ギャラリー北欧器:Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ) Axel Salto (アクセル・サルト)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)
ギャラリー北欧器:Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ) Axel Salto (アクセル・サルト)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)
ギャラリー北欧器:Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ) Axel Salto (アクセル・サルト)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)
ギャラリー北欧器:Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ) Axel Salto (アクセル・サルト)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)
ギャラリー北欧器:Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ) Axel Salto (アクセル・サルト)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)
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ギャラリー北欧器:Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ) Axel Salto (アクセル・サルト)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)
ギャラリー北欧器:Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ) Axel Salto (アクセル・サルト)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)

 

ギャラリー北欧器:Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ) Axel Salto (アクセル・サルト)

 

ギャラリー北欧器:Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ) Axel Salto (アクセル・サルト)

リサ・ラーソン展 2017 松屋銀座

ユナイテッドアローズ原宿本店リニューアルオープン

ベルント・フリーベリコレクション 於 ユナイテッドアローズ原宿本店

Wilhelm Kageの四足大鉢 shinamono48

James Loveraのピンク釉碗 shinamono47

ギャラリー北欧器のStockを更新いたしました

Gustavsberg

買い付けによる休業のお知らせ

ギャラリー北欧器のJapanese Galleryを更新いたしました

Axel Saltoの筒型花器 shinamono46

James Loveraの大鉢 shinamono45

Gertrude & Otto Natzlerの碗shinamono44

ご登録メールのお知らせ

皐月茶会

骨董うまこし

Palsusの白い花器 shinamono43

MODERNISM SHOW モダンデザインからポストモダンまでは無事に終了をいたしました

MODERNISM SHOW モダンデザインからポストモダンまでが始まりました

MODERNISM SHOW モダンデザインからポストモダンまでの出展作品です

 

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2017 | 9_14 | Thursday

リサ・ラーソン展 2017 松屋銀座

リサ・ラーソン展 松屋銀座  Lisa Larson

リサ・ラーソン展 松屋銀座  Lisa Larson

ご案内とご招待をいただきまして、昨日13日(水)から25日(月)まで松屋銀座にて開催中の、リサ・ラーソン展へお邪魔して参りました。リサの作品はもちろん、夫のグンナルの作品まで、一堂に約190点ほどの作品が並んでおります。私はリサ作品はほとんど知識がありませんので、これを機会にお勉強をして参りました。展示はリサの人生と共に、時系列に作品たちが並びますが、その中でもリサ自身の手びねりで作られるアトリエ作品は、やはり線や曲線が繊細で、陶芸家というだけではなく、一流の彫刻家であることがよくわかります。私は幾何学文様の施された鉢や壺、さらにお面シリーズがかなり好みでしたが、会場の皆さんはやはり、人や動物ものがお好きなようです。

CHUFFY(チャフィー)リサ・ラーソン  Lisa Larson

CHUFFY(チャフィー)リサ・ラーソン  Lisa Larson

CHUFFY(チャフィー)リサ・ラーソン  Lisa Larson

CHUFFY(チャフィー)リサ・ラーソン  Lisa Larson

CHUFFY(チャフィー)リサ・ラーソン  Lisa Larson

CHUFFY(チャフィー)リサ・ラーソン  Lisa Larson

CHUFFY(チャフィー)リサ・ラーソン  Lisa Larson

展覧会の会場横では沢山のグッズやヴィンテージ作品が購入できますが、下の階の7階のデザインコレクションでは、CHUFFYののりさんが出展されており、展覧会会場よりレアなものや、幻のリサ作品が展示販売されているので、こちらの方が驚きです。買い付けの鬼として仲間内では有名なのりさん、この品数をいつも拝見すると私もまだまだだと強く感じます。北欧ブームの黎明期からお店を始められおり、かなりの大先輩でもあるんです。商品の知識と在庫はいつも膨大であります。

リサ・ラーソン Lisa Larson

現在、ギャラリー北欧器に有りますリサ・ラーソン作品を探して見ますと、このお面が一つだけ。かなり渋好みですが、古写経との相性も良く、リサの創作の奥深さを感じます。アフリカンマスクなどと共に縦に何点か並べて飾りたくなります。

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2017 | 9_7 | Thursday

ユナイテッドアローズ原宿本店リニューアルオープン

ユナイテッドアローズ原宿本店リニューアルオープン

ユナイテッドアローズ原宿本店リニューアルオープン

ユナイテッドアローズ原宿本店リニューアルオープン

本日9月7日(木)から、ユナイテッドアローズ 原宿本店が新たにメンズとウィメンズを現メンズ館へ統合し、リニューアルオープンをいたしました。私は一足お先に、昨日のオープニングにお邪魔をして参りました。スタートから店内は人でごった返すほどの大盛況ぶりでございました。25周年記念のリニューアルでもありまして、「United Arrows One」というテーマに沿って、老舗とニューエイジ、メンズとウィメンズ、そしてファッションやプロダクト、アートまでもミックスされた、今までにない新しい空間と構成に正直驚きであります。今回その作品の一つに、ベルント・フリーベリの器を選んでいただきまして、ベルント・フリーベリコレクションとして、このリニューアルされた空間にディスプレイしていただきました。

ユナイテッドアローズ原宿本店リニューアルオープン

ユナイテッドアローズ原宿本店リニューアルオープン

ユナイテッドアローズ原宿本店リニューアルオープン

ユナイテッドアローズ原宿本店リニューアルオープン

ピカソの絵付け陶皿の下に、白木の台座の上に乗せたフリーベリたちが並んでおります。スタイリストの宇佐美さんたちが、かなり時間をかけて構成や並びを考えてくださったそうで、まるで間合いを計ったように、これ以上ない緊張感のある佇まいをしております。これはもう1ミリも動かせません!特に面白いのが、真ん中下のキャビネットの、お碗が手前で花器が後ろの二点構成です。斬新ですが、とても美しい佇まいです。

