2024 | 11_29 | Friday
12月のOpen Dayと歳末感謝祭「冬の碗・鉢2024」
早いもので今年も師走でございます。いかがお過ごしでございましょうか。
ご予約無しでご来店をいただける、ギャラリー北欧器のオープンデイ。 12月は新入荷の作品たちや常設展と共に、昨年に引き続き、歳末感謝祭「冬の碗・鉢2024」を開催いたします。ベルント・フリーベリの碗作品を中心に、直しや小さな欠けのある作品、釉のスポットが大きいものなど、3万円からの特別価格でご紹介をいたします。直しがあってもキリッと美しく文様が入っている逆富士山型の碗作品を筆頭に、濃く深い青の酒盃サイズの作品、口縁がうねる碗作品たちなど、上手の作品ばかりを取り揃えておりますので、ぜひご高覧をいただければ幸いでございます。
またウェブサイトのStockとWebshopに以前より掲載しておりますフリーベリの碗や鉢作品全て、表示価格から半額にてご紹介をいたします。冬の碗・鉢の出展作品ほとんどが10万円前後で楽しめる作品たちでございますので、年末年始にお食事のお盛り付けなどでお使いいただけるかと思います。この機会にぜひお楽しみをいただければ幸いでございます。
オープンデイは12月6日(金)から8日(日)と13日(金)から15日(日)の合計6日間ですが、歳末感謝祭は売り切れ御免で、6日から店頭とウェブサイトで開催しております。オープンデイ以外のお日にちやお時間は、ご予約でのご来店をいただいても結構でございます。またWebshopの作品以外は、店頭のご紹介がメインですが、会期前からブログでお値段やサイズなどご案内してまいりますので、ぜひご覧くださいませ。
ギャラリー北欧器 Openday
12月6日(金)13:00〜17:00
12月7日(土)13:00〜17:00
12月8日(日)13:00〜17:00
12月13日(金)13:00〜17:00
12月14日(土)13:00〜17:00
12月15日(日)13:00〜17:00
新入荷作品は、ウィルヘルム・コーゲ作品を中心に、ベルント・フリーベリ作品も新しく入荷をしております。来年の3月に開催のアートフェア東京2025にはウィルヘルム・コーゲとベルント・フリーベリの二人展を開催予定のため、かなり本腰を入れての仕入をしております。ぜひお手に取ってご高覧をいただければ幸いでございます。
本年最後の12月のオープンデイも皆様のご来店をお待ち申し上げております。
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2024 | 11_26 | Tuesday
ELD INTERIOR PRODUCTSの季刊誌LIFE DESIGNに掲載いただきました
岡山県にあります、オリジナル家具の制作、販売や店舗デザイン、住宅設計、カフェを運営されております、ELD(イールド)さんの季刊誌、「LIFE DESIGN」にギャラリー北欧器のお店を掲載いただきました。 ELDさんの東京のお店が馬喰町のお店のすぐ側にありまして、地元のお店紹介のマップにて、上の階のvandaka plantsさんと共にご紹介をいただいております。また来年には東東京MAPという馬喰町から日本橋や蔵前、清澄白河までを網羅した街歩きマップも制作中とのことで、乞うご期待です。「LIFE DESIGN」は馬喰町の店舗に置いておりますが、数に限りがありますので、ご近所のELDさんのお店にお立ち寄りいただきまして、オリジナル家具を眺めつつ、ぜひご一読くださいませ。
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2024 | 11_22 | Friday
Isshin Tanisaki 「Creation of Image」
先週になりますが、代官山にあります、LURF GALLERYさんで11月15日から開催しております、Isshin Tanisaki「Creation of Image」のオープニングレセプションにお邪魔をしてまいりました。お客様からご縁をいただきまして、こんな素敵なレセプションにお誘いいただき、本当に感謝を申し上げます。 LURF GALLERYさんの一階は、北欧好きにはたまらない、希少な北欧ビンテージ家具を使用したカフェになっておりまして、そちらで至福の時間を過ごさせていただきました。展覧会の様子を少しご紹介をさせていただきます。
2階のギャラリーには谷崎一心さんの最新作で、大きな作品たちが並びます。渦を重ねた技法の作品で、一見静かな作品に見えますが、近くで見ると、うねる力強い渦の組み合わせで構成されています。マチエールの凹凸や色の表情が複雑に入り乱れていますが、遠目に見るとモネの作品の様に静かで穏やかな佇まいをしております。なぜ、この淡い様々な色味がじわりじわりと絵の中から湧き出てくるのか、思わず絵の中に引き込まれそうになります。
一階のGallery Cafeにも作品が並んでおります。コーア・クリントやカイ・シムヘイの家具とポール・ヘニングセンの照明たちに囲まれて作品が展示されておりますが、空間全体で調和が取れており、まさに圧巻の景色です。照明を落として蝋燭の光と共に暗闇に浮かび上がる作品もこの上ない美しさがあります。
