)」

北参道 新ギャラリースペース オープニング展 トーマス・デマンド 「Model Studies(Kōtō-ku)」

コンテンポラリーアートの聖地と言われました、清澄白河の丸八倉庫が取り壊しになってしまうとのことで、タカ・イシイギャラリーさんと小山登美夫ギャラリーさんが代々木の森の北参道へとお引越しになられました。タカ・イシイギャラリーさんは一足先に昨日オープンいたしまして、その記念すべきオープニング展として、日本では8年ぶり3度目の個展となります、トーマス・デマンド 「Model Studies(Kōtō-ku)」にお邪魔をしてまいりました。今回のエキシビジョンは、日本人建築家ユニットSANAAの建築模型を被写体とした、「Model Studies」シリーズの最新作の展示でして、建築家があれこれ思索している中で、揺れ動く思考の一瞬にできたその美しさを、トーマスがズバッと切り取っておりまして、まるで研ぎ澄まされた構成主義の絵画のような雰囲気もいたしまして、なんともかっこいいものです。これは写真にしかできない(もちろん器では無理です)独特の形だなぁと、改めて写真表現の深さを再認識です。今回も設計と施工は、いつもお世話になっておりますbroadbeanさんで、わずか数週間でここまで仕上げる奇跡の技とデザインは、方々より賛賞の嵐でありました。レセプション前にお伺いいたしましたが、ギリギリまで内装の作業が進められており、今回ほど厳しい戦いはなかったと、とんでもない空間から一気呵成に作り上げ、無事にオープニングを迎えられたことに、皆様一様に安堵の表情を浮かべられていたのがなんとも印象的でありました。夜からのオープニングレセプションは、かなりの人で埋め尽くされ、ひっきりなしにゲストが訪れるたいへんな騒ぎに。お写真を撮れば人しか写らないほど、大盛況でございました。 タカ・イシイギャラリー様、オープニングほんとうにおめでとうございます。

小山 登美夫ギャラリー 北参道

小山 登美夫ギャラリー 北参道

小山 登美夫ギャラリー 北参道

小山 登美夫ギャラリー 北参道

そして、この日はまだ正式なオープンではございませんでしたが、トーマス・デマンド展に併せて、小山登美夫ギャラリーさんもギャラリーをお披露目されておられました。二つのギャラリーのバックヤードからお隣に移動するという、この期間だけのサプライズ企画であります。こちらの空間の雰囲気は、柔らかい、やさしい表情が印象的でありました。ほんとうに微妙な差ではありますが、作品や作風に併せて空間を作るのは、一流のギャラリストや設計師の妙技であると実感であります。現在、渋谷ヒカリエ8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Galleryにて開催中の桑原正彦さんの作品も展示されておりました。小山登美夫ギャラリーさんのオープンは、6月13日(土)とのことですので、こちらもたいへんに楽しみであります。

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2015 | 5_18 | Monday

茨城県陶芸美術館 ルーシー・リー展

水戸

千波湖

コバハクチョウ

偕楽園

偕楽園 好文亭

水戸芸術館

水戸芸術館

水戸

茨城県陶芸美術館 ルーシーリー展

茨城県陶芸美術館 ルーシーリー展

茨城県陶芸美術館 ルーシーリー展

茨城県陶芸美術館 ルーシーリー展

2015年4月11日から茨城県陶芸美術館にて開催中のルーシー・リー展へ伺ってまいりました。このルーシー・リー展は茨城県陶芸美術館を皮切りに、全国巡回をするものでして、今回、いつもお世話になっております茨城のお客様方のお誘いがありまして、一番はじめの開催地へ訪問をすることができました。茨城県陶芸美術館は窯業の中心地でもある笠間に位置するため、水戸からは少々離れた立地にありますが、お客様方の有難いご好意にて、周辺観光を含め茨城の美味しいものまで、まさに至れり尽くせりのご案内をいただきました。今回のルーシー・リー展は、前回全国巡回した展覧会の第2章のような趣旨と内容でして、前回以後発見された優品を厳選し、ウィーンでの学生時代の作品という希少な作も加え、初公開作品がほとんどを締めており、約200点を展示しておりました。内容は大充実なものでして、作品を相当選び抜き、時代を細かく分け時系列に展示をすることで、細かな作風の違いが見る人にスッとわかるよう工夫がされていたように思いました。そのため数を見せる雰囲気重視の展示ではなく、1点1点を立たせたものでしたのでじっくりと観察することができ、すべてに集中しすぎて最後はヘトヘトになってしまいました。これは一度だけの訪問では気づかないことや見落としもありそうでして、お客様方はすでに2回も訪問されているとのことで、今回でなんと3回目だそうです。前回も、もう一回ぐらいは見ておけば良かったと思ったことを思い出しました。確かに何度見ても新しい発見のありそうな、良い展覧会でありました。
また茨城県の水戸の地へは、初めての訪問でしたが、こちらも日本の他の地と同じく自然と都市が一体となった風光明媚な地でありました。水戸は千波湖と那珂川に挟まれた狭い台地に位置し、まさに天然の要塞のような地形をしているため、戦国武将の佐竹氏、そして水戸徳川家が重要拠点として城を築いたため、城下町は現在に至るまでたいへんに発展、繁栄をしてきたようです。都市のど真ん中に広大な偕楽園と千波湖があり、海も近いため、衣食住遊すべての良いところが台地にギュッと詰まっており、美術探訪するのでも、おいしいものを食べるのも、お買い物するのも、自然を満喫するのも、思いついたら一度に味わえる、なんとも羨ましい地でありました。水戸光圀が大日本史を編纂したのは、この安定した地で安穏とし過ぎたからだったのかもしれません。先頃の上野東京ライン開通でさらに注目をされているようで、特急は行き帰りとも満席の大盛況ぶりでありました。