ユナイテッドアローズ原宿本店リニューアルオープン

ユナイテッドアローズ原宿本店リニューアルオープン

ユナイテッドアローズ原宿本店リニューアルオープン

ユナイテッドアローズ原宿本店リニューアルオープン

ユナイテッドアローズ原宿本店リニューアルオープン

ユナイテッドアローズ原宿本店リニューアルオープン

ユナイテッドアローズ原宿本店リニューアルオープン

店内には所々に現代作家の陶芸作品やプロダクト、アートも散りばめられています。さりげなく紳士のチーフ入れのディスプレイに、ウィルヘルム・コーゲのcircaのボウルが使われているのも素敵です。地下1階から地上3階まで、店内ほとんどの品物を購入することが可能だそうで、ディプレイされているアートも含めファッション以外にも目移りしてしまいます。ベルント・フリーベリの展示は10月3日までの限定期間ですが、この新しくなりましたボーダレスな店内空間は必見であります。お近くにお越しの際は、ぜひこの新鮮な感覚を体感をしてみてください。

ベルント・フリーベリコレクション
PLACE|ユナイテッドアローズ 原宿本店2F ANNEX
DATE|2017年9月7日(木)- 10月3日(火)
OPEN|平日 12:00~20:00 土・日・祝 11:00~20:00
ADDRESS|東京都渋谷区神宮前3-28-1 B1F-3F 
TEL|03-3479-8180

インスタグラムアカウント
・ユナイテッドアローズ 原宿本店 @unitedarrows_harajuku
・ユーエー バー @uabar_official

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2017 | 8_30 | Wednesday

ベルント・フリーベリコレクション 於 ユナイテッドアローズ原宿本店

ベルント・フリーベリコレクション 於 ユナイテッドアローズ原宿本店ベルント・フリーベリコレクション 於 ユナイテッドアローズ原宿本店ベルント・フリーベリコレクション 於 ユナイテッドアローズ原宿本店ベルント・フリーベリコレクション 於 ユナイテッドアローズ原宿本店ベルント・フリーベリコレクション 於 ユナイテッドアローズ原宿本店ベルント・フリーベリコレクション 於 ユナイテッドアローズ原宿本店

 

来る9月7日(木)、ユナイテッドアローズ 原宿本店が新たにメンズとウィメンズを現メンズ館へ統合し、リニューアルオープンをいたします。

コンセプトに"UNITEDARROWSONE(ユナイテッドアローズワン)"を掲げ、ファッションの持つ自由と創造性、価値とカルチャーを提案するお店へと生まれ変わりますが、今回のリニューアルオープンにおきまして、ディレクションで参加をされております、スタイリストの宇佐美陽平さんに、ベルント・フリーベリを今回のリニューアルオープンの提案の一つにとお声がけいただきまして、オープニングイベントに参加をさせていただくこととなりました。

ファッションとのコラボレーション企画は初めての試みでございまして、 宇佐美さんとユナイテッドアローズさんには、作品の選定から、ディスプレイに至るまで全てをお任せしております。選んでいただいた作品は、新入荷を含む、約50点ほどのフリーベリ作品でして、リニューアルした店頭にて展示販売予定でございます。

ファッションのスタイリストさんがフリーベリをご提案いたしますと、今まで私がご紹介してきましたフリーベリの雰囲気や佇まいとは、また少し違った見え方になって来るのかと思いますし、今までにないファッションの中にあるフリーベリという、店内ディスプレイも必見であります。どんな新たな発見があるのかと、今から本当に楽しみにしております。

10月3日(火)までの約1ヶ月の限定イベントでございまして、暑さが和らいできた秋の空気の中、新しくなりました、ユナイテッドアローズ 原宿本店のお買い物がてらに、ぜひ足を運んでいただければ幸いでございます。

ベルント・フリーベリコレクション
PLACE|ユナイテッドアローズ 原宿本店2F ANNEX
DATE|2017年9月7日(木)- 10月3日(火)
OPEN|平日 12:00~20:00 土・日・祝 11:00~20:00
ADDRESS|東京都渋谷区神宮前3-28-1 B1F-3F (現 ユナイテッドローズ 原宿本店 メンズ館)
TEL|03-3479-8180

インスタグラムアカウント
・ユナイテッドアローズ 原宿本店 @unitedarrows_harajuku
・ユーエー バー @uabar_official

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2017 | 8_21 | Monday

Wilhelm Kageの四足大鉢 shinamono48

ウィルヘルム・コーゲの、Farstaシリーズの逸品たちをご紹介です。こちらはコーゲ王道の作品とも呼べる、高足が施された作品で、かなり大振りで装飾性の高い、堂々たる逸品です。火鉢のような厚い円形の鉢に、広く水平に取った、まるで額縁のような、太い口縁が付いているのが特徴で、その鉢の底には四つの高足が付いております。この足は後から付けたものではなく、この分の高さをフリーベリが轆轤挽きし、削り出しているため、 重量のある鉢部分を、しっかりと支える丈夫なものです。カリカリに焼けた赤茶のレンガのような胎土に、表側は見込み、分厚い口縁の部分に到るまで、放射状にびっしりと搔き落としが入れられ、見込みの底部分には、 円の絵付けが幾重にも描かれております。裏側には四つの高足の周りに、六筋の搔き落としと、白い絵付けが、8つづつ配されており、高足の一つ一つにはFarstaのスタンプが押されております。何か文様に意味が込められているのか、まるで古代遺跡の象形文字を見るような、 不思議な感覚に陥ります。特に表面は幾何学模様で構成された、絵画としても完成されており、飾り皿で立てられても一級品の強さがあります。その上から、澱青釉がトロリと掛けられ、搔き落としと絵付けの凹凸の合間を流れ落ちます。全体は斑紋の現れる緑の表情ですが、所々には鮮やかな青い景色が見て取れ、その幾重にも重なる複雑な表情に、いつまでも眺めてしまいます。大きさも大変に大振りな、堂々たる存在感をしており、1950年代後半に来日した際に、民藝作品の影響も強く受けていると考えられ、最晩年に制作をした優品の一つと思います。状態も大変によろしいものです。