カフェ全てが美術館の様です。モーエンス・コッホの棚が当たり前の様に大量に並んでおり、こんなにあるものなんだと錯覚に陥りますが、隅から隅まで全てオリジナルの希少なビンテージ家具で、まさにあり得ない光景です。アクセル・サルトの作品も並び、大きな作品には花が生けられておりました。前代未聞の名作家具に座りながら、カフェメニューをいただけるという最高の贅沢空間があります。
LURF GALLERYさんでの展覧会、Isshin Tanisaki「Creation of Image」は12月16日(月)までの開催です。作品の美しさとカフェの素晴らしさは、絶対に体験をしないとわからない未知との遭遇で、私はカルチャーショックに近い衝撃を受けました。二度目の来訪で、カフェの隣の見ず知らずの人から、何て素晴らしい絵なのでしょう、作家さんのことご存知ですか?と話しかけられた程ですので、誰もがそう感じると思います。展覧会の会期中にぜひ会場に足を運んでみてくださいませ。
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2024 | 11_12 | Tuesday
「Stengods Gustavsberg ベルント・フリーベリ」展は無事に終了いたしました
11月11日(月)まで開催をしておりました、Stengods Gustavsberg「ベルント・フリーベリ」展は無事に終了をいたしました。連日ご来店をいただきました皆様、ウェブサイトやインスタグラムにてお気に留めていただいた皆様、さらにお買い上げまでいただきました皆様には、改めまして、心より感謝と御礼を申し上げます。店頭での展覧会は初めての試みでしたが、蔵出し市同様に、毎年の恒例行事になる様に企画してまいります。また次回もご高覧を賜りましたら幸いでございます。
企画展の本末転倒ですが、ご売約作品以外は引き続き、店頭またはWebExhibitionにてご覧いただけます。展覧会期間中にお越しになれなかった皆様はぜひ、11月のオープンデイ11月22日(金)〜24日(日)や、12月は12月6日(金)〜8日(日)、12月13日(金)〜15日(日)の2週に渡りオープンデイとして店舗を開けますので、お越しいただければ幸いでございます。 またインスタグラムなどでも展覧会出展作品のお写真や動画を一つずつご紹介をしてまいりますので、お気に召していただける作品がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
ギャラリー北欧器 11月のOpenday
11月22日(金)13:00〜17:00
11月23日(土)13:00〜17:00
11月24日(日)13:00〜17:00
ギャラリー北欧器 12月のOpenday
12月6日(金)13:00〜17:00
12月7日(土)13:00〜17:00
12月8日(日)13:00〜17:00
12月13日(金)13:00〜17:00
12月14日(土)13:00〜17:00
12月15日(日)13:00〜17:00
フリーベリ作品以外も、新入荷作品が多数ございますので、オープンデイは多くの作家を併せまして、ご覧いただける様にいたします。ぜひ、お気軽にご来店をいただければ幸いでございます。
11月、12月のオープンデイも皆様のご来店をお待ち申し上げております。
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2024 | 11_06 | Wednesday
明日より「Stengods Gustavsberg ベルント・フリーベリ」展が始まります
いよいよ明日の11月7日(木)からギャラリー北欧器にてStengods Gustavsberg「ベルント・フリーベリ」展が開催されます。出展作品の一部はWeb Exhibitionのギャラリーでもご覧いただけますが、入荷作品多数のため、全てをウェブではご紹介しきれず、ぜひ会場に足を運んでいただきまして、実物をお手に取ってご覧いただければ幸いでございます。
またベルント・フリーベリ展の展覧会期間が短いため、期間中にお越しになれなかった皆様はぜひ、11月のオープンデイ、11月22日(金)〜24日(日)や12月は第3週までの毎週末オープンデイとして店舗を開けますので、お越しいただければ幸いでございます。皆様のご来場をお待ち申し上げております。
「Stengods Gustavsberg ベルント・フリーベリ展」
期間:2024年 11月7日(木)〜11月11日(月)
時間:11時〜18時(期間中無休)ご来店の予約不要です。
会場:ギャラリー北欧器
〒103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町2-4-1 Bakurocactus3F
最寄駅:JR総武線 「馬喰町駅」出口6
JR総武線快速 「浅草橋駅」西口1より徒歩3分
都営浅草線「浅草橋駅」より徒歩7分
都営新宿線「馬喰横山駅」より徒歩9分
日比谷線「小伝馬町駅」より徒歩10分
隣は古い建物の吉田薬局さんで、 緑色のビル3階です。
エレベーターがございませんので、 恐れ入りますが階段をお上りください。
電 話 :03 5460 6036
メール:mail@hokuouki.com
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2024 | 11_02 | Saturday
