2010 | 9_29 | Wednesday
Tom Steppのカンファレンスチェア
Tom Stepp(トム・ステップ)のカンファレンスチェアです。デンマークの名門家具メーカー、フレデシア社製です。トム・ステップは注目されている現代作家の一人で、1979年デンマーク王立芸術アカデミー建築学科を卒業しており、 大工、建築技術者、建設者、デザイナーという複数の肩書きを持っています。職人肌なのに芸術もわかるという、アーティストにとって重要な素質をもっているのです。1992年にはスカンジナビアン・ファニチャー賞など数々の賞を受賞している実力者でもあります。こちらのカンファレンスチェアは、もちろん名前の通り、長い会議に耐えられる座り心地になっておりまして、普段のパソコン作業に大活躍しています。足のスチール部分は機械ではなく丁寧に溶接した跡がありまして、こんな太いものを職人が一つ一つ曲げて、つなげたんだなとわかる作りに。何と言いましょうか、「金属アート」のような足になっているところが凄すぎます。恐るべしデンマークの職人魂。
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2010 | 9_26 | Sunday
ギャラリー北欧器のGallery、Stockを更新しました。
ギャラリー北欧器にてBerndt Friberg(ベルント・フリーベリ)の
器36、37 を更新いたしました。
また、Stockにすべてのフリーベリ所蔵品をUPいたしました。
皆様ぜひご覧くださいませ。
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2010 | 9_17 | Friday
rihimaki cut glass vase
この美しいカットが施されたベースは、リーヒマキのグラス。いつも大変お世話になっている、かたちのかたちのカタチさんからのいただきものです。磨き上げられた台座は、銀でできておりましてタピオ・ウィルカラの銀作品を制作しておりますHopeakeskus社が作っております(ものすごく小さな刻印があります。それがまたかっこいい)。底面は細かく溶接をした跡があり、職人が一つ一つ丁寧に作り上げたのだろうなぁとしみじみ感じることができます。このリーヒマキについては私はあまり詳しくないので、ぜひカタチさんのブログにて詳細をご覧ください。こちらのグラスは何と、ヤフオクにて落札されたのだとか。誰も買わないなら買ってしまえということで落札したとのこと。見ている人は見ていますね。良い物は勉強しないと通り過ぎていってしまうのだなぁだと、改めて実感いたしました。
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2010 | 9_12 | Sunday
ギャラリー北欧器のBerndt Fribergを更新いたしました。
ギャラリー北欧器にてBerndt Friberg(ベルント・フリーベリ)の器
33、34、35を更新いたしました。
美しい形の大きなベースと、大変珍しい黒い釉薬のものが3点ございます。
皆様、是非ご覧くださいませ。
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2010 | 9_6 | Monday
見た、訊いた、買った古美術
あの奈良美智や村上隆を見出した、ギャラリストの小山登美夫さんが自腹で古美術を買いにいくという、とても面白い企画が本になったとのことで、購入いたしました。見た、訊いた、買った古美術という本です。小山さんはもともとベルント・フリーベリのコレクターでいらっしゃったようで、表紙にコレクションが登場するほど。言わずと知れた名店、craft_oneさんに訪れて根掘り葉掘りフリーベリについて聞いておりまして、写真の茶色の器を購入しています。こちらの本は、フリーベリについても大変勉強になりますが、古美術全般について生の声や見方、買い方が書かれていますので、普段なかなか訪れることができないようなお店に行って、思わず買いたくなってしまう不思議な作りの本となっております。あまりの面白さに何度も読み返しては、毎回引き込まれております。ご興味がある方は是非、ご覧になってみてください。
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