お写真一番上
WK01707_4 ウィルヘルム・コーゲ 
澱青釉四足大鉢  高さ6cm 幅22.7cm  1959年製 (価格はお問い合わせください)

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2017 | 8_4 | Friday

James Loveraのピンク釉碗 shinamono47

アメリカ、カリフォルニアの陶芸家、James Lovera(ジェームス・ロベーラ)の,、手取り良いお茶碗にお使いいただけそうな碗作品です。1990年代の作品です。

前出の鉢と同じご説明となりますが、カリフォルニア出身のロベーラは、大学で彫刻を学んだ後、ナツラー夫妻より作陶を学び、また助手として勤める傍、自らはサンノゼ州立大学の陶芸教授として、またデザインやテキスタイルの教鞭も併せて長年執っておりました。主にナツラー夫妻からの影響と思われる、シンプルなフォルムと釉の作品が多く、プラスチックのような光沢のある肌の作品から、溶岩釉のような荒々しい肌の作品まで、主に二種類の釉を使い分け、作品を制作しておりました。

こちらの碗は、黒に近い鼠色をした土が、碗なりに轆轤引きされ、見込みは蟻地獄のようにすり鉢状に深くなており、高台は胴に比べてぎゅっと小さなものですが、芯とバランスが通っているのか、簡単に転がってしまうことはありません。手取りは大変に軽く、口縁も極薄手で、まるでプラスチックで作られたかのような印象があります。これは当時のカリフォルニアの工場で多く成型されていた最先端の技術でもある、プラスチック製の家具などからインスピレーションを得て、器へと昇華をしたものと思います。全体に淡いピンク釉が掛けられ、その上からは鉄釉が二重掛けされて、見込みの底にはスッと青い流星のような表情が現れております。外側も淡く焼きついたピンク釉が美しく、まるで日本画を見ているような、靄のような柔らかく静かな美しさが秀逸です。お茶碗として手取りが大変によろしく、ちょうど胴のカーブが大変に持ちやすいもので、良いサイズです。状態も大変によろしいものです。

お写真一番上
JL01708_1 ジェームス・ロベーラ ピンク釉碗  
高さ9cm 幅15.5cm  1990年代製 (ご売約)

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2017 | 7_27 | Thursday

ギャラリー北欧器のStockを更新いたしました

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)

暑中お見舞い申し上げます。梅雨戻りの関東地方でございますが、皆様如何お過ごしでございましょうか。さて長い間、売約ばかりでお叱りを受けておりましたが、ギャラリー北欧器のStockにてBerndt Friberg(ベルント・フリーベリ)のミニチュアたち、そしてWilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)の器たちを全て、そしてBerndt Friberg-5にも少々器を追加をいたしまして、再撮影にて更新をいたしました。ベルント・フリーベリのミニチュアは初お披露目作品を含めまして47作品をご紹介をしております。どうぞ少しだけ大きな画像、違うアングルにてご高覧くださいませ。

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2017 | 7_18 | Tuesday

Gustavsberg

Gustavsberg(グスタフスベリ)

Gustavsberg(グスタフスベリ)

Gustavsberg(グスタフスベリ)

Gustavsberg(グスタフスベリ)

買い付けで北欧諸国に行って参りましたが、グスタフスベリの博物館にて、ウィルヘルム・コーゲ展が開催中とのことで伺って参りました。現在ストックホルムの国立博物館は改装中で、グスタフスベリ博物館に出張という形でコーゲ展が開催されており、入場も無料になっておりました。ストックホルムからは高速道路を使ってバスで30分ほど。海辺の別荘地が並ぶ美しい港町にグスタフスベリはありまして、ヴィンテージを販売するアンティークショップ、現行品のB品を販売するお店や、カフェ、レストランなども入る大きな観光地になっておりました。

 

Gustavsberg(グスタフスベリ)

Gustavsberg(グスタフスベリ)

土の精錬機の歯車でしょうか。オブジェのようにグスタフスベリ入口に鎮座します。昔はかなり広い敷地に煙突のある窯や工場が数多く点在していたようですが、現在は取り壊されたり、そのままオフィスやカフェ、スーパーが入るなど、随分と様変わりをしております。人口増加により近代的な建物も急ピッチで作られ、当時の面影はだいぶ少なくなってきているようです。

 

Gustavsberg(グスタフスベリ)

Gustavsberg(グスタフスベリ)

大きなレンガ作りの建物の裏手には、当時のスタジオが入っていた建物が残ります。ここに、コーゲをはじめ、ベルント・フリーベリやスティグ・リンドベリ、リサ・ラーソンに到るまで、皆が出入りをしていたと思いますと何とも感慨深いものです。今は扉の鍵が閉まっておりますが、窓ガラスから中を覗きますと、当時の作家たちの息吹が聞こえてきそうで、ワクワクいたします。

 

Gustavsberg(グスタフスベリ)

敷地中央にはグスタフスベリ博物館があります。所蔵作品は40000点以上もあり、1825年の創業から93年工場閉窯の最晩年までの作品たちを一堂に見ることができます。普段は入場料が必要ですが、国立博物館の夏の特別展ということで9月3日まで入場は無料です。

 

Gustavsberg(グスタフスベリ)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)

Gustavsberg(グスタフスベリ)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)

Gustavsberg(グスタフスベリ)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)

本丸のコーゲ展へ。今年はコーゲが「労働者階級のためのディナーサービス」というキャッチコピーで、テーブルウエアを製作し初めて100年の年にあたり、国立博物館が彼の作品を収蔵し始めてからも100年、そしてコーゲがグスタフスベリに来て100年という記念の年だそうで、国を挙げて彼の作品の大回顧展を開催している様子が伺えます。本当はストックホルムの大きな会場で見たかったというのが正直な所ですが、国民やディーラーたちに至るまで、彼への敬意は相当なもので、絶対に見ておいた方が良いと勧められました。希少な作品たちやテーブルウエア、映像に至るまで貴重な品々が並びます。

