2013 | 4_30 | Tuseday
『ベルント・フリーベリ展』at ELEPHANT『craft_one corner』へお邪魔しました
28日よりELEPHANTの『craft_one corner』にて急遽開催の、ベルント・フリーベリ展へお邪魔して参りました。所狭しと並べられたフリーベリ作品たち。数やクオリティにも圧倒されましたが、一つ一つ研ぎすまされた形の器たちを、雑然と集合することで、より個々の美しさも際立ち、全体が力強く共鳴するようにも思いまして、フリーベリの新たな美しさも発見いたしました。いや〜やはり何度見ても、フリーベリはよいものです。また、直前ギリギリの北欧器のブログをご覧になって、初日、二日目ともに、ほんとうにたくさんの皆様にお越し頂きまして、感謝を申し上げます。誠にありがとうございました。展示即売会でございますので、お探しの形や釉がございましたら、どうぞお早めにご覧になってみてくださいませ。〜19日まで開催とのことです。
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2013 | 4_28 | Sunday
『ベルント・フリーベリ展』at ELEPHANT『craft_one corner』
表参道のELEPHANT店内で展開している『craft_one corner』にて本日、4月28日(日)より『ベルント・フリーベリ展』が開催されるとのことです。 数日前に急遽決定にて、昨日設営だったとのことでございまして、私は詳細を未だ存じ上げないのですが、ミニチュアから大振りの作品、関連書籍などおおよそ100点を展示販売とのこと。私も早々にお邪魔させていただきます。本日12時スタートですので、フリーベリ作をお探しの方はお急ぎくださいませ。またお近くにお越しの際は、是非一度手に取って、その美しさをご堪能いただければと思います。皆様のお越しをお待ち申し上げております。
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2013 | 4_25 | Thursday
鬼瓦残欠 Huruimono03
少しずつ集まってまいりました、気軽で楽しい骨董品をご紹介するHuruimonoのコーナーです。三つ目は、いらっしゃる方々に必ずお気に留めていただける、なかなかの傑作、私もお気に入りのこちらの鬼瓦残欠です。残欠といえども、物の持つ力や存在感は絶大で、完品の悪霊退散と怒れんばかりの作と同じく、我が家の高いところに鎮座しております。ちょうど眼の上の部分でしょうか、眉毛のような箇所がかなり効いておりまして、まるでオブジェのような佇まいが、本当に美しいものです。鎌倉時代ぐらいのものということでいただきまして、裏には諏訪市の張り紙がありますので、諏訪大社周辺の遺跡から掘り出されたものでしょうか。すべては定かではございませんが、品物のもつオーラのみでも十分楽しめますので、細かいことは気にしないで常々眺め、拝んでおります。
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2013 | 4_17 | Wednesday
池上梅園 清月庵
気がつけば4月ももう半ば過ぎ、何とも早いものです。先日の、春のおもてなし茶会、赤坂の偕香苑に引き続き、世界茶会の岡田さんが、雑誌のインタビューをうける際に、北欧の器たちをお茶道具に見立ててくださるとのことで、池上梅園にありますお茶室、清月庵へお邪魔して参りました。清月庵は伊東深水のアトリエを設計した数寄屋建築家、川尻善治が自宅に建てたものを移築した、何とも趣のあるお茶室です。撮影やインタビューの間、私は美しい清月庵にて、勝手気ままに写真をパシャパシャ撮り回っておりました。年月を経た日本庭園とお茶室は、ほんとうに美しいもので、どこを撮っても絵になってくれます。さらに北欧の器たちとの相性も抜群でして、最後のお抹茶とお菓子の写真はスタルハンの黒い碗なのですが、私は何もしていないのに、素晴らしい情景となって収まってしまいました。これは何ともたまりません。今回の設えも前回同様、アクセル・サルトの花器が蓋置に、薄茶のお碗にニールス・トーソンの掻き文茶椀、そして薄茶器にはアネ・バーンの合子が使われておりました。雑誌は5月発売とのことで、今から楽しみであります。
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2013 | 4_7 | Sunday
春のおもてなし茶会 赤坂 偕香苑
以前、恵比寿のMA2Galleryさんのエキシビジョン、An Invitation to the Delight in the Senses vol.2 "The Quiet Room"にてご一緒いたしました、世界茶会の岡田さんが、赤坂の偕香苑にて、北欧の器を使ったお茶会を開きたいとのことで、昨日は、”春のもてなし茶会”にお邪魔してまいりました。本格的な小間にておこなわれました、濃茶の席には、ベルント・フリーベリの花器が床の間に、アクセル・サルトの花器が蓋置に、濃茶のお碗にニールス・トーソンの掻き文茶椀が、そしてお茶入れにはサクスボーの小壺が使われました。この小間の薄暗い雰囲気は、北欧の冬の曇天の天候と重なりまして、何とも器本来のもつ、美しさを引き立て、さらに共鳴させていたように思います。軸は前 壽則さんの作品で、これもまた秀逸なものです。油絵に金箔、銀箔、和紙、膠など日本の伝統的素材を組み合わせた技法で、枯れた植物を題材にしたシリーズを制作しておりまして、その侘び寂びと言いますか、退廃的な美が私を魅了してしまいました。ほんとうに素晴らしいものです。さらに薄茶の席では、ベルント・フリーベリなどのお碗が大活躍をしておりまして、お抹茶の入った碗を拝見しますと、あらためて北欧の器たちの美しさを、私自身が再認識させられました。岡田さんをはじめ、お茶人の先生方にも北欧の器たちがたいへん好評でありまして、何ともよいお茶会でございました。
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