2025 | 9_9 | Tuesday
「ギャラリー北欧器 蔵出し市 2025秋」開催のご案内
昨年の9月に開催をいたしました、「ギャラリー北欧器 蔵出し市」は今年もゆるりと開催いたします。
9月24日(水)〜10月1日(水)までの1週間、 北欧やモダニズム、日本の巨匠作品から、北欧食器、骨董品など、店内に並べております全ての作品を、30%OFF〜の特別お値引き価格にてご案内致します。直しや欠け、はたまた割れた陶片のフリーベリ、コーゲ作品やデザイン・美術書籍や雑誌、洋書写真集やビンテージのネルソンの時計(ムーブ要交換)まで、何でもありの破格値でのご奉仕品も多数ご用意する予定でございます。ただ今、色々品出ししておりますが、物持ちの良さは天下一品。特に古書がすごいことになっておりまして、今回もてんこ盛りの店内となりそうでございます。近くになりましたら、出品作品や特別価格の品々のご紹介など詳細をご案内させていただきますので、もうしばらくお待ちくださいませ。蔵出し市は店頭でのご案内が中心ですが、オンラインショップに掲載作品も期間中は特別価格にお値下げいたしますので、 この機会にぜひ、掘り出し物を探しにご高覧を賜りましたら幸いでございます。
「ギャラリー北欧器 蔵出し市 2025秋」
期間:2025年 9月24日(水)〜10月1日(水)
時間:11時〜18時(期間中無休)ご来店の予約不要です。
会場:ギャラリー北欧器 〒103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町2-4-1 Bakurocactus3F
最寄駅:JR総武線 「馬喰町駅」出口6 JR総武線快速 「浅草橋駅」西口1より徒歩3分
都営浅草線「浅草橋駅」より徒歩7分 都営新宿線「馬喰横山駅」より徒歩9分
日比谷線「小伝馬町駅」より徒歩10分
隣は古い建物の吉田薬局さんで、 緑色のビル3階です。
エレベーターがございませんので、 恐れ入りますが階段をお上りください。
電 話 :03 5460 6036
メール:mail@hokuouki.com
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2025 | 9_2 | Turesday
ギャラリー北欧器のGalleryにてStig Lindberg(スティグ・リンドベリ)を開設いたしました
9月に入りましてもまだまだ残暑厳しき折、皆様いかがお過ごしでございましょうか。
さてこの度、ギャラリー北欧器のGalleryにて、Stig Lindberg(スティグ・リンドベリ)のページを新たに開設することとなりました。
ギャラリー北欧器では開業当初よりベルント・フリーベリ、ヴィルヘルム・コーゲを中心に、
作品をご紹介をしてまいりましたが、残る最後の巨匠でもあるリンドベリを、 今回、満を持してご紹介でございます。
リンドベリは北欧好きならどなたもご存知のビックネームでございまして、
その功績は、言わずもがなでございますが、 世界中、多くの北欧のお店が扱われて、作品を語られておりますし、
何より東洋古陶磁からの影響が少ない作品が多く、 当店ではあまり、作品をご紹介していなかった経緯がございます。
しかし近年、コーゲやフリーベリの作品をじっくり見ておりますと、 リンドベリは敢えて彼らとは違う表現を狙って、
作品を制作している点に気づき始めました。
コーゲやフリーベリは東洋古陶磁を中心に、古代遺跡、土器や祭器、 宗教哲学からの影響が強い作風ですが、
リンドベリはどちらかというと、アフリカなどのプリミティブな道具、 アミニズムに至る祭器などの影響が感じられ、
二人に敬意を払いつつも、彼の新しい発想から生み出された、 オリジナリティを感じさせる作品群です。
戦後の日本がリンドベリのテーブルウエア作品を安易に模倣したことがあり、
彼は激怒した寄稿文をデザイン雑誌、FORMに投稿しております。
それは己の作品に対する自信と、真に独創的で新しい物を生み出した パイオニアである誇りがあるからこそで、
自身の美術陶芸作品にも同じ哲学が通っており、 似通った表現は絶対に許せなかったのだと推測しております。
ギャラリーでは今後、彼の陶芸一点物作品を中心にご紹介をして、
コーゲにもフリーベリにも見られなかった、 リンドベリのオリジナリティある陶芸哲学を、
少しずつ探ってまいりたいと考えております。
ゆくゆくは1945年にNKデパートで開催された、伝説の展覧会、
コーゲ、リンドベリ、フリーベリの師弟三人展を彷彿とさせる、
