2018 | 9_26 | Wednesday
Selected Art Fair 2018 蒐集衆商に出展をいたします
いよいよ秋本番の気候となって参りましたが、 皆様、如何お過ごしでございましょうか。
さて、10月20日(土)〜22日(月)まで表参道のスパイラルにて開催をされます、アートフェア 「Selected Art Fair 2018 蒐集衆商」に参加をさせていただくことになりました。
「Selected Art Fair 2018 蒐集衆商」は、アートを日常生活に取り入れることを目指し、 2017 年よりスパイラルにて開催をしている新スタイルのアートフェアでして、「蒐集する悦び」「コレクションの魅力」に焦点を当て、 美術作品、骨董、本、工芸など多岐にわたる「美しいもの」を、 セレクションし、展示・販売をするものです。
出展作品は、目利きのゲストセレクターたちが選び抜いた作品と、 出展ギャラリーが各々展示販売するブースに分かれておりまして、 出展店舗は、現代アートのギャラリーを始め、古美術や工藝、北欧家具までと、 古今東西入り乱れた、多くの作品たちをお楽しみいただける様なフェアとなっております。
ジャンルを超えた、 美しい混沌からあなただけの宝物を発見し、 手に入れる楽しみを体感いただけるアートフェアでもありまして、 是非、皆様の琴線に触れる逸品を見つけ出していただければ幸いでございます。
ギャラリー北欧器の出展は、アートフェアの前期、 10月20日(土)〜22日(月)の3日間でございまして、 私も終日在廊を予定しております。
ようやく凌ぎやすくなってまいりました秋の陽気の中、 お近くにお越しの際はぜひ、 お立ち寄り、ご観覧をいただければ幸いでございます。
Selected Art Fair 2018 蒐集衆商
PLACE|スパイラルガーデン(スパイラル1F)
DATE|[前期] 2018 年10 月20 日(土)-10 月22 日(月)
[後期] 2018 年10 月25 日(木)-10 月28 日(日)
ADMISSION|入場無料
OPEN|11:00~20:00
ADDRESS|〒107-0062 東京都港区南青山5-6-23
ACCESS| 地下鉄 銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道」駅 B1. B3出口すぐ
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2018 | 9_16 | Sunday
インゲヤード・ローマン展
東京国立近代美術館工芸館で開催しております、日本・スウェーデン外交関係樹立150周年 インゲヤード・ローマン展に伺って参りました。インゲヤード・ローマンはスウェーデンを代表するデザイナーであり、陶芸家で、スウェーデンよりプロフェッサーの称号を得た現代の巨匠作家でもあります。所謂北欧モダニズムの系譜を感じさせる、シンプル且つモダンな思考を、現代の工業化の流れの中でも、未だに頑なに守り通している数少ない作家でもあります。ローマンが手がけるガラス食器や陶磁器は、シンプルな形と、白や黒を主とする静かな色あいが特徴で、日本文化からの影響も強く感じさせる作品も多く存在しており、並んだ品々を拝見しますと、まるでカイ・フランクやアルヴァ・アアルトの哲学を彷彿とさせるものでした。日常使いの用の美を追求することは本当に難しく、それも現代社会の制約や束縛の中で、自らの哲学を表現をしていく力量は、素晴らしいものでありまして、特に彼女の形に対する深い思考は面白いものでした。今回の展覧会は、2016年にスウェーデン国立美術館で行われた展覧会をもとに、老舗・木村硝子店のためのシリーズなどの最新作を加え、北欧のガラスメーカー「Skruf(スクルフ)」や「Orrefors(オレフォス)」、イケアのためのデザイン、有田焼創業400年を記念した「2016/ project」でのプロジェクト、建築家との協働プロジェクトなど、ローマン自らが選んだ代表作約180点展示されております。会場には本人が微笑みながら作品説明をしている姿も見受けられ、煉瓦造りの趣ある美術館と相まって、まるで古い北欧の街に飛び込んだかのような錯覚を覚えました。展覧会期間は12月9日まで開催されておりますので、この機会に是非足を運んでみて下さい。
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2018 | 9_2 | Saturday
スペインワインバー ビノニコ 馬喰町
現在ギャラリー北欧器が入居しております馬喰町のビル、bakurocactusのビル一階に念願のお店がオープンをいたしました。スペインワイン専門のバー、ビノニコさんです。店主の泉さんはもともと、神楽坂の有名店、エルカリーノに長くいらした方で、惜しまれつつ閉店をしたのを期にこの度独立をされ、お店をオープンされました。スペインに特化したワインバーというかなり珍しいお店でして、陶器の酒盃で飲む少し酸味のあるワインから、香り良く楽しめる一級品まで、その品揃えはかなりのもの。お店にあります大きな特注のワインセラーが一番に目を引きます。冷菜から温菜までこちらもスペインのみに特化した品揃えが魅力で、シェフではないからとご謙遜でしたが、イベリコ豚の生ハムやミートボールの白ワイン煮込みなど、ワインのお供に最高の品々が目の前で調理されます。店内は、古い木製の家具やカウンターが並ぶ静かな佇まいが、なんとも落ち着きまして、カウンター以外には奥に小上がりのお座敷もありますが、一人で回しているので、今は4人までしか店内に入れないとか!?また泉さんは偶然にも知り合いの陶芸家、佐藤典克さんの義理のお兄さんらしく、当然泉さんの妹さんも陶芸家でありまして、店内の器は妹さんの器で供されておりました。お店を出るとすぐそこに誘惑がやって来てしまったようで、嬉しいのか、やばいのか。電話はありませんので、ご予約はメールのみですが、17時ぐらいからオープンをしておりますので、ぶらっとbakurocactusにお越しの際は、ぜひ一杯だけでもお立ち寄りいいただければと思います。
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