 

Gustavsberg(グスタフスベリ)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)

Gustavsberg(グスタフスベリ)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)

Gustavsberg(グスタフスベリ)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)

有名なポスターデザイナーだった彼の1910年代の作品たち。その後スウェーデン工芸協会の勧めで、グスタフスベリに移り、アートディレクターに就任します。移籍後当初はデルフトのような軟性陶器に絵付けを施すことから始まりました。

 

Gustavsberg(グスタフスベリ)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)

Gustavsberg(グスタフスベリ)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)

Gustavsberg(グスタフスベリ)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)

Gustavsberg(グスタフスベリ)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)

Gustavsberg(グスタフスベリ)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)

そしてよりフォルムを強調する真っ白な作品のSurrea(スレア)から、釉の色味とフォルムを追求する作品のCintra(シントラ)、さらには陶芸として一点一点を追求したFarsta(ファシュタ)、銀細工を施す工藝の域に到達したArgenta(アルゲンタ)と段階的に制作の探訪が進んで行ったことが伺えます。

 

Gustavsberg(グスタフスベリ)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)

Gustavsberg(グスタフスベリ)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)

Gustavsberg(グスタフスベリ)Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)

ファシュタの制作に使用した道具類や釉薬のテストピースも初めて拝見をいたしました。道具がかなり繊細で美しく、そして綺麗に使われており、搔き落としなどの線の細かさが、このような艶やかな道具から生み出されているのかと想像いたしますと思わず感動です。釉薬のテストピースだけでもキリッと締まった緊張感を感じる、まさに作品とも呼べるものでした。フリーベリ以外にも、数名の名工がファシュタの制作に関わっていたようで、皆緊張した当時の様子をコメントしています。ファシュタシリーズの中でも最高峰と呼ばれる、テラ・スピレアを制作するコーゲの顔が何とも楽しそうで、心底嬉しそうなその笑顔はもう誰も止められません。いい写真です。

 

Gustavsberg(グスタフスベリ)

打って変わって、二階はグスタフスベリの創業からの作品たちを一堂に見ることができます。元々はレンガ会社から始まり、王族の食器から、便器や洗面台などの清潔陶器まで、様々なものを作っておりましたが、やはりモダニズム以降の時代が一番隆盛を極めたようです。

 

Gustavsberg(グスタフスベリ)

Gustavsberg(グスタフスベリ)

Gustavsberg(グスタフスベリ)

19世紀末は絵画のような、かなり華やかな作品たちが作られておりました。一つ一つ完全に手作業で行われていたようで、皿に施すための銅版の原型も陳列されております。中にはアルゲンタの原型となったと思われる、緑の器に銀細工が施された作品もあり、こちらの方がコーゲのものより細かく繊細な感じがいたしました。恐らくは王族や裕福な商人たちが使用したものでしょうか。どれも1800年代のものです。

 

清潔陶器の歴史も時系列に知ることができます。木製のものはおそらくは19世紀のトイレでしょうか。ちなみにストックホルムの市立図書館のトイレもグスタフスベリ製でそのロゴマークに少々驚きました。

 

こちらにもコーゲ作品が数多く並んでおりました。コーゲが製作しました、グスタフ国王所蔵の宋時代のコレクションを並べた、国立博物館での展覧会ポスターも見ることができます。1935年から36年まで、スウェーデンの陶芸研究家、ニルス・パームグレンと共にグスタフスベリで中国古陶磁の陶片研究が行われました。彼らの作品の中には中国宋磁のエッセンスがまさに凝縮されております。

 

モダニズムの作家たちのテーブルウエアやスタジオピースが、ほぼ網羅されて並んでおりましたが、やはり外せないのがベルント・フリーベリ作品です。巨大な花器作品から碗作品まで色々と並んでおりますが、やはり注目はミニミニチュアです。サイズ感はお写真ではどうしてもわかりませんが全てミニチュアよりも小さな幻の逸品たちです。ミニミニチュアにも大小様々なサイズがあり、一番手前のティーセットは極小中の極小で、これ以下の大きさは恐らくありません。推定2ミリのミルクジャーには完敗です。奥には磁器に絵柄を施したティーセットもあり、本当に素晴らしいの一言しか出ませんでした。スカンセンの歴史博物館ではドールハウスが並んでおりましたが、その食卓には同じように小さな器たちが並んでおりました。恐らくは西洋のドールハウスの影響がこのミニミニチュアには感じられますが、それを轆轤で作ってしまうフリーベリの技が超絶技巧であります。また北欧の王宮には、一本の象牙から複雑な球体や鎖まで作り込む、至極の至宝が多く所蔵されておりまして、石工やバイキングより受け継がれる彼らの技巧の素晴らしさ、手先の器用さは陶芸へも脈々と受け継がれているようで、その繊細な技は東洋だけではないのだと感服いたしました。

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2017 | 7_1 | Saturday

買い付けによる休業のお知らせ

ギャラリー北欧器

7月8日(土)〜7月17日(月)までの間、北欧への買い付けのため、ギャラリー北欧器は休業をさせていただきます。メールでのお問い合わせは承りますので、ご用の方はこちらまでご連絡くださいませ。皆様にはご不便とご迷惑をおかけいたしますが、どうぞお間違えのないようにお願い申し上げます。