展示を展開してまいります。
ぜひ、今後はリンドベリ作品にもご期待くださいませ。
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2025 | 9_2 | Turesday
ギャラリー北欧器のGalleryにてStig Lindberg(スティグ・リンドベリ)を開設いたしました
9月に入りましてもまだまだ残暑厳しき折、皆様いかがお過ごしでございましょうか。
さてこの度、ギャラリー北欧器のGalleryにて、Stig Lindberg(スティグ・リンドベリ)のページを新たに開設することとなりました。
ギャラリー北欧器では開業当初よりベルント・フリーベリ、ヴィルヘルム・コーゲを中心に、
作品をご紹介をしてまいりましたが、残る最後の巨匠でもあるリンドベリを、 今回、満を持してご紹介でございます。
リンドベリは北欧好きならどなたもご存知のビックネームでございまして、
その功績は、言わずもがなでございますが、 世界中、多くの北欧のお店が扱われて、作品を語られておりますし、
何より東洋古陶磁からの影響が少ない作品が多く、 当店ではあまり、作品をご紹介していなかった経緯がございます。
しかし近年、コーゲやフリーベリの作品をじっくり見ておりますと、 リンドベリは敢えて彼らとは違う表現を狙って、
作品を制作している点に気づき始めました。
コーゲやフリーベリは東洋古陶磁を中心に、古代遺跡、土器や祭器、 宗教哲学からの影響が強い作風ですが、
リンドベリはどちらかというと、アフリカなどのプリミティブな道具、 アミニズムに至る祭器などの影響が感じられ、
二人に敬意を払いつつも、彼の新しい発想から生み出された、 オリジナリティを感じさせる作品群です。
戦後の日本がリンドベリのテーブルウエア作品を安易に模倣したことがあり、
彼は激怒した寄稿文をデザイン雑誌、FORMに投稿しております。
それは己の作品に対する自信と、真に独創的で新しい物を生み出した パイオニアである誇りがあるからこそで、
自身の美術陶芸作品にも同じ哲学が通っており、 似通った表現は絶対に許せなかったのだと推測しております。
ギャラリーでは今後、彼の陶芸一点物作品を中心にご紹介をして、
コーゲにもフリーベリにも見られなかった、 リンドベリのオリジナリティある陶芸哲学を、
少しずつ探ってまいりたいと考えております。
ゆくゆくは1945年にNKデパートで開催された、伝説の展覧会、
コーゲ、リンドベリ、フリーベリの師弟三人展を彷彿とさせる、
展示を展開してまいります。
ぜひ、今後はリンドベリ作品にもご期待くださいませ。
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2025 | 8_24 | Sunday
Forbs JAPAN 2025年 10月号にギャラリー北欧器を掲載いただきました
明日8月25日発売の、Forbs JAPAN 2025年10月号のLIFE STYLE CIRCLE30、「知的なジャケットと古いモノ」のページにて、ギャラリー北欧器をご紹介いただきました。あの世界を変える100人などの特集で有名なフォーブスにファッションとライフスタイルのページがあるとは驚きですが、今回、モデルの上田太輔 @uedaisukeさんに店内を訪れる様子とフリーベリのりんご花器を持っての撮影をカメラマンの前田晃さん @maedamaeda0305にしていただきました。かなり大人なスタイリングとお写真で、とても素敵な記事に仕上がっております。また今回のフォーブスの特集は、「世界を変える30才未満」30人で、まさにまだまだ知らない世界が、若い世代から新しくどんどんと生まれてくることを痛感しております。フォーブス、ファッションディレクターの島田明 @baronkamiyamaさん、いつもありがとうございます。皆様もぜひ購入してご覧くださいませ。
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2025 | 8_8 | Friday
「コーゲとフリーベリ」展 於 STILL LIFEに16日と23日に在廊いたします
名古屋のSTILL LIFEさんにおきまして開催中の、スウェーデン陶芸界を代表する二人の巨匠、ヴィルヘルム・コーゲ(Wilhelm Kåge)とベルント・フリ ーベリ(Berndt Friberg)の作品を紹介する展覧会、「コーゲとフリーベリ 芸術と詩的抽象 ― グスタフスベリにおける師弟の造形的対話」は連日多くの皆様にお越しをいただきまして大変に恐縮でございます。