追伸 笠間より少々足を伸ばして、栃木の益子参考館までご案内いただきました。益子は笠間と山一つ挟んで以外と近いものですが、茨城からの道は、水田に鷹がいるほど山深いものでした。参考館にもルーシー・リーはじめ、イームズのラウンジチェアやウィルヘルム・コーゲの初期作品まで、モダンデザインの品も展示されており、まるで濱田庄司のアイデアソースを覗いているようで何ともワクワクいたしました。近くのスターネットカフェで休みながの李朝骨董、民藝陶散策など、笠間からはじまり、1日中陶芸三昧ができるたいへんに楽しい地であります。

益子参考館

益子参考館

益子参考館

益子参考館

益子参考館

益子参考館

益子参考館

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2015 | 5_10 | Sunday

護国寺茶寮 不昧軒 東京茶道会茶会

護国寺茶寮 不昧軒 東京茶道会茶会

護国寺茶寮 不昧軒 東京茶道会茶会

護国寺茶寮 不昧軒 東京茶道会茶会

護国寺茶寮 不昧軒 東京茶道会茶会

平素よりたいへんお世話になっておりますヒロミチナカノの中野裕通さんが、護国寺の不昧軒にてお茶席のご主人をなさるとのことで、常日頃不躾な私ではございますが、お招きにあずかりまして、ほんとうに只々お邪魔をしてまいりました。作法などほとんどわからないのですが、とにかくご主人の取り合わせが素晴らしく、研ぎ澄まされていることが私には衝撃でありまして、ため息が出るほどのお道具たちが整えられており、このような機会はそうそうないと、目に焼き付けてまいりました。床には市場では絶対出ることのない杉本博司軸装の二月堂焼経が掛けられており、その前には新緑を思わす緑青に包まれた平安の経筒に花が生けられ、脇には安田靫彦旧蔵の平安の鳳凰が鎮座しておりまして、いま目を閉じても、その形と色の取り合わせの美しさが、新緑に囲まれた森の如く清々しく、すぐ目の前にあるかのように思い出されてまいります。日頃より横着な私は、正座をこんな長い時間したことがなく、途中視野が周りから暗くなり、もう失神寸前ではありましたが、目の前に斗々屋茶碗の拝見がまわってきた時には、粗相はあってはならぬと、気の薄れる中でも名碗を必死に手にできたことは得難い経験でありました。偶然に同席をいたしました、スカイザバスハウスより先頃独立をされた久保田さん、スカイザバスハウスの白石さんがいなければ、私はお茶室にバタリと倒れこんでいるところでしたが、お陰様で素敵なお茶席がより楽しいものになりました。このような素晴らしい席にお招きをいただきまして、ご主人の中野裕通さんはじめまして、皆様には心より感謝と御礼を申し上げます。