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2017 | 6_18 | Sunday

ギャラリー北欧器のJapanese Galleryを更新いたしました

渡来徹 渡来徹 渡来徹 

渡来徹 渡来徹 渡来徹 

渡来徹 渡来徹 渡来徹 

渡来徹 渡来徹 渡来徹

渡来徹 渡来徹 渡来徹    

梅雨の最中、夏本番を前に、
木々が青々と茂る静かな雨音の季節となってまいりましたが、
如何お過ごしでございましょうか。

さて、Japanese Galleryにて、
いけばな教授者、渡来徹さんの華道のページ、
14〜28を更新いたしました。

前年同様に渡来さんには、生けたい器をストックの中からその場で選び、
即興で花を生けてもらうという、フリースタイルの仕立てをしてもらいました。

前回は春の花が中心でしたが、今回は季節も少し動きまして、
夏の花たちが取り揃いまして、全く別の表情が垣間見られました。

どんな組み合わせで、何が出るかは毎回の楽しみでもございまして、
今回も是非、新しい花と器の偶然の出会いを、
お楽しみいただければ幸いでございます。

次回は秋の実のものでしょうか。
このコラボレーションを引き続き是非、
ご期待いただければ幸いでございます。

 

 

渡来 徹 watarai toru

いけばな教授者。渋谷区神宮前にいけばな教室兼オーダー花店
『Tumbler & FLOWERS』を構え、 いけばなの面白みを
少しでも多くの人に知ってもらうべく活動中。
男性ファッション誌や女性情報誌での編集・ライターとしてのキャリアをもとに、
従来のいけばな教室とは違うアプローチでレッスンやワークショップを行なっている。
レギュラーのいけばな教室のほか、店頭やイベント、展示会場の装花なども手がける。

www.tumblerandflowers.com

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2017 | 6_12 | Monday

Axel Saltoの筒型花器 shinamono46

Axel Salto(アクセル・サルト)Axel Salto(アクセル・サルト)Axel Salto(アクセル・サルト)Axel Salto(アクセル・サルト)

お久しぶりに、デンマークはロイヤルコペンハーゲンに所属しました巨匠、アクセル・サルトの筒型の作品が入ってまいりました。

サルトは、ウィルヘルム・コーゲと同じく、1925年のパリ万博、所謂アール・デコ博覧会にて、グランプリを受賞した画家でして、デンマークにおいてモダニズムの、デザイン運動を繰り広げた立役者でもあります。作風は全く違えどもコーゲと並び、スウェーデンとデンマークの両雄と称されまして、同じく陶芸をキャンバスに見立てております。その作品のコンセプトや造形能力、佇まいの素晴らしさは他の群を抜いております。こちらの筒型花器はアクセル・サルトのロイヤルコペンハーゲンでの作品で、恐らくは1940年代の制作です。自然の力強さを抽象的に表現をしました、氏のBuddingシリーズの一つで、サルト作品は、特にアメリカでの評価が高く、その中でも有機的に凹凸の出たBuddingシリーズは、たいへん人気の作です。アクセル・サルトの作品は、当時、デパートのコペンハーゲンコーナーにカタログがございまして、型番と写真を見ながら、お気に入りの釉の色で発注するという、オーダーメイドの彫刻的な要素がございました。全ては元のデザインはサルトが行い、オーダーによりコペンハーゲンの陶工たちが制作したものでして、世界には同じ型の作品が何点か存在をしておりますが、釉薬の表情や大きさまで、客注や焼成の具合により、一つ一つ違ったもので残されております。

こちらの作品は、サルトの作品の中でも、筒型の作品でして、サイズもより大振りなものから、もう少々小さなもの、有機文様も何パターンか存在をしており、当時より人気のシリーズであったと推測されます。こちらはその中でもミドルサイズほどの大きさです。雨で木の幹から雫が滴り落ちる様を、そのまま閉じ込めたような、躍動感のある佇まいでして、やや規則正しい涙型の文様が、縄目のように、全体にびっしりと配されており、実際に流れ落ちているような錯覚に陥ります。赤茶の釉が全体に掛けられ、その上から、ロイヤルコペンハーゲンお決まりの、”宋釉“がドロリと掛けられております。この釉は当時、コペンハーゲンが中国古陶磁の陶片を集め、研究開発をしました、“宋釉”と呼ばれるもので、コペンハーゲン在籍の他の作家の作品にも多く使われており、代表的な釉の種類として、サルト作品にも多用されております。まるで先ほど掛けたような、
艶かしく、生々しい表情はサルト独特のもので、躍動感のある造形と相まって、存在感と集中力はかなりございます。この合い掛けの釉は内側の奥底に至るまで、びっしりときれいに掛かっております。やや大振りな作品で、有機的な文様や釉の出来も良く、サルト作品をお探しの方にはおすすめの逸品です。状態もたいへんによろしいものです。

AS01705_1 アクセル・サルト 有機文筒型花器  高さ17.2cm 幅7.2cm  1940年代製 
(価格はお問い合わせください)

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2017 | 5_26 | Friday

James Loveraの大鉢 shinamono45

James Lovera(ジェームス・ロベーラ)James Lovera(ジェームス・ロベーラ)James Lovera(ジェームス・ロベーラ)

先日のナツラー夫妻に続きまして、アメリカ、カリフォルニアの陶芸家、James Lovera(ジェームス・ロベーラ)の大変に大振りな鉢作品です。1990年代の作品です。

カリフォルニア出身のロベーラは、大学で彫刻を学んだ後、ナツラー夫妻より作陶を学び、また助手として勤める傍、自らはサンノゼ州立大学の陶芸教授として、またデザインやテキスタイルの教鞭も併せて長年執っておりました。主にナツラー夫妻からの影響と思われる、シンプルなフォルムと釉の作品が多く、プラスチックのような光沢のある肌の作品から、溶岩釉のような荒々しい肌の作品まで、主に二種類の釉を使い分け、作品を制作しておりました。作品は碗作品や皿状の作品が中心で、花器がほとんど見られないのも特徴で、かなり大振りな作品が多いのものです。生涯、個展は数多く行なっておりますが、作品数は極めて少ないため、ほとんどの作品が、既にMOMAをはじめとした、美術館や好事家のもとに収まっております。時より市場へと放出をされるもので、今回の大鉢も、以前にクレーター釉の作品を、4点扱いました以来の入荷です。