STILL LIFEさんはお盆休みも営業されるとのことで、私も16日(土)と23日(土)に在廊いたしまして、展覧会作品のご説明とご案内などをさせていただきたいと思っております。またSTILL LIFE CAFEでは10日(日)と11日(月・祝)、22日(金)、23日(土)、24日(日)に北欧の朝ごはんをイメージした限定メニューがいただける、北欧朝食の会を朝10時オープンで開催との事。ぜひ「コーゲとフリーベリ 芸術と詩的抽象 ― グスタフスベリにおける師弟の造形的対話」展と併せましてお立ち寄りをいただければ幸いでございます。
また、ギャラリー北欧器の馬喰町店は、明日9日(土)から21日(木)まで夏季休業とさせていただきます。皆様どうぞ良い夏をお過ごしくださいませ。
「コーゲとフリーベリ 芸術と詩的抽象 ― グスタフスベリにおける師弟の造形的対話 」
期間:2025年7月26日(土)〜 9月7日(日)
時間:11時〜17時(月・木 定休)
会場:STILL LIFE
- 〒461-0003 愛知県名古屋市東区筒井1-14-18
最寄駅:地下鉄桜通線 車通駅より徒歩7分
電 話 :052-908-9141
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2025 | 8_4 | Monday
「BREATHING PAINTHINGS CROSS & VORTEX」於 LURF GALLERY
8月2日(土)から代官山のLURF GALLERYさんで始まりました、「BREATHING PAINTHINGS CROSS & VORTEX」NOBUAKI MAEDA × ISSHIN TANIZAKI の初日、トークセッションにお邪魔して参りました。今回は、抽象絵画を描くお二人の作品がギャラリーの空間で対峙する特別な展覧会となりました。トークセッションでは、美術評論家の菅章さん司会の元、前田信明さんと、谷崎一心さん、そしてポーラ美術館の主任学芸員の内呂博之さんのお話を拝聴することができまして、普段知ることのない、作家さん本人からの作品の描き方から、どのような想いで制作をされておられるのかまで、より深い所まで作品を理解することができる貴重な機会となりました。素晴らしい会場の様子を少しご紹介させていただきます。
2階のギャラリーには前田信明さんと谷崎一心さんの作品が、空間を対峙する様に並んでおります。谷崎さんは七連作の大作を発表しており、まさに圧巻の景色です。近年の作風でもあるVORTEXは、渦の集合体が全面にいくつも広がり全体を構成しているのですが、一部の渦が盛り上がりマチエールの凹凸を感じつつも、下には幾重にも色の層を感じるもので、近くで見る景色と遠目に見る景色が全く違って見えてきます。7連作の大作も一見はグレーでありながら、様々な色が少しずつ見え隠れして現れてくる不思議な感覚に陥ります。谷崎さんも見る人によってその見え方が変わってくる作品ですとおっしゃっておりました。絵はずっと変わらないのですが、見る人の境遇や環境、果てはその人の人生によって思い思いの見え方がしてくる不思議な渦の集合体たちです。皆さん、近づいて一つの渦をじっくり見たり、遠目に眺めたりと作品に見入っておりました。
そして日本を代表する巨匠と言っても過言ではない、前田信明さんの作品たちが対峙します。前田さんは、水溶性のアクリル絵の具をキャンバスに染み込ませて、幾重にも塗り重ねてこの濃く深い色を描き出しているとの事。薄いベールのような層が数十枚も重なった様な感覚でしょうか。深淵が奥深くどこまでも続いてる様で、深海に沈んでいってしまいそうな恐ろしさすら感じさせる深い色をしております。この制作には途方もない時間がかかるとのことで、最後に気合いの縦のラインを描くことで、作品に命が吹き込まれます。またキャンバスの厚さも作品の一部で、展覧会会場の空間を把握しつつ、どの厚さで描くのか、さらには作品の位置や大きさまで、全てを決めて制作を始めるそうです。空間と作品の一体化が極めて重要で、それが作家の使命であるとおっしゃっていたのがとても印象的でした。上の大きな三連作の作品はポーラ美術館での展覧会、COLORSにも出展された作品たちとのことで、今回、LURF GALLERYの空間を把握しつつ、この配置を選ばれたそうです。ぜひこの空間で見てくださいとの事でした。
