2025 | 10_2 | Thursday
「ギャラリー北欧器 蔵出し市 2025秋」は無事に終了をいたしました
開催をしておりました「ギャラリー北欧器 蔵出し市」は無事に終了をいたしました。昨年に引き続きまして、連日、本当にたくさんの皆様にお越しいただきまして、古今東西様々な作品たちのお買い上げを賜り、本当に有難い限りでございました。皆様には感謝感激でございます。心より感謝と御礼を申し上げております。旅立っていった作品たちもきっと、新たなお方の元で活躍することを願っております。ものが売れるという事は本当に不思議なもので、物自体がそのお方の元へと行くことを欲しているのか、その方が引き寄せているのか、長年私の元にあった作品がスッと旅立つ時は、一抹の寂しさが訪れる時がありますが、お目利きの元へと行けるのであれば、それはとても晴れ晴れした気持ちでもあります。また多くの作品たちとの一期一会の旅をしてまいりまして、蔵出し市にてお目にかかれれば幸いでございます。
さて次は10月17日(金)から代官山のLURF GALLERYさん、その後は京都のCURATION⇄FAIR Kyotoにてコーゲ、フリーベリ、リンドベリの巨匠三人の展覧会を開催する準備にすぐに入ります。新作満載でお送りいたしますので、ぜひご期待くださいませ。詳細は数日中にお知らせいたします。
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2025 | 9_26 | Friday
「ギャラリー北欧器 蔵出し市 2025秋」出展作品のご案内 その3
開催中の「ギャラリー北欧器 蔵出し市」。連日多くの皆様にお越しいただきまして、本当に有り難い限りです。陶片330円からありますので、ぜひふらりとお立ち寄りをいただければ幸いでございます。会期も明日より折り返しですので、全ての北欧物の半額作品をご紹介いたします。
上のお写真は当店ではお馴染みのSven Wejsfelt(スヴァン・ヴァイスフェルト)の作品たちです。1953年からスティグ・リンドベリの轆轤師として、グスタフスベリにやって来た作家で、釉薬の研究から轆轤の技術に至るまで、ベルント・フリーベリにも匹敵する達人です。ミニチュアから大きな扁平花器まで、半額でのご案内です。
デンマーク物たちです。意外にも1930年代など古い作品が多いです。重厚感があり、作品としても美しくどれも秀逸な佇まいをしております。左よりNils Thorsson(ニールス・トーソン)の一点物の均窯釉の壺と大きな均窯釉の大皿、フリーベリの遠い親戚で、陶芸の名手でもあるValdemer Peterson(ヴァルデマー・ペターソン)の壺、女性作家のEbbe Sadolin(エッべ・サドリン)の花器、シンプルで美しい壺作品が大変に人気のCristian Poulsen(クリスチャン・ポールセン)の辰砂釉碗、女性作家の(Gerd Bogelund)ゲルド・ボゲルンドの文様大皿、家具もデザインしている?同姓同名かもしれませんが、Johannes Andersen(ヨハネス・アンダーソン)の花器です。(口先がやや綻んでいます)。
ホガナスの轆轤の名手、John Anderson(ジョン・アンダーソン)中国古陶磁に影響を受けた小壺と、碗二点です。
とても人気なスウェーデンの陶芸家、Sven Hofverberg(スヴェン・ホフワルベリ)の花器たち。もうこれで最後になりました。
そしてお馴染みのCarl Harry Stalhane(カール=ハリー・スタルハン)です。陶工と二人三脚で個展用に制作した大きなりんご花器、アトリエのサインの入る黒い鉢、大きな溶岩の様な釉薬の鉢は、ばっくりと割れも入っているセカンドサインが入っておりますが、佇まいが素晴らしいもので、全所有者が水を入れて使っていたものです。植木鉢や水瓶などでガンガン使ってお楽しみください。手付きミニチュア、花、青磁色のお碗です。