黒に近い鼠色をした土が、轆轤挽きで碗なりに成型されており、口縁は外側にやや端反り、見込みは蟻地獄のように極めて深く、高台は胴に比べてぎゅっと小さなものでして、全体のバランスは絶妙に整えられており、大変に緊張感のある佇まいです。この作行きは彼の碗作品の中では、決まりごとのようになっており、特に黒い胎土が使われることで、全体を引き締める役割をしているようです。大変に大振りで存在感がありますが、
手取りは異様に軽く、口縁も極薄手でして、まるでプラスチックで作られたかのような印象があります。全体には鼠色の釉が掛けられ、その上からは鉄釉が二重掛けされて、まるで夜空を彩る星や流星のように、青々と流れ落ちており、大変に美しい景色が楽しめます。鼠釉も靄のような表情のある焼き上がりとなっておりまして、これがまた夜空を連想させ、大変に良いものです。軟性の陶器で作られているため脆く、使用には向かないものと思いますが、この宇宙のような表情の美しさを、鑑賞されるだけでも価値がある逸品です。状態も大変によろしいものです。

お写真一番上
JL01705_1 ジェームス・ロベーラ 鼠釉大鉢  
高さ13cm 幅23.5cm  1990年代製 (価格はお問い合わせください)

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2017 | 5_24 | Wednesday

Gertrude & Otto Natzlerの碗 shinamono44

Gertrude & Otto Natzler(ゲートルード&オットー・ナツラー)James Lovera(ジェームス・ロベーラ)

アメリカのモダニズム陶芸作品2点が入ってまいりました。Gertrude & Otto Natzler(ゲートルード&オットー・ナツラー)とその弟子である、James Lovera(ジェームス・ロベーラ)の作品たちです。

Gertrude & Otto Natzler(ゲートルード&オットー・ナツラー)は、オーストリア出身のユダヤ人夫婦で、
1939年にナチス侵攻の迫害から逃れるため、世界の軍需産業が集まり、技術と文化の集積地でもあった、カリフォルニアに亡命し、本格的に作陶を開始しました。アメリカの陶芸家としては現在、 最高峰の作家と位置付けられており、MOMAなどを始め、多くの美術館に作品が、パーマネントコレクションをされております。ナツラー夫妻はもともとオーストリア時代に独学で陶芸を学び、 1937年のパリ万博で銀賞を受賞しております。夫人のゲートルードが轆轤を回し、夫のオットーが釉薬を調合、施釉、焼成しており、 夫婦分業にて作陶をしておりました。 1971年にゲートルードに先立たれてからは、オットーは失望と空虚感から作陶を止めてしまいました。自身でも多くの作品をストックしていたようですが、晩年知人に、轆轤目が出ているものはゲートルードの指が感じられて、とても大事な作品であると言って、なかなか譲りたがらなかったと聞いております。

この1930年代にはオーストリア時代のルーシー・リーも、パリ万博で金賞を受賞しており、ウィーンの大学教育に置いて、東洋陶磁の研究などが盛んに行われ、生徒たちに教えられていたものと推測され、その教育が見事に昇華をされた時代でもあったようです。東洋の器からインスピレーションを得たであろう、口縁が蝶のように舞う流れるようなフォルム、シンプルな碗型の作品、そして溶岩釉など、後のモダニズムの陶芸作家たちのスタイルは、まさに彼らから始まったものでして、北欧をはじめ、諸国の作家たちに多大な影響を与えたと考えられます。後年、ナツラー夫妻はルーシー・リーとも交流があり、当時自分たちが発見した釉薬を、皆で貸し合い使っていたとも聞いております。

そのナツラー夫妻の弟子が、アメリカ出身の陶芸家であり、長年大学で作陶を教えておりました、James Lovera(ジェームス・ロベーラ)でして、彼らの焼成や釉薬等を長年担当していた人物ですが、2015年に惜しまれつつ他界をいたしました。ウィーンから続く、その系譜のようなモダニズム陶芸の、両雄の作品たちがお目見えいたしました。

Gertrude & Otto Natzler(ゲートルード&オットー・ナツラー)Gertrude & Otto Natzler(ゲートルード&オットー・ナツラー)Gertrude & Otto Natzler(ゲートルード&オットー・ナツラー)

本日はゲートルド&オットー・ナツラーの代表的な形をしました碗作品です。ナツラー夫妻特有の、薄く軽い土が使われており、まるで紙細工のような、ほとんど重さを感じさせないほど、繊細で張り詰めた作りをしております。この薄さを轆轤挽きして焼成をすると、ほとんどが割れてしまうと考えられますが、さらに軟性の陶器であるということも驚きです。胎土の上からは、緑釉が全体に薄く掛けられ、さらに薄茶の釉を二重掛けして、全体を波状にウネルような表情を描き出し、ナツラー独特の釉の景色を演出しております。この釉は、まるでプラスチックで作られたような、光沢のある不思議な肌と質感が特徴です。これは当時、カリフォルニアの軍需産業で、イームズなどの工業製品が飛躍的に活躍をした影響が感じられ、合板やプラスチックをプレス成型し生産をする考え方を具現化しているように、まるでプラスチックで作ったような陶芸作品をコンセプトに、制作したものと推測されます。正円に轆轤成型したのち、 四方をかなり凹ませており、横から見ますと、口縁には独特のうねりが生じております。この口縁のうねりや凹みは、元々陶芸の世界では、失敗と見なされますが、装飾と捉える発想が大変に画期的で、面白いもので、世界でもナツラー夫妻が先駆けて制作をしております。 高台は極めて小さく、畳付きも華奢なもので、そこから見える土は、赤茶の土であることがわかります。底にはマジックペンで書かれたような書体で、NATZLERと記されております。お茶碗のサイズではありますが、氷のようにあまりにも薄手で危うく、北欧の作品と違い、柔らかい陶器製でもありますので、鑑賞として使わられるのをお勧めいたします。状態も大変によろしいものです。