一階のLURF GALLERY CAFEにも作品が並んでおります。毎度の事ながら美術館級のデンマーク家具たちと取り合わせており、こちらも圧巻の景色ですが、自宅にも持っていける作品サイズが多く、抽象絵画好きの私にとってはどれも欲しくなる作品たちばかりでして、アフォガードをいただきつつ、いつまでもカフェに入り浸ってしまいそうです。LURF GALLERYさんは一階のカフェと二階のギャラリー共々、只今「コーゲとフリーベリ」展を開催中の名古屋のSTILL LIFEさん代表、中村さん設計の空間ですので、こちらも併せてご覧くださいませ。「BREATHING PAINTHINGS CROSS & VORTEX」は9月1日(月)までの開催です。カフェで名作家具を楽しみつつ、ぜひこの美しき抽象絵画作品たちの競演をご覧になってみてくださいませ。
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2025 | 7_28 | Monday
「コーゲとフリーベリ」展 於 STILL LIFEが始まりました
7月26日(土)から名古屋のSTILL LIFEさんにおきまして、スウェーデン陶芸界を代表する二人の巨匠、ヴィルヘルム・コーゲ(Wilhelm Kåge)とベルント・フリ ーベリ(Berndt Friberg)の作品を紹介する展覧会、「コーゲとフリーベリ 芸術と詩的抽象 ― グスタフスベリにおける師弟の造形的対話」が始まりました。展覧会初日のトークイベントには、本当にたくさんの皆様にお越しいただきまして、恐縮至極でございました。こんなにたくさんの方々が、北欧美術陶芸について知りたいと思ってくださっていることに、心から嬉しい気持ちと、まだまだ活動が小さすぎるという気づきにもなりました。引き続き、東京などでもトークイベントなどの開催ができたらと考えております。美しいSTILL LIFEさんでの会場での展風景示を少し紹介させていただきます。
STILL LIFEさんは設計オフィスに、ギャラリーとカフェが併設されたお店でして、店舗の設計デザインはもちろん代表の中村源綱さんによるものです。その他、飲食店舗やギャラリー、住宅など数々の設計デザインのお仕事をされております。中村さんはとにかく深く深く掘り下げるお方で、今回の展覧会に際しましても、コーゲとフリーベリのあらゆる書籍を全て翻訳して、年表にまでまとめてパネルにしてくださいました。スウェーデン周辺の地図のパネルや、グスタフスベリでのコーゲ、フリーベリの製作風景などを撮影した当時の映画なども放映されており、本当に美術館で鑑賞しているかの様な構成です。とにかく圧巻なのは、上のお写真のフリーベリたちがたくさん置かれた長い棚です。白い棚にここまで多くの作品が並んだ姿を私は初めて拝見しました。まるでロバート・メープルソープのコレクション棚を彷彿とさせるもので、一見の価値ありです。またメインビジュアルやチラシのお写真も中村さんが撮影されたもので、まさにStill Life(静物画)というお店の名前の如く、まるでモランディの絵を思い起こす、静物画的な切り取り方をされており、これがまた斬新かつ新鮮な角度で、コーゲとフリーベリに迫っておりまして、作品たちの新たな美しさにも気付かされました。
カフェでは展覧会期間中、北欧の特別メニューもご用意していただきました。カフェには近辺のお客様が足繁く通われているようで、展覧会二日目にお邪魔した際にも、皆様ひっきりなしにご来店されておりました。ジャスパー・モリソンの極薄のガラス器で供されるアイスコーヒーは、この時期には最高でした。一日トークイベントで話した後に、きれいに片付けられた閉店後のカフェを思わず撮ってしまいました。以前に黒田美津子さんのアトリエでも、器がきれいに並べられたキッチンを撮影してしまいましたが、私はなぜだかきれいに整った静かなキッチンに惹かれる様です。
STILL LIFEさんでの展覧会、「コーゲとフリーベリ 芸術と詩的抽象 ― グスタフスベリにおける師弟の造形的対話」は9月7日(日)まで開催しております。ご来店のご予約は不要ですので、お時間が許しましたらぜひ、ご高覧をいただければ幸いでございます。STILL LIFEさんはカフェ共々、月曜日と木曜日が定休日ですが、その他のお休みはホームページやインスタグラムなどの営業カレンダーをご確認いただければ幸いでございます。8月の特にお盆休み期間は、名古屋に帰省される方も多いため、営業をされるとの事で、8月末に夏休みになるとのことです。皆様もぜひジャスパー・モリソンの涼しげな器でドリンクを飲みつつ、北欧陶芸作品をご鑑賞くださいませ。
「コーゲとフリーベリ 芸術と詩的抽象 ― グスタフスベリにおける師弟の造形的対話 」