スウェーデンものです。女性作家Anne-Sophie Runius(アンネ・ソフィー・ルニアス)の小徳利、Wilhelm Kage(ヴィルヘルム・コーゲ)の1928年制作のファイアンス蓋付き壺、グスタフスベリの女性作家Elsa Engstrom(エルサ・エングストロム)の1913年の作品、朝顔の小鉢、Wilhelm Kage(ヴィルヘルム・コーゲ)の1925年制作のファイアンス金彩鉢です。
フィンランドものも残り三点になりました。左はお馴染みのRut Bryk(ルート・ブリュック)の掻き落とし技法の美しい絵皿です。今はもうこの価格で買えなくなってしまいました。作品をお探しでしたら良い物ですのでぜひおすすめです。Annikki Hovisaari(アンニッキ・ホビサーリ)のシンプルな鉢と足付鉢です。
洋書写真集などはずいぶん減りまして、残り二箱になりました。全て1100円です。また330円の雑誌、作品帖などのコーナーと、110円の雑誌コーナーもあります。
陶片コーナーです。古唐津の陶片も加わりまして、こちらは全て330円でお出ししております。蔵出し市の準備中に不慮の事故で、新たに陶片が増えてしまうという事件がありました。北欧作品は陶片でも美しい色をしております。色々探して見てくださいませ。コーゲの鉢はグスタフスベリミュージアム旧蔵の見事な青が秀逸です。一欠け330円から大きさによって11000円まであります。
来週の10月1日(水)までの会期です。この機会にぜひ、掘り出し物を探しにご高覧をいただければ幸いでございます。
「ギャラリー北欧器 蔵出し市 2025秋」
期間:2025年 9月24日(水)〜10月1日(水)
時間:11時〜18時(期間中無休)ご来店の予約不要です。
会場:ギャラリー北欧器 〒103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町2-4-1 Bakurocactus3F
最寄駅:JR総武線 「馬喰町駅」出口6 JR総武線快速 「浅草橋駅」西口1より徒歩3分
都営浅草線「浅草橋駅」より徒歩7分 都営新宿線「馬喰横山駅」より徒歩9分
日比谷線「小伝馬町駅」より徒歩10分
隣は古い建物の吉田薬局さんで、 緑色のビル3階です。
エレベーターがございませんので、 恐れ入りますが階段をお上りください。
電 話 :03 5460 6036
メール:mail@hokuouki.com
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2025 | 9_24 | Wednesday
「ギャラリー北欧器 蔵出し市 2025秋」が始まりました
本日より始まりました「ギャラリー北欧器 蔵出し市」。朝から大変に多くの皆様にお越しいただきまして、大変に恐縮でございます。店内は売り切りで、早速少し寂しくなっておりますが、追加で棚の奥よりどんどんと出品をしております。さらにテーブル上の半額のベルント・フリーベリ作品も追加をいたしました。半額のフリーベリ作品はお値下げ価格で大体4万円から一番高いもので20万円ですが、ほとんどの作品は10万円前後でお選びいただけます。とても美しい作品も含まれておりますので、一つお探しの方はぜひご覧になってみてくださいませ。またオンラインショップに掲載しております作品たちも、店頭と同じお値引き価格でご案内をはじめております。遠方でお越しになれない皆様はどうぞこちらをご覧くださいませ。ウェブサイトのStockでは、お貸し出しのご案内もございますので、定価表示のままとなります。
「ギャラリー北欧器 蔵出し市 2025秋」
期間:2025年 9月24日(水)〜10月1日(水)
時間:11時〜18時(期間中無休)ご来店の予約不要です。
会場:ギャラリー北欧器 〒103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町2-4-1 Bakurocactus3F
最寄駅:JR総武線 「馬喰町駅」出口6 JR総武線快速 「浅草橋駅」西口1より徒歩3分
都営浅草線「浅草橋駅」より徒歩7分 都営新宿線「馬喰横山駅」より徒歩9分
日比谷線「小伝馬町駅」より徒歩10分
隣は古い建物の吉田薬局さんで、 緑色のビル3階です。
エレベーターがございませんので、 恐れ入りますが階段をお上りください。