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2014 | 12_21 | Sunday

骨董裏おもて

骨董裏おもて 広田不孤斎

日本屈指の古美術店「壺中居」創業者の広田不孤斎が綴った骨董エッセイ集「骨董裏おもて」 です。丁稚奉公時代の苦労話しから、一流諸家との交流、すったもんだのお客との四方山話、品物の真贋から値付け、資金繰りといった古美術商としての商売の心構えなどなど、古物を商う者は皆持っているのではと思うぐらいのバイブル的な名著でもありますが、骨董を通して大正から昭和の時代の、日本や中国の雰囲気を感じさせる描写が面白く、古き良き時代を思い起こさせてくれる一つの物語や映画を観ているような、読み物としても十分に楽しめる良本です。真摯でまじめな筆者のお人柄も感じられる文章でして、嘘偽りなく裏側をも語り尽くしているところが、書籍からでも思わず広田不孤斎という人物を信頼してしまいまして、これこそが日本屈指のお店になった所以でもあるかと思います。けっこう分厚く文章量もかなりありますが、コラム形式で話が150にも分かれておりますので、飽き性で長い小説など読みきれない私にとってはもってこいのショートショートでして、年末年始のふと空いた時間など、慌ただしい喧騒を暫し忘れるには最高の友であります。

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2014 | 12_13 | Saturday

神戸

神戸神戸神戸神戸神戸

お客様へのお届けと、品出しで冬の神戸へ。この異国情緒溢れる彼の地へは初の訪問でしたが、山と海が歩けるほど近く、その合間に整えられた活気の街がありまして、都会と自然が見事に融合した、何とも風光明媚な美しい土地でありました。冬といいましても、いまだに色鮮やかな紅葉の山を背景に、瀬戸内海に光る夜景も格別の煌めきがございまして、旧居留地と三宮は日本橋と銀座・有楽町、北野の地は横浜の山手町の雰囲気でして、すべての良いとこがぎゅっと凝縮し、まるでミルフィーユのようにまとまっており、関東にはないその箱庭的な趣とまとまりの良さも、神戸の格調の高さを足らしめているようです。とにかく山から溢れる水が美しく透明感があり、まるで鏡のように澄んでおり、これが海へとすぐに流れるかと思うと、その澄んだ水がなぜか街をも清く洗い流しているようで、この澄んだ水こそが神戸という街を美しくしているのかとふと感じられました。しかし未だ震災のモニュメントなど阪神大地震を思い起こさせる碑もございまして、災害から立ち直ってこその、芯のあるしなやかな街というものが感じられるのであります。

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2014 | 11_13 | Thursday

奈良

奈良

奈良

奈良

奈良

奈良

奈良

奈良

とある内覧会に当選いたしまして、紅葉シーズン前の奈良へ。この時期は修学旅行の学生が大地を埋め尽くすようにおりまして、なんとも賑やかなものですが、自然と顔は上を向き、仏塔や仏閣に目が行きがちでありました。澄んだ高い空を背景に、軒下の組まれた木の美しさがよりいっそう引き立つようで、再訪の地で違う景色を味わうことができたのは有難いことです。とくに感慨深いのは、手元にある小品たちゆかりの場所へはじめて訪れたこと。東大寺と二分するほど隆盛を極めた元興寺もその一つで、今は大伽藍の名残だけがかすかに残り、そのひっそりとした佇まいには何とも言えない哀愁が漂っておりまして、歴史好きにはこちらのほうがぐっと魅力的に映ります。裏の屋根に残る瓦は飛鳥時代のものとされ、やはり奈良の地は日本誕生から背負ってきた、いろいろな人々の想いの重さが違うなぁとその長い歴史の道程に思い浸ります。そもそも飛鳥からなぜ、都が京都まで遷都していったのか、風水やら怨霊など諸説ありますが、奈良の地の溜池の多さが関東の人から見ると驚くほど異様で、おそらくは琵琶湖や桂川を始めとする豊富な真水が重要だったのではと、どうでもよいことにも歴史好きは思考を巡らせ楽しみます。入り口ではお寺関係の方ですかとよく聞かれましたが、否定するのもだんだん面倒くさくなるのはカルマが重いからでしょうか。徒歩にてまるで托鉢のようにまわったおかげで、最後は疲労困憊のため、半眼のまま無心の拝観ができる境地にまで至りました。