お写真一番上
GON01705_1 ゲートルド&オットー・ナツラー 緑釉碗  
高さ6.5cm 幅15.7cm  1950年代製 (価格はお問い合わせください)

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2017 | 5_20 | Saturday

ご登録メールのお知らせ

現在、マイクロソフト社のHotmailのメールアドレスでご登録の皆様へご連絡でございます。今年に入りまして、こちらから@hotmailのメールアドレスの皆様へのお知らせなどお送りしておりますが、全てのご案内が届かずに、こちらに全て戻ってくる状況が続いております。恐らくはマイクロソフト社のセキュリティ強化でブロックされているものと思います。大変にお手数ではございますが、メールソフトでのギャラリー北欧器のメールの承認許可もしくは、Hotmailとは違うメールアドレスをこちらまでご連絡くださいませ。ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

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2017 | 5_8 | Monday

皐月茶会

皐月茶会

皐月茶会

皐月茶会

皐月茶会

皐月茶会

皐月茶会

皐月茶会

皐月茶会

皐月茶会

皐月茶会

皐月茶会

皐月茶会

皐月茶会

皐月茶会

皐月茶会

皐月茶会

皐月茶会

この度も宗玉先生のお誘いで、青山のまん真ん中にございますお茶室、好日庵での皐月茶会にお邪魔をして参りました。今回は屋上庭園での野点の席と茶室での席がございまして、夏の風香る中、たくさんの方がお越しになられ、日が暮れるまで楽しまれておりました。江戸の後楽園焼のお茶碗をはじめ、デンマークやスウェーデン、アフリカまで世界各国から取り揃えられたお道具のしつらえが本当に素敵なものでして、野点では、涼やかで真っ青なベルント・フリーベリのお碗にてお点前をいただきました。青い空の下、極薄手で淡い青磁色のフリーベリ、そしてお抹茶の緑がまるで一枚の絵画のように溶け合い、夏の訪れを感じさせる何とも清々しい気分に思わず心踊りました。いらっしゃったお客様方にも、フリーベリのお碗たちが好評であったことも何より嬉しいものでございました。次回は秋でしょうか、またお邪魔をさせていただければと思います。

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2017 | 4_29 | Saturday

骨董うまこし

骨董うまこし

いつもお世話になっております、骨董うまこしの馬越さんが用賀に店舗を出されるということで、早速伺ってまいりました。ご自身曰く小さな空間のオープン企画として、「小さな愛しきもの展」を開催されているとのこと。どれも小さな古いものたちですが、大きなものと引けを取らないほど、ぎゅっと詰まった緊張感や、存在感がありまして、仏教美術から北欧の品まで、凛とした佇まいで美しくディスプレイされておりました。この小さな大きさでしかないが故に、今までの長い間、多くの人に愛でられ、大事にされて、伝えられてきたものたちばかりでして、その愛らしさに思わず私も手が伸びてしまいます。明日30日までの短い期間ですが、ゴールデンウィークの散歩がてら、ぜひ覗いてみてくださいませ。きっと骨董品の面白さが広がっております。展覧会後の普段は、水・木・金・土に営業をされておりますが、仕入れなどで不在のこともありますのでお電話でご一報ください。


骨董うまこし 
「小さな愛しきもの」

日時:4月28日(金)~30日(日) 12:00-18:00
場所:世田谷区用賀4-28-14 MEAN3号
電話:090-5819-9528

骨董うまこし

骨董うまこし

骨董うまこし

骨董うまこし

骨董うまこし

骨董うまこし

骨董うまこし

骨董うまこし

骨董うまこし

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2017 | 4_26 | Wednesday

Palsusの白い花器 shinamono43

Palsus(パルシュス)Palsus(パルシュス)Palsus(パルシュス)

デンマークはお馴染みの製陶所、パルシュスの大変に珍しい白い釉の小振りな花器です。パルシュス製陶所は、肖像彫刻を手がけていたペル・ルネマン=シュミットが1949年に妻のアナリーゼとともに設立しました。作品は東洋陶磁の影響が強いものですが、より曲線を強調しオブジェ的な傾向の強い作品を多く見受けます。サクスボーやベルント・フリーベリ作品にも似た、シンプルの極みの作が大変に人気の高い作家ですが、最近はあまり見かけなくなってまいりました。
こちらの作品は、筒が少し上に伸び、少々窄まり、口縁にやや捻りの入った面白い形をしている花器作品で、やや黄色味を帯びてはおりますが、真っ白な白釉が掛かった大変に珍しい作品です。釉薬が禾目のように流れる北欧特有の土は、鉄分とガラス質がパランスよく混じったもので、精製をすることにより、焼成時にこのガラス質が流れ落ちます。もともと土は茶色をしておりますが、それを白に脱色をした後、色の釉を調合して釉を作っていくのですが、白釉は脱色が不十分で不純物が少しでも残ってしまうと、墨を落としたような表情が現れてしまうため、失敗も多く、あまり好まれないと聞いております。パルシュスの作品もこの北欧特有の土を釉薬に使用しており、綺麗な禾目が流れているのが特徴ですが、ほとんどが茶や青、青磁色の作品が多く、白釉は滅多に見かけるものではありません。私も白釉の作品は初めて扱いましたが、制作の難しさから、偶然の産物ではなく、意図して制作をしたものと推測しております。状態も大変によろしいものです。

PS201704 パルシュス 白釉花器 高さ13cm 幅6cm (ご売約)