期間:2025年7月26日(土)〜 9月7日(日)
時間:11時〜17時(月・木 定休)
会場:STILL LIFE
- 〒461-0003 愛知県名古屋市東区筒井1-14-18
最寄駅:地下鉄桜通線 車通駅より徒歩7分
電 話 :052-908-9141
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2025 | 7_14 | Monday
「ピクチャレスク陶芸」展 パナソニック汐留美術館(7月16日 お写真追加修正しました)
パナソニック汐留美術館におきまして、7月12日(土)から開催中の「ピクチャレスク陶芸 アートを楽しむやきもの―「民藝」から現代まで」展に伺ってまいりました。(パナソニック汐留美術館さんより展示風景のお写真を貸し出していただきまして追って掲載いたします。サルト作品の名品とリトグラフがこんな感じで展示されております)
ピクチャレスクとは絵画的な、絵画の様に美しいという言葉で、18世紀のイギリスでは庭園や景観の美しさに用いたのですが、これがだんだんと建築や造形に対して用いられる言葉になったそうで、新時代の美意識を表現する言葉へと移り変わって行きました。展覧会ではピカソ、富本憲吉や北大路魯山人、バーナード・リーチから河井寛次郎や濱田庄司をはじめ、ルーシー・リーやハンス・コパーまで、造形によってその後の世界が変わってしまった、重要作品や作家たちが古今東西並びまして、近現代の陶芸を俯瞰で見ることができる、陶芸好きにとってはとても素晴らしい展覧会となっておりました。特に私が感慨深いのは、アクセル・サルトの巨大な作品を含む、まさにトップピースの名品たちが数多く展示されておりまして、その存在感は他の名品に引けを取らないほど素晴らしいものです。サルトを初めて見る方も少なくないそうで、新しい発見に皆様、一様に驚かれているそうです。この機会にぜひ、サルト作品を含む、近現代陶芸の名品たちを直近で感じていただければと思っております。9月15日(月)までの会期となっておりますので、夏の間に是非、訪れてみてくださいませ。パナソニック汐留美術館は土日はチケットが予約制との事ですのでお気をつけてください。
展示風景 撮影:Yukie Mikawa 写真提供:パナソニック汐留美術館
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2025 | 7_12 | Saturday
「トークイベント」 コーゲとフリーベリについて 本日11時よりご予約開始です
7月26日(土)から名古屋にありますSTILL LIFEさんにおきまして、スウェーデン陶芸界を代表する二人の巨匠、ヴィルヘルム・コーゲ(Wilhelm Kåge)とベルント・フリ ーベリ(Berndt Friberg)の作品を紹介する展覧会、「コーゲとフリーベリ 芸術と詩的抽象 ― グスタフスベリにおける師弟の造形的対話」を開催いたします。
展覧会初日には私がSTILL LIFEさんにお邪魔をいたしまして、代表の中村さんとのトークイベントを開催します。11:00〜と15:00〜の2部制にて開催の予定です。各回20名程度の予約制で、ご予約は本日7月12日(土)11時よりSTILL LIFEさんのBook Onlineのページにて開始いたします。是非皆様のご応募をお待ち申し上げております。
カフェでは展覧会期間中、北欧の特別メニューも登場との事でございますので、こちらもどうぞご期待くださいませ。
「コーゲとフリーベリ 芸術と詩的抽象 ― グスタフスベリにおける師弟の造形的対話 」
期間:2025年7月26日(土)〜 9月7日(日)
時間:11時〜17時(月・木 定休)
会場:STILL LIFE
- 〒461-0003 愛知県名古屋市東区筒井1-14-18
最寄駅:地下鉄桜通線 車通駅より徒歩7分
電 話 :052-908-9141
「トークイベント」
コーゲとフリーベリについて
・日程 2025年7月26日(土)
・時間 第1部 11: 00~ 第2部 15 : 00~
・人数 各回 定員20名
・料金 各回 ¥3,000(税込)( 1ドリンク付)(学割あり)
・来場方法 STILL LIFEさんのBook Online にて7月12日(土)より予約受付開始
・登壇者 中村 源綱 (STILL LIFE)嶌峰 暁(ギャラリー北欧器)
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