2012 | 7_30 | Monday
8月3日(金)〜骨董ジャンボリー2012 Summerに参加いたします
いよいよ今週の金曜日、8月3日より行なわれる骨董ジャンボリーが迫ってまいりました。 8月8日より渋谷ヒカリエで開催のベルント・フリーベリ展でも大変やかましくなっております、フリーベリ作品をはじめ、デンマークの窯のものやスウェーデンのガラス作品なども持っていこうと思っております。北欧器の他にも、全国から500あまりの和洋アンティークディーラーが集まっておりますので、クーラーの効いた骨董市散策にぜひ足を運んでいただければ幸いでございます。
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2012 | 7_24 | Tuseday
雑誌 集英社UOMO 9月号に掲載いただきました
本日、7月24日発売の雑誌uomo (ウオモ) 2012年 09月号に、ベルント・フリーベリの花器たちを掲載いただきました。オトコノコモノという新企画でして初回のテーマは”花器”。皆さん蒼々たるメンバーが思い思いの花器をご紹介している中、私は完全に見劣りしております。何ともフリーベリの美しさに救われました。敏腕編集者の菊地さん、毎度びしっと決めていただきましてどうもありがとうございました。大人の男満載の9月号ですので、皆様もぜひお買い求めになってお読みになってみてください。世界のストリートスナップはいくつになっても、見ていて楽しいものです。
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2012 | 7_19 | Thursday
ブログ項目にGlassを追加いたしました
先日オープンしましたグラスギャラリーでございますが、ご説明がほとんどありませんのでその補間の項目をブログに追加させていただきます。スウェーデンのアートグラスは、毎度お世話になっておりますかたちのかたちのカタチさんが以前からご紹介しておりまして、こちらのブログにて様々なガラスたちの解説を見ることができますので、ぜひご覧くださいませ。
ブログのGlassでは始めに、アリエル技法のご紹介をしたいと思います。もっとも美しく一番目を引く技法でして、まさにスウェーデンモダングラスの王様と言っても過言ではありません。ガラス工場のOrrefors(オレフォス)で1930年代に発明され、後にそのほかの工房にも伝わっていきました。見た目通り、不思議な水泡の絵柄の美しさが、ダイレクトに伝わってまいりますので、世界共通で評価がたいへん高いものです。アリエル技法は、シェイクスピアの戯曲「テンペスト」に登場する、不死の空気の精霊の名から名づけられたそうで、その名の通りガラスの気泡で思い通りの絵柄を作り、その上からさらにガラスで巻き取って、一つのオブジェを完成させております。そのためグラスは大変分厚く、鉄アレイのような強烈な重さがあります。当時は、画家や彫刻家をデザイナーとして工房に入れたため、思い通りの絵柄をガラスで表現できるということには、作家達にとっても表現の幅が広がり、結果として世界的な評価も獲得して大成功をおさめました。アリエル技法といえば作家のEdvin Öhrström (エドヴィン・エールシュトレム)が真っ先に思い浮かびます。お写真一番上と、二番目のガラスがエールシュトレムの作品ですが、女性が見つめる窓の先に鳩が飛んでいる、何とも物悲しくも美しい情景のものと、シンプルな鎬パターンのもの。押し並べてヨーロッパの作家たちの絵柄は、神話やオペラなどから採用されているようですが、いまだ勉強不足でして、どの場面からなのかまではよくわかっておりません。三枚目がIngeborg Lundin(インゲボルグ・ルンディン)のもので、深海の泡がわき出してくるような、洗練された大変美しい作品。当時は紅一点だった?と思いますが、女性作家らしく透明感のあるシンプルで美しい作品が特徴的で、フリーベリの器にも似たような共通の美しさがあります。エールシュトレムとともに、世界での評価が大変高い作家です。
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2012 | 7_15 | Sunday
ギャラリー北欧器にGlass Galleryを新設いたしました
ギャラリー北欧器のGalleryにて、
スウェーデンのアートグラスを中心にご紹介する、
Glass Galleryを新しくはじめることとなりました。
Orrefors(オレフォス)工房やKosta(コスタ)工房を中心とした
ミッドセンチュリー期のモダンデザインガラスの最高傑作たちを
少しずつではございますが、ご紹介してまいりたいと思っております。
どれも至極の名品を取り揃えました。
どうぞご高覧くださいませ。
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2012 | 7_6 | Friday
ルーサイトギャラリー 川開き骨董市
本日よりはじまりました浅草橋のルーサイトギャラリーにて開催中の、川開き骨董市にお邪魔してまいりました。いつもリンクにてお世話になっております、ロータスブルー(青蓮亭)の渋谷さんも、この骨董市には毎度出店されております。6つの個性豊かなお店が、思い思いの品々を持ち寄る6日間ということでございまして、まさに欲しい物がありすぎて目移りしてしまうほど。江戸から昭和にかけての骨董たちが大集結しておりました。私がいただいたのは、行く前からどうしても欲しいと決めていた印判手の皿や、楽しめそうな盃、そして一目惚れした御深井の向付。なんともすばらしい晩酌セットになりましたので、後ほどご紹介したいと思います。欲しい物は数有れどあまりの数にすべてご紹介できませんので、ぜひルーサイトギャラリーへ足を運んでいただき、実際に手に取ってご覧になってみてください。川開きのもうひとつのメインは笑月庵の蕎麦会席で、明日より予約制にて貸し切りになるとのことです。本日初日は特別にビアガーデンになっておりまして、気軽に出入りできましたので暑気払いに生ビールをいただいてまいりました。何ともすばらしい川床が江戸にもありました。隅田川の風にあたりながらスカイツリーを見つつ、お蕎麦をたぐり日本酒を一杯とは、ほんとうに羨ましいかぎりです。ルーサイトギャラリーの川開きは6日(金)、7日(土)、8日(日)、14日(土)、15日(日)、16日(祝・月)の6日間おこなわれております。
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2012 | 7_4 | Wednesday
骨董ジャンボリー2012 Summerに出展いたします
だいぶ日差しが強く、暑くなってまいりましたが
皆様いかがお過ごしでございますでしょうか。
恒例となってまいりましたが、
来る2012年の8月4日(土)、5日(日)(3日はバイヤーズデーです)に
東京のビックサイト(東1ホール)にて行なわれる、
骨董ジャンボリーにこの度も参加いたします。
今回は他のイベントへ出品してしまう関係で
Berndt Fribergは少なくなってしまいそうですが、
お買い求めやすい北欧アンティーク雑貨なども含めまして
スウェーデンのガラス作品も出品予定で、
今までにない、新しい顔ぶれが揃いそうです。
そのほかにも、こんな作家や作品の実物を見てみたい等の
ご要望も承りますので、どうぞお気軽にお声をおかけください。
当日お持ちいたします。
出展予定ブースは今回もP11aで会場の真ん中メイン通路沿い、
西洋骨董コーナー中程の角地になります。
また、骨董ジャンボリーのホームページより
入場割引券をダウンロードいただけますので
どうぞご利用くださいませ。
お近くにお越しの際は、
ぜひ足を運んでいただければ幸いでございます。
皆様のご来観をお待ち申し上げております。
ギャラリー北欧器
嶌峰 暁 Satoru Shimamine
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