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2017 | 4_18 | Tuesday

MODERNISM SHOW モダンデザインからポストモダンまでは無事に終了をいたしました

MODERNISM SHOW モダンデザインからポストモダンまで

松屋銀座におきまして開催をされておりました、 Swimsuit Departmentの郷古隆洋さんプロデュースによる企画展、「MODERNISM SHOW モダンデザインからポストモダンまで」は無事に終了となりました。この度もお忙しい中、ご来場いただいた皆様、わざわざ遠方よりお越しいただきました皆様、お品物をお買い上げいただいた皆様には、心より感謝と御礼を申し上げております。共同で出展をしておりました、BUILDINGさん、ELEPHANTさん、Swimsuit Departmentさん、VELVET THE SHOWROOMさん、SOMEWHERE TOKYOさん、Chuffyさん、DWARFさん、 KAMADAさんは、皆さんそれぞれが目利きの方々で、出展作品たちは本当に素晴らしく、普段目にすることのない逸品たちに、毎日が刺激的なイベントとなりました。そしてこの度も会場をご提供くださった松屋銀座の皆様にも大変にお世話になり、本当に有難い限りでございます。また次回のMODERNISM SHOWにて皆々様とお会いできれば幸いでございます。

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2017 | 4_13 | Thursday

MODERNISM SHOW モダンデザインからポストモダンまでが始まりました

MODERNISM SHOW モダンデザインからポストモダンまで

4月12日より松屋銀座にて「MODERNISM SHOW モダンデザインからポストモダンまで」が始まりました。初日よりたくさんの皆様にお越しをいただきまして、本当に感謝感激でございます。今回は出展数が9店舗と前回より大きく拡大しまして、圧倒的な品数とバラエティに富んだ会場構成となりました。これだけの逸品が揃うことは早々にございませんので、この短い6日間の会期中にぜひ、一度と言わずに二度三度と、ご高覧をいただければ幸いでございます。お品物は展示即売をしておりまして、既にご売約のお品物がござますが、初日始めの会場風景をお写真にて少々ご紹介させていただきます。

PLACE|松屋銀座8F イベントスクエア
DATE|2017年4月12日(水)ー17日(月)
OPEN|10:00-20:00 / 会期中無休 *最終日=午後5時00分閉場
ADDRESS|東京都中央区銀座3-6-1
ACCESS| 東京メトロ銀座線、丸ノ内線、日比谷線「銀座駅」A12番出口直結
東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」9番出口より徒歩3分
都営地下鉄浅草線「東銀座駅」A8番出口より徒歩3分
JR「有楽町駅」より徒歩8分
TEL|03-3567-1211(大代表)

MODERNISM SHOW モダンデザインからポストモダンまで

MODERNISM SHOW モダンデザインからポストモダンまで

MODERNISM SHOW モダンデザインからポストモダンまで

MODERNISM SHOW モダンデザインからポストモダンまで

MODERNISM SHOW モダンデザインからポストモダンまで

MODERNISM SHOW モダンデザインからポストモダンまで

MODERNISM SHOW モダンデザインからポストモダンまで

MODERNISM SHOW モダンデザインからポストモダンまで

MODERNISM SHOW モダンデザインからポストモダンまで

MODERNISM SHOW モダンデザインからポストモダンまで

MODERNISM SHOW モダンデザインからポストモダンまで

MODERNISM SHOW モダンデザインからポストモダンまで

MODERNISM SHOW モダンデザインからポストモダンまで

MODERNISM SHOW モダンデザインからポストモダンまで

MODERNISM SHOW モダンデザインからポストモダンまで

MODERNISM SHOW モダンデザインからポストモダンまで

MODERNISM SHOW モダンデザインからポストモダンまで

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2017 | 4_6 | Thursday

MODERNISM SHOW モダンデザインからポストモダンまでの出展作品です

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)

Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)

Stig Lindberg(スティグ・リンドベリ)

Carl Harry Stalhane(カールハリー・スタルハーネ)

Saxbo(サクスボー)、Carl Harry Stalhane(カールハリー・スタルハーネ)、Gunnar Nylund(グナー・ニールンド)

Axel Salto(アクセル・サルト)

Gertrud and Otto Natzler (ゲートルード・オットー・ナツラー)

Lucie Rie(ルーシー・リー)

来る4月12日(水)から4月17日(月)まで松屋銀座にて開催のモダニズムショーも、あと1週間ほどに迫ってまいりました。北欧器に所蔵されております、巨匠たちの逸品を厳選を致しましてお持ちする予定でございます。お写真はほんの一部でございますが、毎度お馴染みのBerndt Friberg(ベルント・フリーベリ)、そしてWilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)、Sven Wejesfelt(スヴァン・ヴァイスフェルト)、Stig Lindberg(スティグ・リンドベリ)、Saxbo(サクスボー)、Carl Harry Stalhane(カールハリー・スタルハーネ)、Gunnar Nylund(グナー・ニールンド)、Axel Salto(アクセル・サルト)、Gertrud and Otto Natzler (ゲートルード・オットー・ナツラー)、Lucie Rie(ルーシー・リー)、などなど、初お披露目作品を多数お持ちする予定でございます。また、モダニズムショーのFacebookページでは、その他の店舗の出品予定作品が随時掲載されておりますので、こちらも併せまして是非ご高覧下さいませ。モダニズムショーの期間は6日間とたいへんに短いものでございますが、春の麗かな陽気の中、お近くにお越しの際は是非、お立ち寄りをいただければ幸いでございます。

※お写真掲載の作品は一部、ご売約の品もございますのでご容赦くださいませ。

 

PLACE|松屋銀座8F イベントスクエア
DATE|2017年4月12日(水)ー17日(月)
OPEN|10:00-20:00 / 会期中無休 *最終日=午後5時00分閉場
ADDRESS|東京都中央区銀座3-6-1
ACCESS| 東京メトロ銀座線、丸ノ内線、日比谷線「銀座駅」A12番出口直結
東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」9番出口より徒歩3分
都営地下鉄浅草線「東銀座駅」A8番出口より徒歩3分
JR「有楽町駅」より徒歩8分
TEL|03-3567-1211(大代表)

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