Arne Bang (アネ・バーン)
有機文平鉢

【モダニズムと民藝 北欧の器展 図録32ページ所載現品】

 

Organic pattern flat bowl
W 24.5cm H 4cm 1940年代製 
AB206 (1940's)

 

 

(ご売約)

 

 


 

 

デンマークの個人スタジオ、アネ・バーンの装飾が施された大きな平鉢サイズの作品です。アネ・バーンはもともと、デンマーク王立美術学校にて彫刻を学び、 1925年のアール・デコ博覧会で兄のヤコブ・バーンと共に、デンマーク・パビリオンのディレクションを務めることでキャリアをスタートしました。25年より30年代にかけて、ホルムゴー・グラスワーク社でストーンウエア制作をはじめ、同時期には陶芸作家のカール・ハリアーと共に、スタジオを開き、さらに1932年から1951年までは自分自身のスタジオ、 アネ・バーンで作陶活動を行いました。彼の作陶は大衆に質の高いストーンウエアを届けることを目標としており、年間に1万点も制作した年もあったようです。この時代の作家たちは、アーツアンドクラフツ運動や、バウハウスなど、 当時は貴族階級の特権でもあった美術品を、民衆や労働者階級へと、美しいデザインとして変換をして届けるという特別な精神や理念が皆宿っており、その心意気や本気度は並々ならぬものです。アネ・バーン作品は荘厳で重みのある、まるで石で作ったかの様な作品がメインでして、全体に深い鎬文様が入りました、ギリシャやローマのエンタシスの様な作品が多いものですが、 より細かな装飾を施した作品は、評価がグッと高くなります。轆轤で作陶するというよりもモデリングの様に轆轤を回しながら器を形作っており、 そのデザインを元に一つ一つ型成形にて作られており、 同じ形でも釉薬の変化により一つ一つ違った作品になります。 大ぶりな平鉢サイズで、口縁がガラス細工の様に内側に柔らかくうねり、そこには把手が付けられております。薄茶の釉薬の上から鼠色の釉薬が掛けられて、まるで自然石の様な複雑な表情をしております。状態はたいへんによろしいものです。2014年の愛知県陶磁美術館での展覧会「モダニズムと民藝 北欧のやきもの展」へ出展をされている作品です。

 

 

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