- The Peacock Room - 於 faro WORKPLACEが始まりました
昨日11月1日(金)より、中目黒のコンテンポラリーアートのギャラリー、faro WORKPLACEさんで企画展「- The Peacock Room - 手塚愛子/ベルント・フリーベリ/井上揚平(鎌倉緑青)」が始まりました。私が訪れたのは夕方でしたが、手塚愛子さんが在廊されていたので、本当にたくさんの皆様がご来場されておりました。会場の様子を少々ご紹介をさせていただきます。
エントランスから、息を呑む構成です。ベルント・フリーベリの白釉水注にアケビの実を生けていただいております。手塚さんのモダンな作品がとても素敵で、空間の緊張感を高めております。今回始めて、鎌倉緑青の井上さんはベルント・フリーベリの作品に出会ったそうでして、シンプルながらもなかなか難しい器とのこと。ご用意いただいた膨大な草花の中から試行錯誤して生けていただいたそうです。展覧会の会期中、毎週合計6回も生け替えてくださるそうで、秋から冬へと移ろいゆく季節も感じられて、次はどうなるのか本当に楽しみです。
会場内の構成も素晴らしいです。孔雀の作品の前の青い扁平花器もこんなに美しく佇むとは思ってもいませんでした。手塚さんの作品は、織物の糸を解きほぐして作品を完成させており、実物を拝見するとその質感や微妙な凹凸から生まれる力強さが格段に違います。お写真ではどうしてもお伝えできない何か立体彫刻の様な顔も覗かせます。特に花を解きほぐした作品は、フリーベリとの相性が抜群で私のお気に入りです。faro WORKPLACEのギャラリーのディレクターを勤めていらっしゃるめい子さんとは、MA2Galleryにいらした時からの縁で、今回フリーベリの展示を是非とお声がけいただきました。数あるフリーベリの中から、めい子さんに全てお任せでこんなにも素敵に並べられるとは、脱帽であります。やはり最近は人生は何事もスタイリングであるなとつくづく感じます。
faro WORKPLACEはシェアオフィスを青山と神楽坂、そして中目黒でやられていて、神楽坂と中目黒にはコンテンポラリーアートギャラリーも併設されております。オーナーの堀さんは現代アートのコレクターでもあり、シェアオフィス内には、数々の著名作家の作品が飾られており、まるで美術館にいる様。今回はオフィス会員スペースのラウンジにも手塚さんの作品やウィルヘルム・コーゲ作品が展示されております。私はルイスポールセンの松ぼっくりに興味津々ですが。。。めい子さんに言っていただければ、館内までご覧いただけます。会期は12月7日までのロングランでございます。鎌倉緑青さんのお花も次は何に生けられるのか、毎週変わってまいりますので、この機会にぜひ、ご来場をいただきましてご高覧をいただければ幸いでございます。
- The Peacock Room - 手塚愛子/ベルント・フリーベリ/井上揚平(鎌倉緑青)
ドイツと日本を往来しながら制作を続ける手塚愛子の、孔雀の絵柄が織り込まれた織物が解かれた作品からイメージを広げ、東洋の陶磁器に影響を受けたベルント・フリーベリの器に、西洋技術を学んだ後に日本の山野草を扱うフローリストとして活動する井上揚平が花を挿す、「The Peacock Room」展を開催致します。
展覧会タイトルの由縁となる実在の「The Peacock Room」は、1877年にロンドンの海運王の依頼で設計され、ジェームズ・マクニール・ホイッスラーによって改装されたダイニングルームです。この部屋は、着物姿の女性の肖像画や孔雀の絵が壁面を飾り、当時の東洋趣味を反映してつくられました。さまざまなドラマを経て、現在はワシントンD.C.のスミソニアン協会・フリーア美術館に移築展示され、多くの来訪者が訪れています。
また、部屋の名前にもなったPeacock(孔雀)は、東南アジアからアフリカに生息し、東洋では幸運や繁栄を象徴する神聖な生き物として愛されてきました。西洋でも古代から女神の使いや虚栄心の象徴として描かれ、キリスト教の図像にも登場します。孔雀の美しさは異なる文化間で象徴として表現され、多様な解釈を生み出してきました。それにより、他国への尊重が促され相互理解も深まってきたと言えるでしょう。
文化や技術の出会い、交流を通じた対話から生まれる調和。faroWORKPLACEバージョンの思索を深める小さな空間「The Peacock Room」にぜひお越しください。
※会員制のFARO中目黒館内にも手塚愛子、ウィルヘルム・コーゲ作品を特別展示いたします。
観覧ご希望の方は事前にメールにてご連絡下さい。スタッフがご案内いたします。
作家名:手塚愛子、ベルント・フリーベリ、井上揚平
展覧会名:The Peacock Room
会 期:11月1日(金)- 12月7日(土)
会 場:faro WORKPLACE
目黒区青葉台3-15-17 faro中目黒1f
11時-19時 (入場無料・休廊:日/月曜)
03-6403-5636 contact@faroworkplace.art
協力:AIKO TEZUKA STUDIO ギャラリー北欧器 鎌倉緑青
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