電 話 :03 5460 6036
メール:mail@hokuouki.com
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2025 | 9_22 | Monday
「ギャラリー北欧器 蔵出し市 2025秋」出展作品のご案内 その2
いよいよ明後日の9月24日(水)から始まります「ギャラリー北欧器 蔵出し市」連日準備しておりますが、まだまだ品物が出てくるので、もう収集がつきません。お値下げ特別価格のものだけで店内いっぱいになりそうですので、もし30%OFFの北欧のモダニズム作品をご希望でしたら、お声がけください。仕舞っておりますので、随時お出しする様にいたします。またプライスも色々と値引率がありややこしくなりましたので、特別価格のお品物は、ズバリお値下げ後の価格を赤文字で貼り付けております。定価の黒文字のシールの作品たちは全て30%OFFのお品物です。
また本日追加のお写真です。骨董品類が比較的ありました。室町時代の宝塔といった景色良い仏教美術もまだございます。上のお写真のお品物は全て数千円から33000円以下でお出しいたします。
古伊万里などのお皿類です。江戸時代から明治の出来ですが、筆も美しく、日々使ってお楽しみいただけます。小皿から、かなり大ぶりな大鉢まであります。お値段はどれも1100円から5500円までです。
古染付皿と清の粉彩カップアンドソーサーです。6枚ある古染付のお皿は状態によって価格が違います、大きな古染付のお皿は出来がとてもよろしいものです。
漆塗りの素晴らしい額におさめられた奈良絵です。絵の周りには着物の裂地が使われています。絵よりも額がとにかくすごいですが、確か石川の輪島塗大雅堂製だったような気がします。
力強い文字が美しい魚養経です。天平の風を少しでも感じてください。半値でお出ししております。
江戸中期の絵師、石田幽汀の掛け軸です。軸のサイズが小ぶりでマンションのキャビネットの上でも飾れるのが良いです。
江戸後期の絵師、原派の祖の原在中の南画風の絵です。こちらもマンションサイズな小ぶりの軸が飾りやすいです。
現代作家の作品も少しお出しします。古い紙などをコラージュした作品たち。どれも完成度は高く、ちょっとした壁に飾るにはとても美しい作品たちです。
横にかなり長い作品ですが、薄らと水墨画で松が描かれた現代作家作品です。
割れてしまったフリーベリを再構成して作られた現代作家の作品たちです。証明書はありますが、箱は付属いたしません。
昨日、お伝え忘れておりましたが、カールハリー・スタルハンの一部とコーゲの古いファイアンス作品も半値となります。いよいよ明後日よりスタートいたします。掘り出し物を探しにぜひご高覧をいただければ幸いでございます。
「ギャラリー北欧器 蔵出し市 2025秋」
期間:2025年 9月24日(水)〜10月1日(水)
時間:11時〜18時(期間中無休)ご来店の予約不要です。
会場:ギャラリー北欧器 〒103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町2-4-1 Bakurocactus3F
最寄駅:JR総武線 「馬喰町駅」出口6 JR総武線快速 「浅草橋駅」西口1より徒歩3分
都営浅草線「浅草橋駅」より徒歩7分 都営新宿線「馬喰横山駅」より徒歩9分
日比谷線「小伝馬町駅」より徒歩10分
隣は古い建物の吉田薬局さんで、 緑色のビル3階です。
エレベーターがございませんので、 恐れ入りますが階段をお上りください。
電 話 :03 5460 6036
メール:mail@hokuouki.com
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2025 | 9_21 | Sunday
「ギャラリー北欧器 蔵出し市 2025秋」出展作品のご案内
今週の9月24日(水)から始まります「ギャラリー北欧器 蔵出し市」。ただいま当日まで、お品物の準備を進めておりますが、一部出展作品をご紹介させていただきます。基本的には店内の作品は、ヴィルヘルム・コーゲ、ベルント・フリーベリなどの巨匠作品含めまして、全て定価のプライスより30%引きでのご紹介となりますが、こちらではそれ以上の特別価格の作品たちを中心にご紹介いたします。
