2025 | 5_7 | Wednesday
ギャラリー北欧器「北欧酒器展 2025」
初夏の候、如何お過ごしでございましょうか。
さてこの度、ギャラリー北欧器に於きまして、「北欧酒器展」を開催する運びとなりました。
デンマークとスウェーデンの作家たちの作品の中でも、 酒器として見立てられる、手取り良い小鉢作品を厳選いたしまして、 50作品あまりを一堂にご紹介いたします。
北欧美術陶芸作品は元々、使う目的では作られておらず、東洋的な器のオブジェとして制作されたもので、実際、ほとんどの作品は実用向きではありません。しかし時より、使ってもよろしいサイズと手取りの作品が出てくる事があり、それを酒器として、またはお茶碗として見立ててお使いいただくと、実際とても楽しく、北欧陶芸の楽しさを直に感じられると、皆様に好評をいただいておりました。お手元で口縁に口をつけてお酒などをいただくと、何とも器の温もりまで感じられて、北欧陶芸の面白さや奥深さを、よりダイレクトに感じていただけるかと思います。
「北欧酒器展」の出展作家たちは、お馴染みのスウェーデン、グスタフスベリ製陶所に所属したベルント・フリーベリはもとより、師匠のヴィルヘルム・コーゲ、ロールストランド製陶所のカール・ハリー・スタルハン、デンマークはアクセル・サルトやサクスボー製陶所の作家たち、そしてニールス・トーソンに至るまで、東洋古陶磁に影響を受けたであろう作家たちが中心です。
近年の高騰で、中々手にするのが難しくなってきた作家もおりますが、皆真摯に研究を重ねて地道に作り上げた作品が多く、たとえ見知らぬ作家でも、心を打つ作品が多いのも北欧陶芸の特徴です。
彼らの作り出した、様々な器の中でも、特に酒盃として見立てられる作品が数多く揃ってまいりまして、普段なかなかお目にかかれない珍しい作品たちが目白押しでございます。この機会にぜひ、お気に入りの酒器を見つけてみてくださいませ。
またこの度の展覧会に併せまして、 久方ぶりの作品帖を制作いたします。 デジタルブックで、オンラインでのみご紹介いたしますので、仕上がりましたら改めまして、ご案内をさせていただきます。展覧会とお併せましてご高覧をいただければ幸いでございます。
ギャラリー北欧器「北欧酒器展 2025」
期間:2025年 5月29日(木)〜6月2日(月)
時間:11時〜18時(期間中無休)ご来店の予約不要です。
会場:ギャラリー北欧器
〒103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町2-4-1 Bakurocactus3F
最寄駅:JR総武線 「馬喰町駅」出口6
JR総武線快速 「浅草橋駅」西口1より徒歩3分
都営浅草線「浅草橋駅」より徒歩7分
都営新宿線「馬喰横山駅」より徒歩9分
日比谷線「小伝馬町駅」より徒歩10分
※隣は古い建物の吉田薬局さんで、緑色のビル3階です。
エレベーターがございませんので、恐れ入りますが階段をお上りください。
電 話 :03 5460 6036
メール:mail@hokuouki.com
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