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2014 | 6_12 | Thursday

香川県

瀬戸大橋丸亀城直島直島直島直島

古い友人との商談で香川県に。梅雨の合間ではありますが、暑さの中に瀬戸内の涼しい風が心地よく、街と自然が一体化したような風光明媚な名勝地でありました。ゆっくりとした時間の流れる、のんびりした雰囲気が全体を覆いますが、強烈なコシのうどんの啜りは老若男女問わずに異常な早さで、完食に数分かからないとはやや早食い気味の私でも脅威の早さです。アートの聖地、直島へも再訪となりましたが、何度行ってもクオリティの高さに脅かされ、島全体で徹底されているその精神は、普段聞くディズニーリゾートの経営精神にも通じるものを感じます。
友人は丸亀にて山神印刷製袋株式会社という印刷会社をやっているのですが、普通の印刷とはちょっと違い、紙袋や箱、段ボールなどの制作から印刷までがメインの、かなり特殊な印刷屋さんです。袋から作ることが出来る印刷屋さんは日本中でもかなり珍しく、地元香川県の有名食品会社やお菓子会社をはじめ、大企業の紙袋や箱、薬局の袋までが、工場には所狭しと山積みされておりました。香川の空港や駅で見かけるほとんどの人たちが、こちらで作った紙袋を下げて歩いているというのですから何とも驚きです。出来合いの袋や箱に印刷していくのではなく、オーダーメイドではじめから作れるのがほんとうに凄いところで、袋を手張りすれば、奇想天外な今までにない形や色の、アート路線にも持っていくことが出来るとのことで、自由度はかなり高いものです。私も包み紙や紙袋、包み箱や段ボール等、北欧器の販促の品をトータルで作ってもらおうと、相談がてらの商談か、はたまた遊びなのか疑わしい訪問ではありますが、印刷工場の現場を見るだけでも貴重な体験であります。小ロットでも引き受けてくれる香川人の心の広さも嬉しい限りです。もちろん普通の印刷にも対応していますので、名刺から封筒まで、会社の品をすべて作ってもらうことも可能です。なかなかこういうものを頼める所がなく困ったとお嘆きの方や、トータルな感覚で親身に相談できる印刷屋をお探しの方がおりましたら、ぜひご連絡をしてみてください。販促の優秀なドクターといった所でしょうか。北欧器のサイトを見てとおっしゃっていただければ、頑固な職人たちとて無下にはされないかと思います。

山神印刷製袋株式会社  
〒763-0082 香川県丸亀市土器町東一丁目202番地
電話 0877-22-2590

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2014 | 2_22 | Saturday

石井一男さんの絵

石井一男さんの絵

石井一男さんの絵

石井一男さんの絵

ご存知の方も多いかと思いますが、奇蹟の画家と呼ばれている石井一男さんのF4号グワッシュの絵です。そもそもなぜ奇蹟なのか、詳しくは書籍の奇蹟の画家をぜひご覧になってみてください。 また以前に情熱大陸でもご紹介されておりますので、YOUTUBEの映像でもその"奇蹟"の一端を見ることができます。今や展覧会を開催すれば、全ての作品が即完売してしまうほどの大人気作家さんですが、現在でも清貧ともよべる、絵を描くためだけに削ぎ落とされた質素でシンプルな生活を続けられております。作品のほとんどの題材は「女神」と呼ばれるイコンのマリア像のようなものなのですが、決してキリスト教を強く感じるものではなく、何かお地蔵さんのような、無垢な子供のような、とても不思議な雰囲気のする優しい作品でして、絵の前で思わず泣き出してしまう人もいるとか。石井さんは、書籍や映像で拝見しますと、まるで悟りをひらいた高僧のようなお人柄と生活をされておりますので、すべてを超越してしまったお方から生み出されるこの不思議な絵が、多くの人々に救いの手を差し伸べているのかもしれません。所謂"作品"として絵を手に入れるというよりも、何か人間に必要な物、家族の写真や思い出の品、大事にしてきた愛用の小物のような、お金にはかえられない大事な物を手にできたような感じでしょうか。実はこれこそが後世に残る芸術品の、ほんとうの姿なのかもしれません。
お客様からのご紹介で、本郷にありますギャラリー愚怜さんにて、石井一男さんの展覧会を開催しているとのお知らせをいただいたのですが、初日に行列ができるほどの盛況で、すべての作品が即完売、追加分も出したのに、さらにほとんど完売とのことで、これはもうだめだと思いつつ、一足遅れて大雪の日に展覧会へと伺ってまいりました。雪のため誰もいないのが幸いして、ゆっくりと作品たちを堪能することができましたが、たくさんの「女神」たちにまぎれて、なぜかこちらの絵が残っているのも不思議なもので、まるで私を待っていたかのようにひっそりと佇んでおりました。石井さんの作品には珍しく、暖かさを感じるものではなく、階段に二人の親子のような人がいるのですが、寂しそうで凍えているようで、雪の日に見たせいもあるかもしれませんが、ドシーンと胸に突き刺さるような感覚に陥ってしまいました。すぐに購入の旨を申し出て、こうして無事に持って帰ってこれましたが、よくよく眺めていますと、また違った暖かい表情もあり、見る景色やその時々によって雰囲気と表情を変えてくれるようです。何とも、人生で忘れていた大事な落とし物を取り戻してきたような、不思議な感覚のする絵でもあります。

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