一見するときれいなベルント・フリーベリ作品たちですが、ごく僅かな欠けがあったり、直しがあったりする作品は、全て定価の6割引以上での販売です。赤札の値下げ後のプライスシールが貼られております。中央の大きな赤茶の壺は、高台脇に小さな欠けがありますが、制作時にできたかどうかやや判然としません。この大きさで同様の傷があっても現在の北欧ではかなりの高額になりますが、今回は150,000円(税込)で販売いたしますので、フリーベリ作品をお考えの方にはおすすめです。一番左の青い卵花器は、大直しですので22000円(税込)です。全て箱は付属致しません。
このテーブルのフリーベリ作品たち。特に問題の無い良い作品もありますが、多作のフリーベリ作品の中では、やや緩い手というものが確実に存在しております。特に70年代は重い心臓病を患い、作陶が思うようにいかなかった為、大変な時期かとも推測されますが、フォルムに尖りがなくなってしまいます。コレクターの厳しい目からは外れてしまうことが多い作品たちですが、一つ一つはフリーベリ作品の美しさをご存分に味わってもらえる作品たちばかりです。まず一つフリーベリ作品を持っていただきたいという思いもありまして、全て定価の半額にて販売いたします。定価表示の赤いプライスが貼られております。箱は付属致しません。
今回の目玉になるのか分かりませんが、ヴィルヘルム・コーゲとベルント・フリーベリの割れてしまった陶片も販売いたします。どれも割れていなければ一級品の美しさを誇ります。釉のかかり方、胎土の様子などよく分かりますので、学術的、または陶芸研究には重要になるかと思います。大きさによりますが、小さいカケは1100円、中ぐらいは3300円、大きなものは11000円です。
書籍たちです。美術や工芸の本、雑誌、洋書の写真集が中心ですので、色々と掘り出してみてください。数点、希少な北欧物があり、アクセル・サルトの本、グスタフスベリの発行した雑誌PORSLINです。配布用に残した僅かな作品帖も330円で販売いたします。写真集は2000年代にデザイン事務所の書庫にあった様なものがほとんどです。大体雑誌は110円から330円(カーサブルータス、目の眼などです)、洋書写真集は1100円から11000円の間、工芸青花は5500円ですので、市場の半値ぐらいで販売しております。
お写真のグナー・ニールンド作品は半額になります。その他、スヴェン・ヴァイスフェルト全品とスウェーデン陶芸作品たち(スティグ・リンドベリ除く)、デンマーク陶芸作品たち(サクスボー除く)、フィンランド陶芸作品も半額です。箱は付属致しません。
ひょこり出てきたアクセル・サルトのリトグラフ(額装済み)です。その他サルトの紙もの在庫作品2点、リトグラフとエッチングは半値にて販売いたします。全て額装済みです。
ジョージ・ネルソンのビンテージの時計です。ムーブメントは新しいもので使っていたのですが、電池交換時に針の部分からがっぽり落ちてしまい、それ以後動かなくなってしまいました。ご自身でムーブメント交換されたり、修理に出せばもちろん動くと思います。ビンテージにしか出せない味のある表情は素晴らしいものです。
日本の近代巨匠作品たち。魯山人から加藤唐九郎まで、一生持っても良いと思う作品を譲ってもらっておりますが、随分と少なくなってしまいました。ギャラリー北欧器の裏の人気商品です。元値は良いお値段ですが、全て定価の半額で販売いたします。共箱ありです。
このお写真のスウェーデンとデンマーク作品です。大きいのもありますが、オブジェとして棚に飾ってお楽しみください。全て箱は付属致しません。
こんなバザー品もあります。20数年前のバカラのグラスやフランス製の灰皿、ミッシャ展で販売したであろうお皿など数千円で販売します。
出品作品全てご紹介しきれませんが、その他、掛け軸、書画、骨董作品や古伊万里などをワンプライスで、現代作家作品は、1〜3万円にてご紹介いたします。明日にでもその辺のお写真をアップ致します。基本的に店内に出ているものは全て30%OFF以上のお値引き価格ですので、お値段や詳細などお気軽にお問い合わせくださいませ。年に一度の感謝祭です。掘り出し物を探しにぜひご高覧をいただければ幸いでございます。
