2019 | 3_31 | Sunday
対談 ドリス・ヴァン・ノッテン×杉本博司
いよいよ新元号発表が明日に迫った本日、日本で一番好きな場所と言っても過言ではない、東京国立博物館へ。上野はまさに桜満開でして、晴天の日曜日ということもあって、人人人でごった返しておりました。先日のGOETHE(ゲーテ)でもお世話になりました、ファッションディレクターの島田さんのお誘いで、シークレットな特別対談へと伺ってまいりました。ベルギーはアントワープの人気ファッションデザイナー、ドリス・ヴァン・ノッテンさんと現代美術家の杉本博司さんの前代未聞のスペシャル対談との事。もともとドリス・ヴァン・ノッテンの本国PRディレクターが島田さんのご自宅を訪れた際に、杉本さんの代表作、海景が飾られており、それに感銘を受けて今回の対談の打診があったそうです。ドリス・ヴァン・ノッテンは日本進出10周年で今回の来日しており、原美術館では本日まで3日間限定で、ドリス・ヴァン・ノッテンとのコラボレーションの展覧会も開催されておりました。まさにドリス尽くしの春の幕開けであります。
ドリスは所有する大きな庭園から、服のアイデアの着想を得るそうで、杉本さんも江之浦測候所を例に自然とクリエイティブについてお話をしておりました。しかし当然ながらお互いのクリエイティブの発想は、共通点はあれど、全く相入れないものだなぁと感じました。現代美術は想像を無限に膨らまして、過去現在未来を行き来するもの。ファッションはその想像を極限まで削ぎ落とす作業なんだと、二人の会話から気づかされました。毎シーズン、服を芸術と呼ばれるまでに昇華させるドリスのクリエイティビティは、実は最も過酷で並大抵のものではありませんでした。普段器と対峙していては全く気づかない奥深い対談は何とも勉強になりました。島田さん、この度も本当にありがとうございました。
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2019 | 3_27 | Wednesday
雑誌 幻冬舎 GOETHE 5月号に掲載いただきました
一昨日3月25日発売の、GOETHE(ゲーテ) 2019年 05 月号 にベルント・フリーベリの作品をご紹介いただきました。「モノは人を語る 一目置かれる服と人」という特集の中の、「いいね!」がつくモノのコーナーにて、ベルント・フリーベリの市松文様が入りました大鉢をご紹介いただいております。また今回はさらにスペシャル号でして、何と表紙には、山下智久さんの前に沢山のベルント・フリーベリの器たちを置いていただくという、私にとっても、フリーベリファンにとっても感謝感激雨霰な特別記念号となりました。山下さんのクールでスマートな印象が、フリーベリの存在感にぴったり合っておりまして、まさに永久保存版でございます。ファッションディレクターの島田さん、この度もご紹介をいただきまして、ほんとうにありがとうございました。とても素敵に仕上がっております。
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