「ギャラリー北欧器 蔵出し市 2025秋」
期間:2025年 9月24日(水)〜10月1日(水)
時間:11時〜18時(期間中無休)ご来店の予約不要です。
会場:ギャラリー北欧器 〒103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町2-4-1 Bakurocactus3F
最寄駅:JR総武線 「馬喰町駅」出口6 JR総武線快速 「浅草橋駅」西口1より徒歩3分
都営浅草線「浅草橋駅」より徒歩7分 都営新宿線「馬喰横山駅」より徒歩9分
日比谷線「小伝馬町駅」より徒歩10分
隣は古い建物の吉田薬局さんで、 緑色のビル3階です。
エレベーターがございませんので、 恐れ入りますが階段をお上りください。
電 話 :03 5460 6036
メール:mail@hokuouki.com
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2025 | 9_17 | Wednesday
「難波田 龍起」展 東京オペラシティ アートギャラリー
私の最も敬愛する物故画家、「難波田龍起」展が東京オペラシティアートギャラリーで開催されており、伺ってまいりました。展覧会は7月から始まっており、まだ大丈夫と思っておりましたら、もうじき会期も終わりに近づいてまいりまして、いそいそとようやく伺えた次第です。難波田龍起は、詩に関心を持つ青年として高村光太郎と出会い、その薫陶を受ける中で画家を志しました。戦前から画業を初めておりましたが、アカデミックな教育は受けておらず、独学の作家です。戦後には抽象作品を描くようになり、様々な切り口で、日本の空気感を描き出しており、国内における抽象絵画の一つの頂点として高い評価のある作家です。今回は生誕120周年を記念して開かれた展覧会でして、会場は写真撮影可能でしたので、少しご紹介をさせていただきます。
初期の作品たちから晩年に至るまで、難波田龍起の一生を俯瞰で見ることができる、ファンにはたまらない内容でした。上のお写真は初期の頃の作品です。風景画や人物画が多いですが、中にはカンデンスキーなどに影響を受けた作品がすでに現れております。しかしどことなく、日本の風が吹いているので日本画の様にも感じてしまいます。
上のお写真から順に、難波田作品らしさに変わっていく変遷が一目瞭然です。高村光太郎に薫陶を受けたこともあり、抽象絵画が極めて詩的で、耳をすますと微かに音楽まで聞こえてきそうな絵が多いのが魅力です。うまく言い表せないのですが、日本の湿潤な自然や風景の空気感を切り取り、その空気感をかなり高次元で自ら昇華して、抽象化して表現している様な感じがするのです。最後の2枚は絵の具を打ち掛けて作られた大作で、難波田作品の最高傑作の一つです。
晩年には作品としての完成度が高まってきた様に感じます。荘厳な佇まいの作品が多く、会場でも圧倒されます。難波田作品は、全てが穏やかで、静かなメロディーが流れている作品がほとんどですが、この後の展示に息子さんを事故で亡くされた際に描いた絵が2点あり、流石にそれらは、苦悶の絵の様に感じてしまいまして、見ていて心打ちひしがれました。
うちにあります難波田作品も追加のおまけで載せてしまいます。小さな油彩と、アクリル画ですが、これでも心静まります。難波田作品は、北欧の陶芸とも相性が良く、特にフリーベリの淡い色味の花器などと並べると、静かで洗練された空間になります。来週から始まります「ギャラリー北欧器 蔵出し市 2025」で店頭へお越しいただいた際にでも、ぜひご覧になってくださいませ。「難波田龍起」展は東京オペラシティアートギャラリーにて10月2日(木)まで開催されております。前回は四半世紀前に開催とのことで、次はいつになるやらですので、この機会にぜひお立ち寄りくださいませ。
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